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虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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先に言ってしまうのもなんだけど、俺この漫画星5つけるわ。
…いきなりの大胆宣言。

今回紹介するのは「神さまの言うとおり」、「神さまの言うとおり弐」です。

いい加減書店で目について仕方なかったからとりあえず買ってみたんだけど。

これ…何漫画なの?

単なるホラーやサスペンス系の漫画の枠に収まらない面白さがあるね。
…不自然なくらいのギャグ要素が盛り込まれてる。

既存のネタのパロディ数はあの「のうりん」に匹敵するレベルかもしれない。
…まあそこまで多くは無いけど。

こんなに読者を笑わせようとしてくるホラー漫画とかなかなかないんじゃないかな。
…そもそも主人公とかあんまり必死で生き残ろうとしてない感じもするし。

なんというか、全体的に自分の置かれた状況を楽しんでるような雰囲気すらあるよね。

それでも重要なキャラもどんどん死んでいくし、展開的にはかなりの絶望感がある。
…でもギャグなんだよなぁ。

ホラー漫画を笑いながら読むっていう体験はなかなか無いと思うんだよ。

他の漫画で言えば雰囲気は「GANTZ」に近いような気もする。

絵も独特なタッチかつ順調に上達していってて読み応えアリ。
…特に弐になってからは各々のキャラがかなり立っているね。

弐では女性陣の魅力も画力アップによって向上してる。
…俺的にはナツメグ(パンツはいてない子)が好きかな。

ちなみに壱では高校生たちが学校でゲームに巻き込まれ、
生死をかけたミッションを科せられていくことになるんだけど、
弐はその日学校に行かなかった高校生たちが集められて同じような違うことをする。
…壱が表ルート、弐が裏ルートの話って感じ。

壱では神小路かみまろ、弐ではセイン・カミによって選別が行われ、
それぞれ神の子とカミーズJr.というユニットに別れての対抗戦も予定されているらしい。

11巻も出ていて第一部は終了しているのに全貌は一向に見えてこない。
…この長いこと楽しめそうな感じいいよね。

というわけで★★★★★です。

正直言って、ギャグ要素を取り入れたことによって非の打ち所がなくなったよね。

なんか今度映画化されるらしいし、書店での扱いを見ても相当な人気みたいだよね。
…評価されるだけの物は持ってると感じたしね。

ちなみに弐の方で表ルートに挑戦してる青山ってヤツがいるんだけど、
壱の方でかみまろが全合格者の名前を発表した中に入ってなかった気がするんだが。

まあ最後まで生き残れるだけの存在なら当然壱の方にも出てきてないとおかしいしね。

とにかく今後が楽しみな漫画がまた一つ増えて嬉しい限り。
…こんなこと言ったらすぐに終わってしまうフラグが立ったかもしれない。

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不気味の谷

我ら拾人が今回真面目に取り組むこととなった新たなプロジェクトです。

元々「不気味の谷」という言葉はロボット工学の用語の1つであり、
主にロボットの顔など外見的要素に対して用いられる。

人間への類似度とロボットへの親近感にある程度相関があるものと考えた時、
外見がより人間に近づくにつれて親近感が上昇していくのが一般的だが、
ある段階で急激にその外見に対して嫌悪感を抱くようになる現象である。

