連続

プライド？もう捨てましたよ、そんなものは。

今まで展覧会を笑顔で迎えた覚えがない。

そりゃそうだろうよ、そもそも計画では展覧会の前とかいう以前に、
学生生活中に余裕ができることがないんだからな。

とにかく、昨日弐人目と陸人目、今日肆人目が帰って来てくれたので結構落ち着いてきた。

今はこの精神状況下においていかに完全な存在に近似できるかが重要。

計画は実行段階に移っている。

今から始めなければ手遅れになる可能性が高い。

決心するなら今だ。

まず、今夜は徹夜だ！！

大丈夫、音美の時に僕は１度地獄を経験しているじゃないか。

僕はね、２枚目は結局完成できませんでしたなんて、そんなセリフ用意するのも嫌ですよ。

なんとしても完成させて、２つ並んだ姿をみんなに見せてあげたい。

そうすることで、彼らは初めて早さにこだわったことを納得してくれるはずだ。
ここで言う彼らっていうのは絵のことですよ。
だって、もう１枚は完成してるわけだから、冊子上は何の影響もないわけよ。

フン…こんなこともあろうかと、サイズだけで枚数を書いてねえんだよ。

こういう準備は、自分でもさすがだと思う。

しかし、土曜の時点で残り３枚の下書きを打ち切ったのは良い判断だった。

続けてたら、もう１枚で諦めるしかなくなってたところだ。

５枚出せたら言うことなかったんだけどね…

最低信長と濃姫がいればまあ成立するんじゃないかと。

お市、蘭丸、光秀は開学行きですね。

もちろんそれにあたる存在というだけで、そのものではないからアレンジも酷い。

近づけすぎて暗海彩星が成立しなくなったら元も子もないし、この１年が無駄になるからね。

でも完成品を見る限り、魔王はちゃんと魔王になってくれたようだよ。

色塗りに興味がないが故にその場のノリで塗ってしまい、結構大変なことになってるが、
まあこれはこれでなくはないのではないかと思える程度の満足感は得られた。

だって、魔王の色なんて誰も知らないだろ、だからいいんだよ何色でも。

…そりゃ、フレッシュピンクとかだったらマズイと思うけどさ。

そして、魔王制作中にアイボリブラック＋パーマネントイエロー＋クロムイエローオレンジで、
なんとオーレオリンの近似色が作れるということが判明しました。

オーレオリンって１０００円以上したはずだよ、買いましたけど。

やったね、君達は破格でオーレオリンを手に入れたのだよ。

ちなみに今回魔王には、オーレオリンとその混ぜて作った色の両方を使っています。

ポイントとしては、パーマネントイエローを多く、その他はかなり少なめにという感じ。

量を求めるなら、アイボリブラックを混ぜるときに注意が必要。

まあ、そうは言ってもいくらでも調整は可能ですよ。

つーわけで、俺めっちゃ損してない？

野口さんが…