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虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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壱:早くも次回の音美に向けての目標が決まりましたが、予告通り対談も行います。
   徳島音美について語りますが、主に絵についてだけに内容を絞って語りたいと思います。

弐:アニメ系の絵も結構あったんだが、まあそのほとんどが残念な出来だったな

肆:いきなりそこから入ってんじゃねーよ。
   …とは言うものの、キャラのイラストのくせにやたらデカイのもあったからな。
   ああいうことをする奴は何がしたいのかわからねーぜ。

弐:それは別にいいだろ、今回集まってるのは美術部だけじゃねーんだから

肆:駄目とは言ってない、何がしたいのかがわからないんだよ。

壱:今回は絵を見る前に表彰が行われ、どの絵が評価されたのかは前もって知っていたため、
   個人的に好きな絵を探すというよりは絵の描き方を中心に見てみました。

陸:さすが先代の部長、細かなところまで描き込まれていましたね。
   でもところどころ筆跡と色の境界が違っている部分がありました。

参:それは重ね塗りをしてるからこその特徴だね。
   …今後はそういう絵を描いていくことになるから要チェックだ。

陸:ハイ!音美の絵の練習に何を描くかなんですけど、
   やっぱりどうでもいいものを描いてても仕方ないので「陰陽座」とかどうですか?

肆:採用。

壱:絵の話に戻りますが、やはり大きく分けると二つのタイプに分かれますね。

肆:上手いか下手かだな。

壱:違います、細かく塗っているか、大まかに描いているかです。

陸:先代の部長の作品にも「あの大きさであの細かさは凄い」という意見を何度も聞きました。
   やっぱり細かい絵をかくっていうのは凄いことなんですかね。

伍:必ずしもそうとは言えないが、例えば同じ人間の絵があったとして、
   片方はまつ毛の一本まで描き込んでおり、もう片方は全体のバランスを重視していた場合、
   一般的に見て当然評価されるのは前者だろう。
   また細かく描き込むことに適する題材というものも存在するはずだ。
   題材選び次第で自分の描き方を活かすことも殺すこともあるだろう。

参:なるほど、題材によっては部長越えも可能ってわけか。
   …題材の前にまず自分にそれだけの実力があるかどうか確かめないとね。

肆:しかしどうしてこうも丁寧に描く奴が少ないのかね?
   俺から見たらちゃんと塗り込まれてないデザインなんて何の価値もないぜ。

弐:たぶんだが、描かないんじゃなくて描けないんじゃね?

伍:おそらく性格的な問題も含まれてくるのだろう。
   これは丁寧に描いたからといって必ずしも評価されるとは限らないから気が乗らないといった、
   中途半端に他人からの評価に依存する傾向を持った人間に特に言えることだが。

肆:だからって適当に描いてもお前の画力じゃ余計評価されなくなるだけだぜって言ってやろうか?

弐:俺は単純にめんどくさかっただけだと思うがな…

肆:つーかたぶんどいつもこいつも自信過剰なんじゃね?
   放っといてもなんとかなると勘違いしてるからいつまでたっても描かねーんだよ。
   今回とかどれだけの人間の目にさらされると思ってんだっつー話だ。

参:やっぱり作品の出来でその人の評価も決まってしまうのがこの世界だからね。
   …そういう意味では俺も含まれてる気がしなくもないけど。

陸:まあそういう意味でも正当に頑張ってきた部長の絵が選ばれるのは言ってみれば当然でしょう。
   むしろあれがベスト3以内に入らなかったら僕には存在価値すらなくなります。

肆:「暗海彩星」とか丁寧さを取ったらなにも残らねーからな。
   今回とか特に鳥大だけでもレベルの高い作品が多かったし、
   さすがに自分の絵がゴミに見えたぜ。

参:今回は大きい絵の隣に並べられなかったのがせめてもの救いだったね。
   …まあそのうちこの絵の方がどの絵よりも大きい絵になるんだけどね。

肆:正直全部揃った状態なら無敵なんじゃねーかと思ってるんだが。

伍:そのためにも今は一つ一つを丁寧に塗っていかなければならない。
   ただ枚数を稼いで大きい作品を作ったところで、中途半端なものの集合体であれば、
   どこまで拡大しても中途半端な作品の枠を抜け出すことはできない。

漆:つまり、今は作品数を増やすのも大切ですが、修正も必要ということですね。
   僕が好きなのは無修正なんですけどね。

   意味違うだろ!

