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虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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せっかくなんで今回のがっ展作品、「神話八景」も紹介しちゃおうのコーナー!

今後の作品は展覧会の日時に合わせて紹介していくとして、
とりあえず遅れてた作品はこれで全て紹介し終えることになる。

今回はがっ展のテーマが童話だったため、候補の中から「日本神話」をチョイス。

日本神話は5人選んだ人がいたが、俺以外は全員ヤマタノオロチを描くとのこと。

よし、他のものも描きつつ、ヤマタノオロチも描こうとなりますよね(笑)

というわけで、この作品が誕生したわけだが、タイトルの「八」という文字について。

これは、昔八の字に「とても多い」という意味があったということを知りつけたもので、
神話の中から八つの場面を抜き出したという意味ではない。

実際には
天地開闢、国産みと神産み、天岩戸、ヤマタノオロチ
大国主の神話、葦原中津国平定、天孫降臨、山幸彦と海幸彦
である。

…本当に八つだった件。

もういい!絵を見て頂く!

神話八景

サイズ・画質調整版

正直B3サイズ1枚絵での調整はこれが限界だった。

今度はそれぞれのキャラについて、どれが誰なのかエピソードと合わせて紹介していく。

2adf8c97.jpeg天之御中主神
アメノミナカヌシノカミ
天地開闢
世界の最初に生まれた造化三神の中で一番に現れた
宇宙そのものの神格化であるともいわれる
その後の事績などは特に語られていない

c6a1642a.jpeg高御産巣日神
タカミムスビノカミ
天地開闢
アメノミナカヌシが現れてすぐに出現した二神の一柱
創造の神格化であり、カミムスビと対をなす
ニニギの祖父に当たる

5fa60ec3.jpeg神産巣日神
カミムスビノカミ
天地開闢
アメノミナカヌシが現れてすぐに出現した二神の一柱
創造の神格化であり、タカミムスビと対をなす
大国主の死亡時に蘇生のための遣いを送った

2b5dde5f.jpeg伊邪那美・伊邪那岐
イザナミ・イザナギ
国産みと神産み
混沌をアメノヌボコでかき回して日本を作った
イザナミはカグツチを産んで死ぬまでに数々の神を産む
イザナギの禊の際、三貴神アマテラス、ツクヨミ、スサノオが生まれる

f1035775.jpeg水蛭子
ヒルコ
国産みと神産み
二神が産んだ最初の神
イザナミから誘ったためにちゃんとした子が生まれず、
二神によって流されてしまう

093e8026.jpeg火之迦具土神
ヒノカグツチノカミ
国産みと神産み
イザナミが最後に産んだ火の神
イザナミは産まれるときに陰部に火傷を負い死ぬ
怒ったイザナギにより、アメノオハバリで斬り殺される

789b330c.jpeg月読命
ツクヨミノミコト
国産みと神産み
月の神格化で、夜を統べる神、男性
その後の事績などは特に語られていない

9f1158d1.jpeg天照大神
アマテラスオオミカミ
天岩戸
太陽神、一時はスサノオを認め誓約を結ぶが、
その後の行いに腹を立て岩戸に隠れる
その後多くの神々によって引きずり出される

fb40a3ca.jpeg八意思金神・天宇受賣命
ヤゴコロオモイカネ・アメノウズメ
天岩戸
知恵を司る神であるオモイカネの発案により、
アメノウズメは半裸になって踊り狂い、
気になったアマテラスに顔をのぞかせた

59bbf1e6.jpeg建速須佐之男命・櫛名田比売
タケハヤスサノヲノミコト・クシナダヒメ
ヤマタノオロチ
自らの行いによってタカマガハラを追放され出雲へ向かう
出雲ではアシナヅチ・テナヅチの8人の娘がオロチに食い殺され、
残った1人であるクシナダヒメを娶るため、オロチを退治する

5ebe1f89.jpeg須勢理毘売命
スセリビメ
大国主の神話
スサノオの娘であり、大国主が根の国を訪れた際、互いに一目惚れする
以降スサノオが大国主に出す課題に対し、影から様々な協力をする
大国主の正妻となる

21c6f27b.jpeg大国主
オオクニヌシ
大国主の神話
因幡の白兎等の逸話でも知られる
元の名はオオナムヂ、スサノオにより大国主の名を授かる
以降スセリビメを正妻とし、国造りを始める

思ったより長くなったのでpart2に続きます。
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藤乃の協力を得て、ようやく麒麟送子を皆さんにお披露目することができるようになりました!