ただのロボットとドラえもんならドラえもんの方が親近感が高いが、
できそこないのラブドールはドラえもんよりも人間に近いのに気持ち悪い。

しかし人間とほぼ同等なレベルまで外見が似ると親近感は復活する。

この相関値をグラフに表したときにできる谷のことを不気味の谷と呼んでいる。

今回のプロジェクトがこの名を冠した以上、当然これは気持ち悪さ・嫌悪感を扱うものである。

それも真剣に、真面目に気持ち悪さ、気味悪さを深めていく。

私は、ある程度リアルに近づいた文章には不気味の谷現象が発生するという仮説を立てた。

例えば私は、少し前夕食を取っている時に誤って自分の舌の表面をガリッと噛んでしまった。

舌はやはり血管の多く通った部位であるから、当然滲み出す血の量は徐々に増えてきた。

その後はせっかく握り寿司を買っていたのに寿司を食べても寿司と血の味、
サラダを食べてもサラダと血の味といったようなことが食事を終えるまで続いた。

食事を終えた後はただの血の味だった。

血の味は食材の味を軽く超えるほどの濃さを持っている。

といったような文章を考えたとしよう、まあこれは実話だが。

この取り組みでは、この表現をより気持ち悪く、痛みさえ感じるまでに深めることを目的とする。

しかしこの話は、本当に私自身の身になって感じることができれば実は大したことではない。

あえて書かなかったが、口の中のケガに共通することで、痛みは全くなかったのだ。

でもこの事実は、今後出てくる話ではあえて無視されることになる。

我らが目指すべきはあくまでも文章による不気味の谷であり、
それを超えた先にあるものは必要ないからである。

さっきから文章が少し砕けたり硬くなったりしていると思うが、
実はこれは意識してやっていることで、今回は拾人内で計画用のユニットを作ることにした。

参人目、伍人目、玖人目の3名でこの計画に当たってもらうことになった。

参人目はどんな情報でも中立の立場で語ることができる公平性を持っているし、
伍人目の表現力は今回の計画には必要不可欠なものである。

玖人目はむしろ美しさを求めているのだから今回の計画には不適合と思うかもしれないが、
ある人にとって美しいと思われているものが他者からも美しいと思われるとは限らない。

そういった認識の違いによる恐怖をこの計画に活かして頂きたい。

今後はまず不気味の谷はどのあたりまで存在するのかという部分から検証していく。

どこまでもリアルにすることによって際限なく嫌悪感が増えていくという場合はあるだろうか。

私自身は本当にリアルに近づけていくと最後は原子レベルの話になるので、
こういった嫌悪感は無くなると予想している。

まあ当然、気持ち悪い話を聞いて親近感を感じる人なんているわけないから、
今回谷が作られるのはグラフでいえば負の領域ということになる。

ザックリしすぎてよく意味が伝わらない状態を嫌悪感0とし、
(場合によってはギャグ的な話だと思われてプラス側に行く場合もあるかもしれない)
そこから詳細になるにつれて嫌悪感が増えていくが、細胞・原子レベルの話になり0に戻る。

とりあえず感覚的にこの仮説はおそらく正しいとしてよさそうなので、
まず求めるべきはこの谷がどこまで深いのかということになるわけだ。

その後が本題であり、あるレベルを境に嫌悪感が急増すると私は考えている。

言ってみれば谷の中に作られた谷のような部分。

それに影響する単語を見つけていく。

既にいくつか候補は用意してあるが、それらの組み合わせや効果的なタイミングを調べたい。

最終的に私は、とても気持ちの悪い文章を書けるようになっているだろう。

今回の計画は新カテゴリーではないものの、一連のシリーズとして続けていくことになる。

とにかく今後に期待して頂きたい。

歌を歌う側の人間にしかわからないことがいくつかあるとすれば、
とりあえずそのうちの1つを俺は知っている。
(よって、これは歌をあまり歌わない人に対しての記事ということになる)

別に上手くなくてもいいからとりあえず歌を歌ってみると気付くはずなのだ。

聞くだけでは微妙でも、歌ってみるとかなり気持ち良い曲があるということに。

そして俺は気付いたのだ、こういった曲を数多く持っている人を好きになっていると。

陰陽座なんて興味ない人が聞いても歌詞の意味もわからないし、
そこから良さを感じ取ることができる人間なんて本当に限られていると言える。

でも1曲でも良いから覚えてこれを歌えるようになったら相当気持ち良いぜ。
(ただし「甲賀忍法帖」は除く)

もっとマニアックな曲の方が実際歌ってみるとかなりキます。

「眩暈坂」や「がしゃ髑髏」あたりはもちろん、わりとキャッチー寄りな「獏」なんかも良い。

まあ陰陽座を真っ先に例に出したことからもわかるようにだな、
その手の歌っている側が気持ち良い音楽というのはロックなんだ。

ありふれたバラードなんて評価はされるかもしれんが歌っても大して気持ち良くはない。

そりゃ、普通の人は気持ち良いのかも知れんよ?