肆:ただ、修正が必要なものがあるのは間違いないだろうな。
   程度は違うが、地球、木星、月、天王星、海王星、タイタン、ディオネ辺りは要修正だな。

弐:大量じゃねーかwww

壱:まあ自分の話は置いておいて、評価されていた作品ほど細かく描き込まれていたと思います。

肆:俺はただの線画なのにトップ10に入り込んできた「宇宙人」って作品が気に入ってる。
   どうやら色が着いてないと評価されないってわけでもなさそうだぜ。

参:俺が好きなものだけを描いても評価される可能性があるってことだね。
   …逃げ道も失ったけどね。

肆:しかし何が凄いって影すらつけてなかったのにあの完成度だったことだ。
   まあ影をつけなかったのかつけられなかったのかはわからねーけどな。

伍:評価しているものにまで余計な悪口を言う必要はないのではないか?

肆:ただ、形だけを描くより影をつける方が難しいことは確かだろ?
   線画だけであの出来と順位なら、影付けたらどうなるのかってもの知りたいじゃないか。

漆:ひょっとしたら下がるかもしれませんけどね。

   それちょっと思った。
   「線画だけで上手く見える構図」を評価されてる気がしたんだよな。

   いえ、僕が言ったのはただのひがみです。

   せっかく同意したんだからそういうのやめようよ…

陸:まあこれは特殊なケースだったので僕も注目したわけですが、
   基本的には大きい絵が評価されるというのは変わっていませんでしたね。
   香川大学の人に今回の感想を聞いた時に「レベルが下がっている」って言ってたんですが、
   その後すぐに100号が4枚で…といった大きい絵の枚数を挙げてきましたから。

肆:フン…サイズだけで判断するとか絵を細部まで見ない奴の典型だな。
   そんな奴は客としての屑だ、今すぐ消えろ、むしろ死ね。

漆:そうですよ、人間大きさだけじゃなくて色とか形とかもありますから。

   なんでお前は下ネタに結び付けようとするんだよ!?
   でも会場の空気的にはナイスフォロー。

弐:つーか今回の記事長くね?

肆:じゃあまとめに入るが、デカい絵はキャンバスだけで金がかかるのであまり描きたくない。

陸:そんなこと言ってましたっけ?

参:またよくわからない終わり方になっちゃったね。

弐:それが虚節クオリティ
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壱:前回の対談との間隔が少し詰まる感じになりましたが、今回も一応対談記事です。
   しかし、今回は少し扱いが違います。

陸:実は皆さんに少し協力していただこうかと思いまして。

参:あ、そうは言っても強制力は一切ないというか、まあ協力してくれるとは思ってないみたいな。
   …早い話が、こういうの作ってみたかったんだよね。

陸:それに、何か記事のネタが欲しい方の役に立つかもしれませんしね。

壱:というわけで、今回は対談企画の派生企画、「バトンを作ろう」です。

肆:簡単に説明するが、これはこのブログの読者を対象とした企画だ。
   つまり、バトンと言っても次の奴に回す必要はない、というか回すな。

参:基本的にバトンだから自分のブログで答えてほしいんだけど、
   別にこの記事にコメントする形で答えてくれても構わないよ。
   …内容が内容だけにね。

伍:ちなみにブログで返答する場合、当然そのブログの存在を私が認識していなければならない。
   何らかの返答を期待するなら、どのような形でもいいのでブログの存在を知らせてほしい。