早速見てもらいましょう!

麒麟送子

麒麟

送子

今回はこの3枚があれば大体の解説はできますね。

以前は送子メインと言っていた割に対等な感じになりました。

ちなみにこれは藤乃のアイフォーンを借りて撮影したものです。
(すぐにシャッタを触る癖があったので何枚も撮ったけど最後まで全然慣れなかった)

今回は対になるものをイメージしていろいろなパーツを描きました。

まずは二人が向かい合っていることで対になってますね。

麒麟の下にあるのが「黒の宝珠」、送子の上にあるのが「白の宝珠」。

白と黒で対になってます(本当は黒の方はもっと黒くする予定だったが時間が)。

麒麟の上にある黒い部分は「麒麟の牙」、その隣は「麒麟の足跡」を表現。

さらに、送子の下の「欠けた太極図」は月を表し、足跡が太陽を表して対になってます。

太極図自体も陰陽太極図なので、これ単体ですでに対になってますね。

これは麒麟送子が中国の古い言い伝えであることからきていますが、
当然それならば陰陽五行の要素を取り入れたい、ようするに「木火土金水」です。

もう一度各パーツをよく見てください。

ありますよね、「木火土金水」。

「白の宝珠」→草の様な模様→「木」
「麒麟の足跡」→太陽を表す→「火」
「欠けた太極図」→岩の質感→「土」
「麒麟の牙」→金属的な表現→「金」
「黒の宝珠」→水の様な模様→「水」

というわけです。

まあこれくらいで絵に込められた意味の話は終わりにしましょう。

さて、肝心の完成度についてなんですが、正直、当時は結構テンション上がってました。

なかなか上手く描けたなと。

一応これ、完全フリーハンドですしね。
(曲線ってそれだけで道具を使ってない証明になるから良いよね)

ただ、「麒麟の牙」を描いた時点で他のパーツと明らかにクオリティが違うんですよね。

他はデザイン的というか、まだ簡単な方なんですが、牙だけやたらリアル志向というか。

全部このクオリティに合わせるのは時間的に不可能だったのでそのままにしました(苦笑)

あとは黒の宝珠が全然黒くないことが残念なくらいか。

このせいで麒麟本体と宝珠が同化してしまっているのが一番の問題。

本当はもっと黒くてちゃんと見分けられるはずだったんですけどねぇ…

まあ、終わったことをあれこれ言っても仕方ないですね(笑)

このときはちゃんと前日搬入できた時点でよかったと思わなければ。

送子の方はなんというか、完全に真横から見た感じになってるから、
表現的にはあんまり良くないのかもしれない。

もっと斜めからの視点の方が、せっかく細かく描いたキャラが活きると思うね。

でも二人が向き合う構図を思いついたときに「これでいこう」と思ってしまったから仕方ない。

もし構図を変えていたら、最後まで描き上げられなかったかもしれないし。

とにかく、この絵に対する不満点については、もう仕方ないと言わざるを得ないわけです。

音美はもう終わったんだよ!

ということで、これくらいでよろしいでしょうか。

本日は見て頂いて誠にありがとうございました。
2キャラ目にして早速モチベーションに不安が感じられるペースですね。

でも正直、ここまでの流れを見てると2キャラ目があったって時点で、
他のシリーズと公言して始めたものより続いてるっていうね(苦笑)

さて今回は少し前に紹介した「ヒトガタナ」より、伊都尾羽張(イツノオハバリ)です。

敵を溶かす特殊兵装「灼腕」に自身の性格を相手にコピーする能力を持つチートキャラ。

刀界においてはこんな厄介なものは他にないでしょうね。

主人公の十草も何でも斬れる「禊」という能力を持ってるらしいので、
何でも溶かせる奴vs何でも斬れる奴の戦いになるのか。

ホコ×タテみたいな言い方になったけども、そういう意図はない。

描いててなんか頭と体のバランスが悪いなと思って作業が止まってたんだけど、
単純に髪を盛りすぎただけでバランスが悪いわけではなかったのでそのまま描き上げました。

みなさんも頭髪のさじ加減にはお気を付けください。
(影響されてしまうと本当にバランスの悪いものが出来上がってしまいます)

対策としては、ハゲた場合の頭の大きさをイメージして、上半身で4個分になってるか確かめる。

横幅は大体腰の辺りまで来て頭2個分くらいじゃないかな。
(当然表現次第でもっと太いor細いといったようなことも出てくるだろうけどね)

というわけで、お次はsさんのリクエストであるラムちゃんに挑戦しようと思います。

シーユーネクスト!

