急増

前記事に引き続き、陰陽座関連の話。

ツアーが終わったら書きますと言っといて一向に書いてなかった記事です。

「相剋」の発売と同時にファンが急増してほしいというのがあるんですが、
まあ推理もののゲームの主題歌になったくらいでそう聴く人もいないでしょうね。

本題に入りますが、今回のツアーを通して僕はあることを心から理解しました。

「やっぱり陰陽座ってファンを大切にするバンドだよな。」

今回のツアーで特筆すべきは、アンコールの回数ですよ。

普通のライブなら３回くらいがいいところではないでしょうか？（これでも多いかもしれない）

現にこれまでの陰陽座のライブは基本的にアンコールを３回行うというのがセオリーでした。

それを踏まえて、今回のツアーのアンコール数と曲数を数えてみましょう。
（といっても単純に公式サイトのセットリストを見るだけなんだけどね）

陰陽座ツアー２００８『魑魅魍魎が夜を行く』
１０月３日　川崎　アンコール：４　曲数：２３
１０月５日　甲府　アンコール：４　曲数：２３
１０月７日　宇都宮　アンコール：４　曲数：２３
１０月１１日　帯広　アンコール：４　曲数：２３

オイオイ、いきなりアンコール４回ってなんだよ（笑）

ところが、これは嵐の前の静けさに過ぎなかった…

１０月１３日　札幌　アンコール：５　曲数：２４
１０月１６日　青森　アンコール：４　曲数：２４
１０月１８日　仙台　アンコール：５　曲数：２４
１０月２０日　郡山　アンコール：５　曲数：２５
１０月２２日　高崎　アンコール：５　曲数：２５
１０月２４日　長野　アンコール：５　曲数：２４
１０月２６日　新潟　アンコール：５　曲数：２４
１１月１日　京都　アンコール：５　曲数：２４
１１月３日　広島　アンコール：５　曲数：２５
１１月５日　松江　アンコール：５　曲数：２４
１１月７日　松山　アンコール：５　曲数：２５
１１月９日　高松　アンコール：５　曲数：２４

なぜアンコール５回は定番になってしまったのか。

そしてなぜ陰陽座は５回を続けようと思ったのか…

陰陽座はアンコールを５回させてしまう観客を愛情を込めて「大馬鹿モノ」と呼んだ。

そして高松公演では、トークだけだったものの実はアンコール６があったという。
（ブログ内では「伝説の向こう側」と称されていた）

そう、これすらも伝説の序章に過ぎなかったのだ…

１１月１１日　大分　アンコール：５　曲数：２４
１１月１３日　佐賀　アンコール：５　曲数：２４

なんだ、所詮向こう側は向こう側でしかなかったのか。

陰陽座が向こう側へとたどり着くことを諦めたかのように思えたその時、それはやってきた。
（以降ノンストップで最後までいきます）

１１月１５日　福岡　アンコール：６　曲数：２５
１１月２１日　名古屋　アンコール：６　曲数：２５　同日、ベストスコア・ブック「陰陽座・珠玉魂譜」発売
１１月２３日　東京　アンコール：６　曲数：２７
１１月２６日　浜松　アンコール：５　曲数：２４
１１月２８日　和歌山　アンコール：５　曲数：２５
１２月１日　四日市　アンコール：６　曲数：２５
１２月３日　福井　アンコール：５　曲数：２４
１２月５日　大阪　アンコール：５　曲数：３０

陰陽座はなぜ６回に手を出したのか。

そして５回はなぜ普通になっているのか…

東京や大阪は気分が乗るのもわかるけどね、曲数異常だろ。

特に大阪では５回目のアンコールで５曲やるという超展開。

実際にライブに行かなくてもこの凄さを体感できるという意味では、
陰陽座のファンで本当に良かったなと思った。

凄すぎて逆に来年からの陰陽座が心配になってしまった。

ただ、今度はぜひ鳥取にも来てほしいな（米子でいいから）。

またこの記事には質問（のようなもの）が多いが、それは最後のこの質問を導くためである。

なぜ、今回のツアーはDVD化されなかったのか…