陸:参加してくれるみなさんには、僕達が作った10個の質問に答えていただきます。
   質問に対する答え方もその都度説明しますのでご安心ください。

伍:質問は私達が1人1つずつ出すことになる。
   また、各質問に対し、気に入ったものはどこまで詳しく答えてもいいし、
   あまり興味のない質問に対しては「特になし」等でも構わない。

参:まあ、全部「特になし」とかだと次からブログ内での呼び名が「特になしの人」になるけどね。
   …人によっては単に美術部の先輩とか言われるよりはマシかもしれないけど。

壱:記念すべき第1回目のテーマは、「虚言の季節」です。

肆:言うまでもないが、各回のテーマに沿った質問を出すからそれを念頭に置いて答えてくれ。

壱:ではまずは私から。

   Q.虚言の季節の中で一番好きなカテゴリーは何ですか?

   ご存じの通り、場合によってはカテゴリーごとにブログの雰囲気そのものが大きく変わります。
   その中でもみなさんが特にどういった記事に興味を持っているのかを教えてください。
   場合によっては、そのカテゴリーの記事数を重点的に増やす可能性もあります。

弐:Q.俺達の中で一番好きな奴と一番嫌いな奴は何人目か教えてくれ

   まあ全員まとめて一人の人間とは言うものの、さすがにここまで極端だと好き嫌いもあるだろ
   あと今回は俺らの中で存在に重い軽いはないことになってるから、地雷的な答えはない
   正直に答えてくれて構わない

参:Q.今までで1番記憶に残ってる記事を教えてほしい。

   まあそのままの意味だけど、一番面白かったとか、腹が立ったとか、
   なんで記憶に残ってるのかっていう理由も添えてくれるとありがたいね。
   …これは単純に知りたいだけなんだけどね。

肆:Q.単刀直入に聞くが、二極論だ。このブログは好きか嫌いか?
表現上あえての「。」だ、許せ。
   二極論だから最終的に好きか嫌いに分類されるが、一応段階を用意しておく。
   好き5、4、3、2、1、嫌い1、2、3、4、5
   どっちも数が大きくなるほど好きまたは嫌いってことだ。
   これだけ用意すりゃいいだろ?
   必要なのは答えだけだが、まあ一緒に理由を書いてもいい。
   遠慮はいらねえ、正直に言ってみな。

伍:Q.プラグインの中で削除、追加など変更してほしい部分があれば記入を頼む。

   語句がわからない方の為に説明しておくと、カレンダーや最新記事等のことだ。
   プラグインに関しては特にこだわりもないので、尤もな意見は採用させてもらう。
   ただ、全ての意見が採用されるわけではないということは理解しておいてほしい。

陸:Q.今の更新頻度はどう感じていますか?

   「多すぎる」、「少し多い」、「ちょうど良い」、「少し物足りない」、「もっと更新しろ」
   以上の中から選んで答えてください。
   ちなみに勝手に選択肢の中間の答えを作ってもいいです。
   先に言っておきますが、「多すぎる」という意見が多くても特に考慮するわけではありません。
   逆もまたしかりです。

漆:Q.虚言の季節にぴったりな称号を作ってください。

   みなさんのギャグセンスその他諸々を調べさせていただくわけなんですけどもね、
   もちろんセンス溢れる称号は実際に使用させていただきます。

   いいのか、勝手にそんなこと決めて?

   そうですね、じゃあ聞くだけにしときましょう。

捌:Q.虚言の季節と言えば~!?

