重視

最悪の場合とは展覧会に絵が１枚も出せないことだったが、今日、その可能性はなくなった。

ひとまずこれで安心だね。

あとは何枚まで増やすことができるか…

なんかもう目とか耳とかに疲れが現れ始めてるけど、今はそっちにかまってる暇はない。

痛みも軽度だし、寝れば治る程度だろう。

この展覧会１週間前という時期は絵の優先順位が勝手に上がってくれるので嬉しい。

絵を優先する理由があるわけだからね。

これが２週間前となってしまうと、とたんに説得力がなくなるんだよね。

ただ、忘れてはいけないのが、木曜と金曜に１つずつ中間試験があるということ。

どれだけの時間を絵に使い、どれだけの時間を勉強に使うか。

その辺りがこの１週間の勝負の分かれ目だな。

さらに言ってしまうと、展覧会が終わった次の日も中間テスト。

その他はまあテストがあっても適度に勉強できるから問題ないだろう。

それに既に友人と勉強するなどして対策を立てているから、なんとかなりそうではある。

趣味と勉強の両立ってのは難しいものだと昔から決まっている。

勉強を優先していれば、今有る程度の画力すら持っていなかっただろう。

もし現時点でそんな状況だったら、僕は美術部なんかに入ってない。

今までのあらゆる環境は、悉く私が絵を描くために与えられてきた。

僕が初めて揃えることを前提に漫画を買い始めたのは高校１年の時。

電撃ピカチュウの１、２巻が初めて買った漫画だと思う。

遊戯王は２４巻と２５巻だけ買ってた気がする。

その程度だったのに、いつから道を踏み外したのやら…

今では当たり前のように買うからね。

でもそのおかげで今の画力があると思えば、まあ悪くはないかな。

絵（イラスト）を見ることは勉強になると思ってるから。

なにもそこから技術まで盗む必要はない。

ただ、どんな形が奇麗に見えるのかとか、カメラワークがどうかくらいは誰でもわかるだろう。

正直その見方ができればあとは数をこなすだけだな。

とりあえず見たものを３次元的に脳内で回転させるイメージトレーニングはした方がいいかも。

人間のものの見方は２次元だから裏側まで一度に見ることはできないけど、
３次元の生き物だから３次元的な考え方をすることはできる。

僕クラスになる程度だったらそれくらいの努力で十分。

さらに上を目指すなら、効果的な彩色やらグラデーションやらトーンやらを学ばないといけない。

そういうのはなんか個人的に絵ではない気がするので僕はあまり勉強する気になれない。

つまり僕にとっての絵とは、やっぱり形なんだな。

これまでの記事でもいかに形を重視してるかを語ってきたし、今回も結論はそこに行き着いた。

絵を描く上でどんなことを重視しますか？と聞かれたら絶対形って答えるよ。

あと曲線が好きなのは、フリーハンドじゃないと描けないからだな。
自分の腕の正確さを試されるのは、滑らかな曲線を描くときだと思うわけよ。
まあフリーハンドであることを前提とするなら直線の方が難しいけど。

この考え方が変わることは何かとてつもない体験をしない限り、まずありえないと思う。

例えばそうだな、風景画を描いてみるとか？

地球は３枚描くけど、ちょうどそのうちの一つが風景画チックなものになる予定だ。

どういう意味なのかは完成品を見てもらえればわかるだろうけど、いつになるやら…

とりあえず、今回の展覧会はこの日・月でどこまで描けるかがポイントだね。