予定

イラスト練習企画と並行してもうひとつ描画系記事を作っておこうと思ったら暇がなかった。

…またそう遠くない後日にでも。

しかもそんな絵ばっかり描いてる場合でもないので（汗）

僕はどうやら予定を立てることが苦手らしいです。

でも僕が苦手としている予定は、おそらく多くの人が苦手としているものです。

１時間やそこらの予定なら簡単に立てられるんですよ。

まあ、実行するかどうかは別として。

次の展覧会までの予定とかの難しさは半端じゃないです。

人生の予定とかになってくるともう…

空き時間にはとりあえず絵を描いてればいいんじゃないか？と思うでしょう。

正直その通りなんですが、現実的に考えるとやっぱりそれって難しいですよね。

絵は好きですが、一般的な絵のメインって着色ですから。

なんかもう全ての画家に対して申し訳ない気がしてきます。

僕なんかが自分の描いたものを「絵」と呼ぶことがね。

こんなものはイラストですよ。

芸術というよりは娯楽ですよ。

でも、（変形した）人が描きたいと思ったんだから仕方ないよな。

多分僕はリアルをリアルに描き切れない人なんです。

僕のスケッチブックを見た人にはわかってもらえるでしょう。

だって、「その人である」と他人に分からせることは現時点でできているわけです。

ならこれ以上劣化させなくていいと思いません？

やっぱり自分が心に決めていることって変えなくていいと思うんです。

今私は髪を物凄く伸ばしていますが、学生証の写真はまだ短いときのものです。

大抵の人がその頃の方が良いと言います。

…そんなこと俺がわかってないとでも？

人にうらやましがられるような顔ではないけど、それでも不細工ではない自身はある。

実際高校時代は結構「カッコイイ」って言われてました。（ある程度年上の方を中心に）

相手は軽い気持ちだろうが、こっちには中学卒業までそんなことを一切言われなかった実績がある。

やっとこの顔の真の力が…みたいな感じで普通に嬉しかったよ。

でもね、長髪への憧れはそれすらも凌駕したんです。

今より確実に悪くなるぞ…むしろキモくなるぞ…いや、それでもいい！

そう伸ばし始める前に思ったんです。

初めにそこまで決心しなければ、とうの昔に挫折していたに違いない。
実際結構な障害はあった。
ここまで伸ばせて本当に楽しかった。

やっぱりそこにあるのは、目標を達成できたという充実感や欲求の満足。

１年以上の期間を費やしただけのことはある貴重な体験でした。

まあ、これから新たに付き合うことになるであろう髪型も普通ではないけどね。

でもちょっと勿体ない気もしますね。

髪全体がこれだけ長いと、正直どんな髪型も自由自在なわけで。

ちょっと楽しみたくもなりますが、実際のところ、やってみたい髪形は特にないです。

だから切るところは一気に切りますよ、未練はもうないです。

と言いつつ後ろを残すあたりがもうね…

まだ切ってもないのにあれこれ言うのはよくないけどね。

だって、可能性はありますから、残すはずの部分まで…とか。

それに髪形だけ決めたって顔に似合わなかったらどうしようもないしなぁ…

僕の今一番の心配はそれです。

…ね？ちょっと前まであれほど悩んでいた僕の今一番の悩みはこんなことですよ。

人生ってのは本当にわからない。

もう予定を立てるのなんてやめようかな。