   簡単なコール&レスポンスでございます。
   もうなんでもいいんですけどね、さすがに理由を1日中考えるような答えはやめてください(笑)
   ちなみに規模の大きい質問なんで、これまでの質問の答えと被っても全然かまいません。
   ていうかそれはこの質問に限ったことじゃないですけど。

玖:Q.これまで作った詩の中で最も気に入っているものを1つ選んでいただきたい。

   「特になし」という答えが返ってくる可能性が高い質問だが、それはそれで仕方ない。
   ただ、自らの作ったものが少しでも他人に認められているという実感、
   そして、それを原動力に新たな記事を書いていくという行動の連鎖。
   それは人間という高度なコミュニケーション能力を持つ存在に与えられた、
   至高の時間であると言えるのではないだろうか?

拾:Q.以下の項目の中から、好きなものを選択し、好きなだけ箇条書きしてください。

   対談で語り合ってほしいテーマ
   今後虚言の季節に求めること
   自分とは考え方が対照的だと思った文章(逆も可)
   これは名言だと思った一言
   納得できなかった意見
   お気に入りの虚節用語
   虚言の季節が完全に更新を停止したら(あえての曖昧な表現)
   「ファントム・アポカリプス」についての感想を一言
   その他御自分で項目を作っていただいても構いません。
   複数選択も可能ですし、理由の記入は不要です(が、可です)。

壱:さて、突発的な企画ですが、誰か答えて下さる方はいるでしょうか?

陸:ちなみに「1週間」を過ぎても返答記事もコメントもない場合、確実に気付いていません。
   返答を求める場合の参考にしてください。

肆:やったな、これでまた新たなネタが手に入ったぜ。
壱:前回の作品(パーツ)のテーマがあまりに酷かったため、
   対談記事を1つ作成して同じことが起こらないようにしておきたいと思います。

肆:確認だが、前回のテーマは
   「宇宙だぜ!?お前らにとっての常識的な色彩感覚が通用するわけねーだろ、バーカ。」
   ってな感じだったが、そんなに酷いか?

伍:自らこういった立ち位置に身を置くことに何かメリットがあるのだろうか?

肆:ノリでつけたテーマに後からあれこれ言われても困るぜ。

弐:俺から見てもやっちまった感のあるテーマだったと思うがな

伍:肆人目の攻撃的な意思が表れていることは否定できない。

参:やっぱり1番の問題は、まだ修正の余地があるってことじゃないかな。
   …未完成とも言えるほどに。

陸:時間が許すなら1度これまでの作品を加筆修正したいですね、今は無理ですけど(汗
   もっと1色の部分をムラなく塗り込まないと、デザインとしては何か足りないと思います。

参:それによって他の塗り方をしている部分も目立ってくるしね。

伍:そもそもなぜ今回のようなことが起こったのかというと、
   各惑星とその衛星の「縛り」の影響というものが考えられる。

肆:完成前から断言するが、今回の音美作品は前回に比べて明らかに評価が高いだろう。

参:人気取りと言われても仕方ないような色の選び方をしたからね。
   …まあよくあることだけど、「前回と対になるテーマ」的なものに固執してるんだね。

弐:「評価が高いだろう」とか描いた本人が言うか?

壱:「縛り」という言葉が出たのでこれについて少し説明させていただきますが、
   火星の衛星「フォボス」、「ダイモス」を見てもわかる通り、各星々にはある程度縛りがあります。
   前回の作品はどちらも土星の衛星でしたが、これらの星の縛りは「多数の色を使う」です。
   もっとも、例外は常に認めるということにしています。
   私は、シリーズというものは「縛り」と「例外」によって構成されるものだと思います。

肆:まあ、ネタバレ的な話になるが、「赤と青」は海王星とその衛星の縛りだ。
   この前あった「音美の作品を見ればわかる」っつう発言は、
   今回の作品は全部海王星とその衛星だからってことだったわけだな。

弐:まあ単純に見ただけじゃなんとなくしかわからないだろうけどな。

参:考えながら見ても「まさか赤と青を使うなんて簡単な縛りじゃないよな?」
   なんて深読みしすぎる人も出てきそうだけどね。
   …美術部員には特にそういう人がいそうだし。