でもそれはロックを歌った時の気持ち良さを知らないからそう思うんだろう。

ちなみにここでいうロックとは歌う=ある程度歌いこなすという意味合いを持っている。

ハイクオリティな曲ほどちょっとカラオケで歌う程度の奴にはハードルが高くなってくる。

しかし素人レベルながらもそれをとりあえず原曲キーで歌えるようになった時、
そこから1回その曲を入れるたびに味わえる爽快感は相当なもんだぞ。

いや、爽快感というよりはやはり気持ち良さというのが正しいか。

ロックといっても幅広く、ドロドロしたものもあるわけだ。

さすがにそんな曲を歌って爽快感を得ろとは言えない(笑)

でも曲調で決まるわけではないんだな、この気持ち良さは。

明確な決まりがあるわけではないのでこういう曲が良いんだと言い切ることはできないが、
逆にその曲が歌って気持ち良ければ作者はなかなか考えて曲を作ってるなと思える。

まあ歌いこなしてみるまではわからないというのが実際のところなんだが、
数こなせばそういう曲に巡り会える頻度も当然上がってくるだろう。

でも誰かと一緒に行ったカラオケで本当に好きな曲ばかり歌えますか?

なけなしのみんなと歌える曲レパートリーから無理矢理選んだ歌を歌って楽しいですか?

…君も、一人で行きなさい。

新たな世界が待っている。

実はヒトカラ普及のための記事だったことを今さら暴露しておく。

まあ私なら一緒に行ってあげても構わんがね。

でもお互いが好きな曲を歌い続けるだけなら一人で行った方が良いよね、時間二倍あるし。

これから挑戦する君に一言。

意外とヒトカラに対する周囲の目は優しかったとだけ伝えておこう。

心置きなく「歌って気持ち良い曲」を見つけてくれ。

健闘を祈る。

今回紹介するのは「EVIL EATER」です。

なんか魔法的なものが技術的なものとして体系的にしっかりまとめられた世界で、
それを法律とからめて使用している人達の物語です。
…的なって言いたいだけなんだけどね。

その中でも物語に直接関わってくるのがある法律。

簡単に言うと、殺人犯を死刑にするとその代わりに最初に殺された人が生き返るみたいな。
…何人殺されても生き返るのは最初の1人のみらしい。

例えば実際に死刑を受けた犯行よりも前に他の人を殺していた場合、
事件の被害者ではないまったく別の人が生き返ってきたりするわけだ。
…その人が人生で一番最初に殺した人的な感じかな。

ただしこの生き返ってきた人間は精神的にある異常を抱えているわけだ。
…ようは元の人間とは少し性質が変わってしまっているということ。

主人公たちはこの異常を治療するための組織に属している。

で、表紙に男女がペアで描かれていると思うんだけど、男の方がサブ主人公。

彼の能力は人間の意思を視覚化し、その中に潜り込むことができるというもの。

それによってメイン主人公であるヒロインの能力を視覚化してみたところ、
悪魔そのもののような化物的な能力を持っており、病巣を丸ごと食べてしまう。

まあ視覚化という能力からもわかる通り、悪魔同士のバトル的な感じになる。
…物語の設定上こういう表現にする意味は正直わからないんだけど。

で、相手の悪魔(病巣)を食べてしまうというところから、
ヒロインは「イーヴィル・イーター」という二つ名を持っている。
…視覚化されてるから食べてるように見えるけど、実際はどうやって治してるのかは不明。

ただまあそんな設定はどうでもいいんですよ、ハッキリ言って。
…ずいぶんハッキリ言ったね。

少し上の方であたかも表紙を見てくださいと言わんばかりの表現を使ってるけど、
実際表紙を見てもらえばあることに気付くはずなんだよね。

漂ってるでしょ?仔狗臭が。
…三輪的なアレのことだね。

なんでもかんでもそう見てしまうのは悪いような気もするけど、
全3巻読んでみてやっぱり仔狗で間違いないと思われる。
…あの特徴的な影の表現を真似したらもう後戻りはできないんだよね。

お前らそんなに三輪が好きか。
…俺も好きだ。

★★☆☆☆

今回は漫画としてそんなに面白くなかったというのが痛かった。
…そりゃ、3巻で終わりますわな。

何より三輪作品の悪い部分を受け継いでしまっている。

三輪作品はあくまでも三輪の描く世界に引きこまれるわけであって、
他の作品と比べて主人公への思い入れは薄れるような気がするんだ。
…実際俺ハイネとか別に好きじゃないし。

で、この作品も全く主人公に魅力を感じませんでした。
…だが待ってほしい、それは三輪要素を受け継いだからなのだろうか?