伊都尾羽張
もう変にシリーズを意識してイラストを描くのはやめませんか?ということです。

さあ、今シーズンラストを飾ってくれるのは、久々にちゃんとしたイラスト企画です!

いや、ちゃんとしてるかどうかは怪しいところではあるんだけれども、
ただ「一言リミッター解除!」とか叫んで逃げるよりは遥かにマシだと思います(笑)

さて今回は何を描くかということなんですが、一言で言うなら版権モノです。

Fシリーズというのが以前ありましたが、あれは廃止しようと思います。

別にキャラクターをフィギュア化したいわけじゃないですからね。

それよりももっと生き生きとキャラを動かせるようになった方がいいと思いまして。

それともう一つ、他人が作ったキャラを描くことで、自分の絵柄がわかるかと。

やはり他人と比較したときにどこが違うかというのは判断基準としてはかなり優秀です。

少なくとも上手い下手ではなく特徴を見極める上では。

なので、これまでのマンガ・アニメ・ゲームなどから好きなキャラを描いていきます。

描いていきますといっていますが、続くかどうかも判らないので、シリーズとは言いません。

ある程度枚数が貯まるようならそのときシリーズにしましょう。

しかし今回、数記事前に話したpixivの件の影響で少々特殊なことをします。

完成品は上げない。

というか、個人的にはこれで完成でもいいんですよ。

でも見た人はまだ完成だと思ってくれないでしょうね。

ようするに影も色もついてない線画をこのブログに上げます。

そしてペイントソフトでそれらをつけたものをpixivに上げようという試みなんです。

いきなり版権モノで乗り込むとかハードル高ぇな(笑)

まるでpixivで上げること前提のように言っていますが、それもまたわからない。

別に上げなくても、単純に作業量が減るという美味しい部分もあるのです。

このブログでご覧いただけるのは、あくまでも線画のみです。

演出や本当に白黒のみで描きたくなったときは影をつけるかもしれませんが。

その程度なので、あくまでも気軽にやっていこうというのをポイントにしています。

その方が楽しいですからね。

というわけで、記念すべき第1回目の好きなキャラクターはもちろんこのギア!

ソル=バッドガイです。

いきなりメインディッシュから片付けないと損をするような気がした。

私はプロではないしアシスタントもいないから1枚描くだけでも結構時間かかるし、
モチベーションが切れて本当に描きたいキャラがかけないとか本末転倒ですしね。

でもさすがに全キャラクター中1、2を争うレベルで好きなキャラだけあって、楽しかったです。

ではまた、不定期ではありますけども、次も上げられるように頑張りたいと思います!

ソル=バッドガイ
更新停止中も絵を描いていたということは、実際に絵を見てもらわなければわからない!

というわけで、23thシーズンラストを飾るのは、もちろん昔描いた絵だったというわけだ。

昔といっても僕に言わせれば「この前」って感じですけどね。

というか、こんだけ時間かけて描いたんだからここで使わなきゃもったいないって感じ。

決して企画が思い浮かばなかったというわけではないですよ(棒)

さて、その絵というのはですね、女郎蜘蛛です。

ここで既に絵を知っている人達は解散していくわけですが、ちょっと待てお前ら。

お前らはガラスケース越しにしか、この絵を見ていないんだろう?

こっちは生だよ生。

作者(および所有者)だけに許された特権である。

あんまり引っ張るような価値のある絵でもないかもしれないという不安が湧いてきた。

しかし、頑張って描いたことは絵を見てもらえれば一発でわかるだろう。

前もって確認しておくが、手描き・ペン画・修正なし・フリーハンドである。

それではこれでもくらえ!

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/df26973d3dbfc6afe076fd626292bb25/1320671229

…この絵の魅力を分かってもらうにはちょっと画素数が少ないんですけど。

カメラで撮ってこれとか私は絶望するしかないのか?

もっと画素数の多いカメラを持ってこなくてはならんな…

というわけで、とりあえずもっと大きめにとったやつも載せておきます。

中くらい

小さい

蜘蛛の巣とかマジで大変でしたよ。

ここだけで10時間はかかってますからね。

今回は別にこの後に驚きの展開が待っているわけでもないので、素直に終わっておこう。

ただ一つだけ言っておきたい、頑張ればこんな絵も描けるんだよ。

…俺はな。

お前には絶対に、 絶 対 に 描けないだろうけどなッ!!(虚節語で頑張れの意)
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