染色

何色に染まりたい？

創作に意識を傾けるとき、私がまず自身に問う項目だ。

各々の表現したい事象は多種多様に分岐し、一見複雑なように見えるだろう。

しかし私、伍人目としては、それらは大きくは色によって分類されると捉えている。

まず色を決めるのだ。

自らの主張をその色で染め切ったとき、そこに語句が生まれる。

それが自らの意思だ。

より深淵からそれらの意思を拾い上げ、己の知性で磨くのだ。

それはやがて、宝石を寄せ集めてできたネックレスのように繋がれ、詩となってゆく。

第二の色は上記の通り、装飾として働く。

詩中に散りばめるように使う。

或いは混ざり合う、飲み込まれる、弾き合うといった反応を、まず自らが楽しむ。

そのまま使うのではない。

そこから新たな語句が生まれる。

これを何度か繰り返し、組み合わせたものが作品となる。

個人差による影響は最終的には速度として表れるものであり、この手順を踏むことは誰にでも可能。

その気があるのであれば、一度くらいは試してみても良いのではないだろうか。

筆名

ペンネーム「何気ないユーティリティ」さんからの投稿です。

最近肩が重いなと思ったら、タンクトップに大量の針金が埋め込まれていました。

ペンネーム「さっきから幼女が俺のことを見ているんだが」さんからの投稿です。

先週の金曜からずっと同じ曲を聞いていたらいつの間にか一週間がたっていました。

ペンネーム「ショッピングモールの高い位置にある丸いやつ」さんからの投稿です。

雨が降ってきたので好きな女の子が入ってくることを期待しながら傘をさしたら、
願いもむなしくワキガの先輩が入ってきました。

ペンネーム「石になったモアイ」さんからの投稿です。

うちのおばあちゃんが「やっぱり冬はみかんだね」と言いながらゆずを食べていました。

ペンネーム「タテガミ女」さんからの投稿です。

やっぱりこの季節にスカートは寒いなと思っていたら、後ろをパンツに挟んでいました…

ペンネーム「地蔵ライジング」さんからの投稿です。

試着室で何気なくジョジョ立ちの練習をしていたら後ろから彼女が覗いていた。

ペンネーム「ほっともっときっと家光」さんからの投稿です。

ケガをした野良猫を助けてあげたら毎日玄関にネズミの死骸を置いていくようになりました。

…アンタら、ペンネームばっかこだわってんじゃねーよ！！

昨今の投稿事情に関する心の叫びであった。

擬態

今日は漫画業界にある可能性を提唱したいと思って来たのですが。

一言で言うと今回は「ド　ン」の話。

迫力のあるシーンやキャラの動きを表現するために使う擬音語や擬態語。

…あれはちゃんと読める文字である必要があるのか？という話です。

それっぽい形さえしていれば文字じゃなくても別にいけるんじゃないの？

むしろ場合によってはその方が効果的なことすらあるかもしれないという可能性。

これがヒットすればもしかして俺が漫画業界の歴史を変える存在に！？

とりあえずまずは何らかの形で試してみないといけませんよね。

既存の漫画はちゃんと読める擬態語に合わせて描かれているので論外でしょう。

というわけで、ちょっと漫画の一部を自分で描いて試してみることにしました。

こんなことを提唱するためだけに一部とはいえ漫画を描くモチベーションがあるのか？

いやいや、せっかく凍結しているF・Aに久しぶりにスポットライトを当てるチャンスだ。

物は試しですから、やってみるしかないですよね。

完成がいつになるかはわかりませんが、とりあえず挑戦してみよう。

駐攻

ここだけの話、俺PSWには手を出す気になれないんですよ。
（※PSW：Play Station Worldの略であり、PS系ハード・ソフト等を全てまとめたもの）

ただ、SCEにはもっとみんなを驚かせるようなことをして楽しませてほしいんです。

手を出す気はないけど応援はしてるみたいな位置づけなんですね。

ただその信者が軒並み終わっている。

俺は中学・高校と１人ずつその最たる例を見てきた。

というか被害者でもあると言った方がいい。

中学の時はゲームキューブの時代だったが、当時のGCは負けハード。

時代はPS2一色、なんとシェアの8割をPSが持ってるという凄い時代だった。

中学に行けばやれGCがメモリーカードをパクっただのディスクをパクっただの酷かった。

身振り手振りで叫んでくる奴がリアルにいた時代だったからな。
（あいつは他の言動を見ても目立ちたいだけだったと思ってるが）

ただ、GCが弟のものだったというのもあったし、なによりPSが本当に強かったので、
この時代に奴らが放っていた罵詈雑言に対しては特に何とも思わなかった。

むしろそうなんだろうなくらいに思っていたような気がする。

高校に入るとしばらくしてDSが発表されPSPとの直接対決になったが、
ここでも一人本性を現してきた奴がいる。

別にDSの話なんか一切してなかったのにいきなり話を持ち出して来て、
「あんなもん電車の中でやってたら周りから指さして笑われるわ！」とか言ってた。

これには周囲も苦笑い。

このときコイツが一番タチが悪かったのは、それを何日も言い続けていたこと。