なんか三輪っぽい絵柄だなぁと思っているうちに話が終わった的な感じでした。
…あまりにも失礼かもしれないが、結局は読者にそう思わせてしまった作者が悪いのだ。

自分の作品くらい自分のものにしてほしいよね、絵柄も含めて。
…下手したら自分の身に返る捨て身の名言出ましたね。

陰陽座NEWベスト「龍凰珠玉」購入記念カキコ

正直言って今回は期待していませんでした。

何しろほとんど既に持ってる曲しか入ってないわけですからね。

こっちは全アルバムシングルD・V・D!を初回盤で持っている上に、
完全限定生産のコンプリートBOXまで持っているんですからね。

そりゃ曲リスト見てだいたいどんな流れになるかはすぐ想像できるわけだ。

が、陰陽座に対してそんなことを考えてしまった自分が本当に情けない。

なんだこのベストは!!!

素晴らしいじゃないか!

個人的には特に新曲から始まる1曲目~5曲目までの流れがパーフェクトすぎる。

まあそもそも陰陽座の第二期である7th~10thまでのアルバムがどれもこれもヤバいし、
それらを中心にさらに名作を絞って選んで来てるわけだからそりゃ良いに決まってるんだよ。

そこに来て新曲が陰陽座史上1、2を争うレベルの名曲ときたもんだから大変だ。

そこで関係ないと言わんばかりにこの記事を読んでいる君たち、悪いことは言わない。

このベストは唯一の陰陽座作品としてでも手に入れておくべきだと思うよ。

陰陽座とはなんぞや?むしろその良さとはなんぞや?

そう聞かれたときにこのベストを取り出せば、それだけで説明できてしまう。

確かに酒呑童子が入ってなかったのは個人的には残念なんだけれども、
この記事を書くスピードは完全に自分自身のサティスファクションの表れだと思うわけだ。

いやー、しかしこの「吹けよ風、轟けよ雷」、良いよね。

というか、風神雷神の曲ではないかと思っていたのは完全に外れたわけなんだが?

むしろ龍凰珠玉というタイトルからもわかる通り、4thアルバムの題材である鳳凰、
6thアルバムの題材である龍、そしてそれを家紋に掲げる陰陽座自身の曲だった。

しかし、とある説明文にあった風を司る鳳凰と雷を司る龍というのは納得できない。

鳳凰は炎、龍は水ではないのか?

でもまあ、陰陽座がそう言うならそうなんだろう、陰陽座の中ではな。

ということは俺の中でもそうだということだ。

それにしてもこの曲のカッコよさはヤバいっすよ。

ド直球ながら今まで陰陽座がやってこなかった攻め方というか、
他作品よりも近代的なメタル寄りの楽曲になっていると感じたわけだが。

まあ10thでシンフォニックメタルとか入れ始めた辺りからこの流れは期待してたが。

そして「生きもの狂い」もヤバかったな。

曲が始まって5秒程度でもう好きになるレベルだったな、リフが最高だ。

サビはライブ映えする感じだったが、もうライブに行ける機会なんかないかもしれない。

仮に行けたとしても運良くこの曲が演奏される可能性はかなり低いと言えよう。

残念だ、陰陽座と一緒にこの曲を歌うことができなくて本当に残念だ!!

しかしイエモンや聖飢魔Ⅱ等と違って解散していないバンドは良いよな。

ちゃんと会いに行けるし、さらに陰陽座の場合わりと近くまで行けてしまうし。

そして何よりも陰陽座が用意してくれた楽曲を一緒に歌うことができる。

一緒に歌えるように曲を作ってくれている陰陽座はなんてファン思いのバンドなんだろうか。

こんなに合いの手の入った楽曲が多いバンドは他にいますか?

アイドル並みじゃないか、あっちはファンが勝手にやってる部分も大きいが。

今回のベストからは、陰陽座の言うとおり次の一歩への期待をしっかりと受け取れた。

さすが有言実行の陰陽座、絶対に期待を悪い方には裏切らない。

次のアルバムが楽しみでしかたないぜ。

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