怠惰

なんというか、OBになるとこうも風紋祭に対する態度に違いが出てくるんだね（苦笑）

風紋祭１日目、午後４時までポケモンをやりつづける。

もう最近研究室に軟禁された状態だったせいでちょっと解放されるとすぐこんな感じですよ。

そういう意味では風紋祭は関係ないかもね。

休日は無駄遣いしてなんぼみたいな。

絵を描かないといけない身としてはかなりヤバいんだけど、
疲れ過ぎて倒れるとかさすがに嫌なんでね。

そもそも今回展示に２枚絵を出すはずだったんですけど、
研究室に軟禁されたせいでそれも断念しましたからね。（１枚は出したけど）

軽く３週間程度は消費したんじゃないでしょうか。

もうこんなことは二度とごめんですよ。

…本当なら針金合宿でワイワイやりたかったんだよ俺だって。

でも当然できるわけもなく、風紋祭直前にタイミングよく仕事が終わったもんだから、
下手したら現役は俺が行く行くとだけ言っといてサボったと思ってるかもしれない。

そんな理不尽な状況で誰がポケモンをやらずにいられるっていうんですか！？

ポケモンを持ってない人でしょうが！！

意外と早く答が出てしまったが、そんなことはどうでもいい！私は休みたかったんだ！

ということで１日目は風紋祭のふの字も感じないような普通の休日でした。
（まあさすがに店には顔出しましたけどね）

風紋祭２日目、そこにはポケモンをプレイする拾人の姿がッ！！

っていうか前日にちょっとした飲みがありまして、寝るのが遅くなったもんで、
当然起きたらもう昼過ぎってことでもういいやって（笑）

人間案外スタートダッシュをミスると後どうでもよくなったりしますからね。
（まあ店には顔出しましたけど）

…もはやその程度しかできんわ。

ただしこの日は打ち上げがあったのでそれなりにワイワイできましたよ。

なんかもうOBの中で俺だけ現役の中に放り込まれるのにもさすがに慣れたし、
今回はむしろ自分から入っていったからね。

この環境適応能力は、俺が本来持っているアビリティの１つであると以前お話ししましたね。

まあ、だからどうということではないんですが。

風紋祭３日目、そこには、ポケモンをプレイする拾人の姿が！！…ないッ！？

実はこの日、土木の店の方のシフトが入ってましてね。

午後出勤で美術部の店をスルーしてそっちに直行しました。

からあげにつまようじを刺すだけの簡単なお仕事でした。

しかも意外と抜けだし自由だった上、美術部の店まで歩いて１０秒程度だったわけです。

そりゃもう往復しますよね。

土木の店から人を連れてきて針金細工を宣伝したり、
券を渡して美術部員にからあげを買わせたりと３日目にしてようやく充実した風紋祭ライフが。

いやもう最終日なんですけどね。

ということで、当然片づけは他人の２倍頑張りましたよ。

まあたまにはこんな自由な感じの風紋祭も良いんじゃないでしょうか。

それでも顔を出した俺に後輩たちはお疲れ様ですって言ってくれるんだよ。

そこは俺も「いや、疲れてないよ、ポケモンやってただけだから」って正直に言いましたけどね。

この正直さは潔いと思いませんか？

…そんなところで威張るくらいならちゃんと店に出てやれと。

まあでも、よく考えたら張り切って行ったところで僕に仕事なんてないしね。

売り上げは結構良かったみたいだし、いいじゃないですか。

あとコスプレ班もお疲れ様でした。

俺はあんまり興味がある素振りを見せると自分もやらされることになるので平静を装ったけど、
なかなかよかったと思いますよ、売り上げにもつながったらしいし。

いや、正直俺自身は何の実感もないけどね（汗）

趣味

ふと思ったんだけど、僕ってアルバムにどんなメッセージを書かれるんだろう。

去年卒業された先輩がだいたいみんな同じようなことを書いてるって言ってたもので。

大抵の人が何らかの突出した趣味や特徴を持ってるのでそこを責められるんですが、
僕の場合人前ではほとんど特定のキャラといったものは出しませんからね。

やっぱり魔王とか書かれるんだろうか…
（いや、卒業する先輩に対して魔王などという言い草はさすがにあんまりじゃないだろうか）

僕のキャラがわかってる人は逆にキャラが複雑すぎて悩むところもあるかもしれませんが。

メタルが好きってのは公言してる部分ではありますが、人前で実際に聴く機会は少ないですし。

…やっぱり結局は絵のことになるんだろうか。

でも美術部の卒アルで絵のことしか書かれてなかったら他には特に何もしてなかったみたい（ｒｙ

汚宅

男塾をやったこともあって、ようやく１年生の名前と顔がほぼ一致するようになりました。
ただし女子は除く
正直OBになったら名簿とかも回ってこないし、覚える機会がないよね。