陸:最終的に100を超える作品から成るシリーズなので、あまり縛りをきつくし過ぎても、
   結局例外が多くなりすぎて縛り自体がなかったことになる可能性が高いんですよね。

肆:やっぱり個人の引き出しにも限度ってもんがあるからな。
   まあ「シリーズ内で同じような絵を描いてはいけない」なんて決まりはないが。

伍:現に「ウンブリエル」と「オベロン」は特徴が似ているという情報が得られているため、
   作品的にも故意にある程度の類似性を持たせることが決定している。

捌:でも楽しみですよね。
   今度大学会館のロビーに作品を展示するようなことがあったら、
   思い切ってこれまでの全作品を展示するのもありだと思います。
   「前回の展覧会から今回までの間に描けていたもの」を出すというのは少し抵抗がありますが、
   全てを出すということなら「暗海彩星」という作品としては成立していますからね。

弐:なんかすっげー久しぶりにお前を見た気がする

捌:はい、このままではいなかったことになりそうだったので出てきました。
   それにしても、今回の対談って普通の記事として見てもあんまり違和感ないですよね?

肆:そんなどうでもいいことは置いといて話を続けるが、全作品展示には1つだけ問題がある。
   すっげー面倒臭い。

伍:これは簡潔にして最大の問題でもあると言える。
   今後は運搬、展示の度にこういった理由から様々な問題が発生すると予想される。

捌:まあ1番は必要なものだけ出すっていうことなのかもしれませんが、
   いよいよシリーズもその全貌を見せ始める時期ですし、ちょっとやってみたいですよね。
   このとき「ディオネ」がかなり重要な役割を果たすのではないかと予想しています。
   ナルトでいうデイダラですよ、前にも言いましたけど。

陸:全体像を見ながら作品を描いている立場としては、
   みんなにもそれが伝わるようになるのは嬉しいことですよね。

弐:伝わらない気がするがな…

肆:来年の新歓時期に展示があったとして、それでも「暗海彩星」の良さがわからなかったら、
   お前に俺の作品の良さを理解することは一生かかってもできないだろう。

参:逆に言うと、俺に自分の作品を他人に理解させるだけの実力がなかったってことなんだけどね。

肆:しかし、今回の対談で作品の何に注目すればいいかがわかったよな?
   少なくとも「どの星の衛星か」っていうのは頭に入れておくべきだろうな。

壱:「虚言の季節」は「ノリとカオス」、「暗海彩星」は「縛りと例外」がキーワードです。
壱:この企画も忘れられないようにしなければなりませんから、
   このあたりで1記事書いておきましょう。
   今回は「展覧会」についてです。

伍:詳しい定義も必要なことだろうと思うが、今回は主に展覧会に絵を出す者として、
   またはそういった人間に関わる者としての立場から考えていけばいいだろう。

肆:どういうわけか「暗海彩星」なんていうシリーズものを描くことになってるが、
   もしこれがシリーズ化しなかったら今頃どんな絵を描いてたんだろうな?

参:たぶんジャンル自体はあんまり変わらないんじゃないかな。
   ただ、今はシリーズとしての制作を心がけて描いてるから、
   当然展覧会ごとに区切って見ると完成度は低くなる。(というか完成してないってことだし)

弐:それで今回の学祭みたいなことが起こるんだな

参:そう、あの2枚はナルトでいうところのデイダラとサソリみたいなものかな。
   …キャラ自体はパッとしないけど、全体として見ると結構見せ場があったみたいな。

陸:それに、もう少し枚数が増えてくると、あの展示方法が使えるようになりますし。

肆:それ、あんまり大したことじゃないから大袈裟に言わない方がいいと思うぞ?

壱:展覧会自体についてはどう思いますか?

