続編

一度完全に終わったかのように見えた話に不意に続きができていたらどう思うか？

皆さんがこれまでの人生で体験してきた様々な物語には必ず終わりがあったはずです。

しかし、それが実は本当の終わりではなかったとしたらどうでしょう？

それも、さも当然続きますよと言わんばかりに何の断りも無く続きが始まっていたら。

私の予想が確かならば、ちょっと驚くのではないでしょうか。

それはそんなに大したことではないのかもしれない。

でも代わり映えのしない日常にちょっとした驚きがもたらされるということは、
実は凄く大切なことなのかもしれないわけです。

そこで当企画では、これまでの記事の続きを勝手に作っていきたいと思います。

綺麗に終わっていたあの記事や勢いまかせで無理矢理終わらせたようなこの記事、
終わったとも終わっていないとも取れるようなその記事まで、無理矢理続けます。

続けさせて見せます！

そうと決まればあれこれ議論するよりも実際に見てもらった方が早い！

それでは早速１記事目、続けていきましょう。

本日の記事はこちらです。

虚言の季節

追裕

人間追い込まれた方がわりと自由に動けたりすることってあるよねぇ。

例えばこの俺なんかがそうだったりもする。

５０記事書く間に５１日経過してしまえば差が開くっていうような状況。

かと言って追い付いたとしてもまだ来ていない日の記事を書くことはタブー。

どちらも自分で決めたルールだけれど、決して守れているとは言えない。

それでも（無理矢理）なんとかなってる（ことにしている）。

逆にこの状況こそ永遠に続けられる自信すら湧いてきている。

まあ今後劇的に勤務状況が変わったりして物理的に不可能になるかもしれないが、
少なくともそういう場合を除けば全然ギブアップのギの字も出てこない雰囲気。

追い込まれた先に待っていたのは、なぜか余裕だったのである。

そういう経験ってないですか？

ちょっとそういうお便りを読者の方から頂いているので、
今回はそれメインで進めていこうと思います。

それじゃ早速行ってみましょうかね。

虚言の季節

持寄

先日、マクドナルドで一人、夕食を楽しんでおりましたら。

なにやら前の方のテーブルが賑やかになっておりまして。

よく見ると高校生があの3DSを持ち寄って遊んでいるではありませんか。

何かの間違いかと思いましてよく記憶を探ってみましたところ。

みなさま、モンスターハンター４、発売でございます。

ははーなるほどといったところでございますね。

今回は同期内でも購入決定との話を多く聞いておりますので。

私も3DSを購入しているからにはもちろん手を出すつもりでございます。

それにしても、よもや高校生が3DSとは、面白いものを見せて頂きました。

まあ彼らがやっていたのはポケットモンスターだったのですがね。

虚言の季節

御蹴

あるところに男ばかりの三兄弟がいましてね。

三兄弟の長男の名前は稔（みのる）だったんです。

そして二男の名前は満（みつる）になったそうです。

ここまではよかったんですが、三男の名前を決めるときに両親は酷く悩んだそうです。

いつまで考えても決まりそうにない。

ある日、頭を抱える旦那さんに天使の声が聞こえてきたそうですよ。

ラ…ラ…ララ…ララララ…ラララ…ラ…ラ…ララ…ラララララ…

ラ～ララ～ラララララ～ラ～

消～臭～力～♪

三男の名前はミゲルになったそうです。

ところがこれは、まだ旦那さんが三男の種を仕込む前のお話なんです。

ただ「み」で始まって「る」で終わるという法則を守るためだけに、
作る前から既に名前を決めてしまったんだとか。

作られる前から名前が決まっている子の、その名前に込められた意味は無いのだろうか？

少なくともその子のことを思って付けられた名前ではないんだ。

本日は現代社会のそういった問題について皆さんと語っていきたいと思います。

虚言の季節

窓辺

私の知り合いのSさんにね、少し前に好きな人ができたんですよ。

その女性は、あるマンションに住んでいる方で、
いつも窓辺に立って外の様子を眺めていたんですって。

最初はチラッと見ただけだったんですが、何度か続くとだんだん気になってきまして。

Sさんは用事でその道を通るたびにその女性がいるかどうか確認するようになったそうです。

でもふとおかしなことに気付いたんですよ。

Sさんがその道を通る時間は特に決まっているわけではないんです。

それなのにその女性はいつそこを通っても窓の外を眺めているんです。

その日、Sさんは意を決してその女性に声をかけてみたんだそうですよ。

だってそう、その部屋の窓はいつも開いてるんです。

「こんばんはー！」

明らかにその女性に言ってるとわかるように、大きめの声で呼びかけてみた。

返事がない。

顔は微笑んでいるのに、いくら呼んでもちっとも反応がないんです。

自分はその女性のことが好きなわけですから、無視されると当然辛い。

Sさんとうとういてもたってもいられなくなって、その女性の部屋へ走った。

一目散に部屋を目指す、驚いたことに鍵も開いている。

飛び込んだ部屋の先でSさん、何を見たと思います？

ラブドールを両脇に抱えた４０代のキモオタが全裸で横たわってたそうですよ…

怪談「観賞用の愛人（形）」

というわけで全く意味のない窓が開いてる設定なども挟みつつ、
エロ方面に力を借りたような形で今回は近年の技術の進歩が凄いというお話です。

虚言の季節