俺は同じことをいつまで言ってんだコイツと思っていた。

確かこの発言の回数は２桁は超えたはず（いろんな人に言ってるのを横で聞いてたし）。

でも、この時点で俺もDSに興味が無かったので反論したことは一度もない。

そしてこの後蓋を開けてみれば、Wii発売、DSバブルと続いていくわけだが、
現状に物申したい部分がある。

…なんでお前ら弱いクセに未だに上から目線なの？

正直この一言に尽きる。

なんであんなにPSだけが正しいみたいな言い方ができるんだろうか。

それが通用するのはPS2時代までじゃないか？

当時同じことを言われてたら俺は何とも思わなかっただろうが、
この現状でそれを言うってのは相当何も見えてなくないか？

今はむしろ任天堂信者が調子に乗ってPS信者側は今に見てろという時代じゃないのか？

この辺のわけのわからない上から目線が非常に腹立たしい。

あと任天堂のソフトが売れたら叩くという思考が理解不能。

任天堂のハードで任天堂のソフトが売れて何が悪いのだろうか？

ちょっとお近づきになりたくない人種だわ。

その代り今任天堂が好調だからといって調子に乗りすぎてる信者もやめてほしい。

ツイッターなどで任天堂ハードの文句を言った奴のところに突撃していったり、
開発者の個人情報を特定する等の攻撃を仕掛けるキチガイ共。

コイツらが両陣営からいなくなって初めて、まともにゲームが語れる時代が来るだろう。

とまあ、色々言ったけど結局PSWに手を出せない本当の理由は高いからです（苦笑）

常に同じ時期に任天堂が安いのを出してくるんで、そりゃ任天堂ハード買いますよね。

どんなゲームをやろうと使う時間は同じなんだから、個人的には安い方がいい。
（もうゲーム性という面ではハードによってそれほど差があるとも思えないし）

PS3初期に５万以上出して買ってる竹の人とかはある意味尊敬するわ（笑）

必須

最近マンガと本の何が違うのかという話を目にしたんだが、そんなこともわからないのだろうか？

社会に必要なのは本であって、その違いは学習ができるかどうかにある。

文章を使って物事（見聞から自分の意思まで）を表現する能力が社会では必要不可欠であり、
良書を読むことでしかそういった表現は身につかないということだ。

知りもしない言葉を扱える人間なんていないからな。

マンガはあくまでも娯楽、娯楽と学習を混同しては駄目だ。

マンガの中で主張を社会に投げかけようと試みる者も、当然それを念頭に置く必要がある。

自分はあえて娯楽の中にその主張を持ちこんだのだと。

しかしこういう考え方もある。
（こう書くとこのあとマンガ擁護に走るのではないかと思うかもしれないが、そんなことはない）

そもそも、そういった違いがあるからマンガが存在しているのではないだろうか？

マンガの方が表現としては簡単だしな。

良く見せようと思えば必要となる技術の量は本に比べて増えるが、
それだけ表現方法に自由度があるということでもある。

気に入った花を見せたければ、その花を描けばいい。

文章で表現しようとすると、色、形にはじまり、匂いや背丈、周囲の状況なども、
全て文字で表現することが必要になりかなり面倒くさいし、
ここに決まり切った表現方法であるとか、文法の美しさが入ってきて大変だ。
（逆に言うとマンガにはこの絵柄でなければならないというようなものは無い）

これがマンガの方が表現が簡単な理由だ。

わかりやすい例を挙げると、カラーと白黒みたいな関係だ。

カラーは当然色使いなど白黒に比べて技術量は増えるが、色で表現できる。

赤く描けばリンゴになるし、緑色に描けば青リンゴになる。

白黒は、この場合はある程度諦めるか、比較対象を設けて濃淡で表現する等の必要がある。

ちなみに、どちらもある程度技術を身に付けたと想定した上での比較だ。

技術が無い者は極端な話分数の割り算ができないようなもので、想定する必要が無いわけだ。

技術を身につけること自体は何に対してでも良いことだと思う。
（人に迷惑をかける行為に使わないのであれば）

では、ある程度技術は身についているとの仮定の上で比較すると何が大切になるか。

実際に生活する上で必要になるかどうかではないだろうか。

こうなってくるともう本とマンガどちらが必要かなんて最初から明確すぎる。

文章を書くことなんて社会人として生きていくための必須条件じゃないか。

マンガだって絵だけで全部表現できるなら本と互角にやりあえていたかもしれないな。
（まあ本当にそんなことになったら象形文字じゃあるまいし時代錯誤も甚だしいが）

絶対に必要になる技術を優遇して何が悪いというのか、マンガ派は思いあがり過ぎだと思う。

そんなに好きなんだったら勝手に報告書をマンガで描いて提出しとけと。

まあ、そんな人間はいないと理解した上で話していますよ（笑）

あと、偉そうな口調で反感を買ったのではないかと思っているんだが、これこそが本記事の狙い。

本をあんまり読まないと、こういう頭の悪い文章しか書けなくなってしまうよ！？

百聞は一見にしかずということで、実例をこのように持ってきたわけです。

この文章、そして議題自体が、娯楽の域を抜け出せてないんだよな…