質点

太陽を球として認識できる規模まで圧縮したとすると、もはや私の存在は質点に等しい。

別に太陽じゃなくてもいいんだけどさ、まあそういうことです。

僕が後期の単位全部とれていくら喜ぼうが、世はことも無しですよ。

単位が取れたからといってGPAが良いわけではないので注意が必要。

同様に、いくら点だからといって、それらの点はみな質量を持っていることを忘れてはいけない。

いくら小さな存在でも小さいなりに精一杯生きているんです。

まあこの生きるというのは、単純に生存するというのとは若干意味が違う。

人生において達成するべき目標をいくつか定め、それに向けて努力する、
またはそれらを達成し次の段階へ進むことができているか。

前提として目標は一つでなくてもいいということにしておく。

現時点で僕の人生の目標は何だろう？

１つ言えるのは、この１ヶ月で新しい目標を急いで作らないといけないくらい色々と達成した。

まあ今のところ学生生活中最大の目標は「暗海彩星」を限りなく完成に近づけることかな。

在学中の完成はもう諦めているので。

結局途中しかお見せすることができなかったというのは嫌なので、個展を開くつもりです。

それに、将来僕の絵の所有者になるかもしれない人もいるし。

とにかくこのシリーズを途中で投げ出すことはできない。

点の分際でこれだけのことを考えている。

これは量より質が大事ということに他ならない。

だが勘違いしてはいけない。

量＜質＜＜＜中略＜＜＜量＋質

だから僕は…１枚たりとも手を抜いてはいけないんだ！

絵を見る人間が最初に評価するものはなんだ？

完成度に決まっているじゃないか。

逆に１日で描いたとかは見る側には最後までどうでもよかったりする。

自分も描くんですとかいう人にはあからさまにプラス要素だけど。

むしろ残念な絵を１日で描くよりは数年かけて完璧な絵を出したいというのが俺の考え。

だからこそこの展覧会という期限制度が物凄く俺を苦しめる。

しかも絵だけじゃ今の生活は成り立たない。

先生、去年から人生の難易度が高いです！

先生、とりあえず絵だけに専念してみましょう。

待てぃ！勝手に自由に決めるんじゃない！

絵画・勉強・ブログ・女で交互に回せ！

誤解のないように言っておくけども、もちろん順序は関係ないから～、関係ないから～！