肆:なんかイマイチだよな、結局俺の価値観を理解してくれる奴なんてほぼいないしな。
   展覧会がある度にそれを再確認してるだけのような気がしなくもないぜ。

参:確実に言えることは、俺のように「2次元を2次元として表現したもの」よりも、
   「2次元の中に3次元を作り出したもの」の方が評価されやすいよね。
   …生まれながらの絶対的弱者だね。

弐:まあ、絵としてだったとしても2次元好きなんて受け入れられないもんだ
   だから、技術的には俺に及ばない絵でも簡単に俺より評価される

伍:他人の絵をそのときの年齢などを踏まえた上で評価するということの根本には、
   他人の絵は完成したものを評価するしかないという要素が含まれている。
   努力や隠し味といったような、過程でしか現れないものは普通評価されない。

肆:ま、努力だけ評価されたって何にもならねーけどな。
   単純に努力に見合うだけの結果を出せてないか、受け入れられない類の絵を描いてるかだ。

弐:俺の絵に対する考え方もまあ受け入れられないからな

肆:展覧会にはそれほどマイナスイメージがあるわけじゃないが、強いて挙げるならそれだ。
   俺の考え方を聞きもせずに否定してくる奴は死ねばいい。

陸:そんな人がいるんでしょうか?

弐:いるじゃねーか、少なくとも今の美術部には

陸:でも、彼の言うことにはなぜかあまり腹が立たないんですよね。

肆:お前後輩大好きだもんな。

伍:もしくは、彼の芸術に対する考え方に理解できる点が多々あるからだろうか?

陸:いえ、芸術に限定しなくてもそれはないです。
   肆人目の意見が正解だと思います。

肆:俺に敵対的な奴は先輩だろうが後輩だろうが人間として敵だと思うんだがな…
   絵を見る側の人間が好き勝手言うのは構わんが、同じ描く側の人間がアレじゃ困るよな。
   せめて言葉に見合うだけの実力を見せてくれよ。
   ベストはその言葉を納得させるだけの圧倒的な実力だけどな。

伍:展覧会に出している以上、見る側の評価を規制することはできない。
   例えば展覧会に絵を出さない、美術部に入らない、そもそも絵を描かないなど、
   各段階に選択肢が用意されている上で出しているのだから、
   それを見た側が何を言おうが勝手だ。

肆:それでも行き過ぎた奴には腹が立つがな。
   例えば今年の開学のジジイ、なに絵に触ってんだよ、まだ乾いてねーんだよボケが!
   ちょっと芸術に関する知識がある奴はすぐ調子に乗りだすから困るぜ。

弐:今の時代、芸術に関する知識ほど日常会話に使えないものはないからな

伍:しかし、このままでは展覧会に魅力など何もないと言っているようなものだが。

肆:別に俺にとってはそれでもいいんじゃね?
   俺が好きなのは「絵」じゃなくて「俺の絵」なのかもしれないしな。
   評価されるために描いたわけじゃないものが順当に評価されない、それだけのことだな。
   例えば俺は消しゴムの絵を描いて評価されたとしても嬉しくないし、
   描いてる最中もぜんぜん楽しくないだろうし、部屋に飾るのも嫌だ。

弐:あの絵、結構上手かったし評価もされてたもんなww
   まあ「いる人?」って聞かれても誰も手は挙げないだろうけど
   それは俺の絵も同じか

参:…あの絵に比べたらまだそういう需要はあると信じたいけどね。

陸:描きたいものを描くと評価されない、評価されるものを描いても楽しくない。
   難しいところですね。

肆:今年のがっ展のテーマも俺の案は一つも残らないだろうな。

弐:それに、どうも納得できないことがあるよな

肆:…ああ、アレか。

陸:なんですか?