それでもいつの間にか名前を覚えられていたら相手は嬉しいでしょう。

僕が相手の名前を覚えるのは記憶力を誇示するためであって、そんな生温いもんじゃないがな！

しかし、みんな普通にオタクなんだなっていう結論に至った。

オタクの中でもこいつはまだまともな方かなって思ってた奴も結構なオタクだったわ（笑）

まあその前にコラージュを見てだいたい分かってはいたんですけどね。
（「今日はクドわふたーの発売日ですよ」には普通に引いたわ）

なんかお前ら、ホントに一般人としての人生は捨ててんだな。

崩壊する美術部をこの目で見る日もそう遠くなさそうですねッ！

順応

フム、まだこれほどに小そうてお前を植える頃にはわしも人間であったもんじゃが、
お前もわしも、もはやこれほどまでに浮世離れしてしまったんじゃのう。

千年桜と呼ばれる大きな桜の木に寄りかかって辺りを駆け回る子供たちを眺めていた。

奴らめ、自分が餓鬼であることも知らず、鬼は嫌じゃと逃げまどうておる。

ほんに滑稽なことよの。

せいぜいあれらの魂なぞ、餓鬼界をうろついておるのが関の山じゃろうて。

思えばこの土地に来てからもう随分と経ってしまった。

昔は綺麗な丘だったのが、いつのまにか引き抜かれ、御神木として神社の前に植えられた。

そのせいでこの桜の木自体も相当弱ってしまい、常に見張っておけなければならない。

どれ、今日も疲れたわ…腕を貸してもらうぞ。

この太い枝に腰掛けて眠るのも何回目だろうか。

人間というものは、己のおかれた環境に知らず知らずのうちに順応してしまう性質がある。

こうして今、魔あるいは妖怪などといわれる存在になっているのも、
移りゆく環境の中、己が己らしく生きようとした結果なのかもしれない。

ほれ、今宵は彗星など拝めると聞いて村人が挙っておる。

わしもほんに…そうじゃ、あれが人間よな。

人間の姿は人間であった頃の自分を思い起こさせる。

彼らが彗星に望んだことは全て、人間であるが故の望みだった。

彼らは何故、そうまでして人間でありたいと望んでいるのだろうか。

わしにもあれに祈りを捧げた時期があったものよ。

今は別じゃ、あれはただ静かに眺めるに限る。

それはこの千年桜が死ぬまでの間、最後に感じた人間だった。

…という夢を見たんだ。

今回コラージュの編集後記で魔王扱いされたのは前述の通りですが、実は魔女もいたんです。
（しかも立場的には魔王の敵）

彼女はいつも魔女のコスプレをしているので、僕が魔王と言われるのに比べたら自然なんですが、
本人は（表面上）どうも納得していなかったらしく、なんで人間じゃないのかと怒ってたんです。

僕はそこでしみじみと思ったね。

ああ、これが本来とるべきリアクションなのかと。

あまりにも魔王扱いされるのが日常すぎてすっかりどうでもいい問題になってる自分がいる。

ようするに、彼女も２年後には魔女ですが何か？的なことになってるんじゃないでしょうか。

まあ２年後には部会で彼女の姿を見かけることもないと思いますけどね（笑）

僕はしぶとく出てると思いますけど（笑）

後記

今年のコラージュもかなり分厚くなったぜ！

それはそうと、読んでみると今年の編集後記はかなりのクオリティでびっくりした。

普通に面白かったです。

新歓の時に作ってた美術部の家系図を元ネタにして広げたものらしいんですけどね。

当然私の扱いは魔王でしたが、今までちゃんとした人間として扱われたことの方が少ないしな。

ただ、「特技：亡霊の兵隊を創ること」だけは酷いと思った。

みんなそれっぽいのとかギャグとかなのに、俺だけワリと普通に危ない特技じゃん…

後輩が俺のことをどう思っているのかが垣間見えてしまった瞬間であった。

まあ所詮はギャグなんでどうでもいいんですけどね。

そんなことより今回はアートバトルに全力投球出来なかったことの方が問題だよ…