伍:縛りのきついテーマを消していこうという意見が、
   一番そういったことに慣れていそうな者の口から出たことだな。
   彼は仮にも絵師なのであれば、要求されたものを描くことはいくらでも可能なはずだが…

肆:むしろそれができないなら絵師として成立してない気がするがそこんとこどうなんだよ?
   (答えは聞いてないが)

壱:忘れた頃にやってくる対談企画。
   今回は夏休み終了に際しまして、この夏休みを議論してみましょう。

弐:こういうネタって遅れちゃダメなんじゃね?

陸:ちなみにリアルタイムではすでに10月に突入しています。

壱:はい、当ブログ的にはオールOKです。

肆:それにここんとこ弐人目の成分を放出しまくっていい感じに弱まってきたから、
   むしろちょうどいいタイミングとも言うべきだな。

弐:俺の成分が減るのが良いことだなんて誰が決めたんだよ?

肆:…俺?

弐:テラワロスwww

参:でも最近の記事で弐人目が好き放題やってたのは確かだよ。
   …読者より俺の方が見てられなかったからね。

弐:そういうニーズもあるんだよ

壱:本題に入りましょう。

漆:はい、というわけで夏休みも無事終了したわけなんですけどもね、
   今回の夏休みといえばどんなことがありましたっけ?

   自転車のタイヤが新しくなったな。

   そんなこともありましたね、これでまた元気になって勝手に動き回るんじゃないかと心配です。

   そんなわけねえだろ、どんな自転車だよ!

   いえね、パンクしてた頃はまだ大人しい方だったんですけど、
   元気だった頃はまあ活発に動き回っていたものですよ。
   学食に止めてご飯食べて出てきたら工学部棟の前まで勝手に逃げちゃってたり。

   それパクられてるだけだろ!?
   犯人もそのくらいの距離なら歩いて行け!!

   そういえばこんなのもありましたね。
   エイッ!

   危ねーな、いきなり何してんだよ?

   ほら、テニスの王子様、錦織選手ですよ。
   彼の必殺技、「エア・ケイ」です。

   確かに一気に有名になったよな。
   でもお前ラケット持ってないからそれじゃ「エア・エア・ケイ」じゃね?

   どうでもいいボケは放っておくんですけどもね。

肆:また一人でやってんのかよ?いいかげんにしろ。

漆:どうもありがとうございました!

弐:お前がオチをつけてどうすんだよ
   こういうのは先が見えなくなって悩み苦しむ姿を見るのが楽しいんだろ?

肆:そんな悪質な趣味を持ってるのはお前だけだよ。

伍:その他にも以下のようなことがあった。

・陰陽座のニューシングル「紅葉」発売
・宮崎合宿(旅行)
・陰陽座のニューアルバム「魑魅魍魎」発売
・陰陽座のニューアルバム「魑魅魍魎」がウィークリーチャートで初のトップ10入り
・陰陽座のベストアルバム「陰陽珠玉」の初回盤限定音源入手
・あなたとは違うんです
・麻生総理大臣誕生
・誕生日
肆:もっといろいろあっただろ?

伍:確かにあったのかもしれないが、来年になっても記憶に残っていそうなものを厳選した。

肆:なるほど…確かにな。

陸:他人のことを考えることができる僕でさえ、陰陽座の前では盲目になってしまいますからね。

肆:俺達が自分のことしか考えてないみたいな言い方だな。

参:実際のところ、そんな気がしなくもないけどね。
   …自分で言うようになったら終わりなんだけどね。

伍:絵を描くということに関しても、始めて絵の題材を探すための旅(宮崎)に出たり、
   本当に描きたかったものが見つかったりと、なかなか充実した休暇だった。

陸:死神は今でも余裕があれば描きたいですからね。
   美部っ子モンスターも描きたいんですが、死神と比べると若干クオリティに差があります。

参:つまりもう描く気が起きないと…

陸:いえ、リメイクしようかと思っています。

肆:我ながらよくやるよな。

参:…時間があればいいんだけど。

壱:結局のところ、そこそこ充実した夏休みだったということですね。

肆:まあ、去年に比べれば。

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