途中

ここ数年、将来のことについて考えることが多くなった。

簡単に言えば、自分が死んだ時のことを考えるのが好きになった。

楽しいことがあるときには大抵、その前と、本番と、その後に。

それぞれ今自分が死ぬとどうなるかということを考えます。

とりあえず何かを食べているときには死にたくないですね。

どうせなら、例えば旅行であれば、バスでの移動中とか、
そういうなんの変哲もないような状況で死にたいです。

まあ、他の人に迷惑をかけるというのは、どんな状況であれ死ねば同じですし。

実は人生で一度だけ、本気で死にたいと思ったことがあります。

大学の入試に合格したときです。

それからの半年間は本当に何をするにも楽しくて、
できれば今のうちに死んでおきたいなと思いました。

未来が見通せる力をもった人間の感覚というのは、あんな感じなんでしょうか。

基本的に家族ができるというのは自殺する権利がなくなるということですよね。

ということは寿命か病気か事故か他殺か…

できれば死に方もちゃんと選びたいものです。

事故や他殺だと死を悲しんでもらえるでしょうが、変な奴に殺されるのは嫌ですよね。

寿命で死ぬ場合は穏やかに、かつ家族に囲まれて…となるかもしれませんが、
本当にその家族全員が死を悲しんでいるかは謎です。

寿命が長すぎると冗談で「やっと死んだか（笑）」などと言われてしまいます。

人が死んだことをまるで困難を乗り越えたかのように、前向きという名を借りた暴言ですよ。

病気になるともっとひどい。

自分はさんざん苦しまないといけないし、一気に大金を使うことになって家族も迷惑。

心ではそう思ってなくても、状況的には迷惑をかけることに変わりありません。

だからといってもう死にたいと言えばそれはそれでまた家族を悲しませることになる。

袋小路ですよ。

結局なんとしても死ぬまで生きないといけないんですよ。

…自分の愛する人に殺してもらうなら悪くないかもな。

そんな人を見つけるのは自分と完全に趣味が合う人を見つけるのより困難でしょうけど。

※只今かなり具体的に思考していますが、単なる妄想です。

結局死を考えるなら、深く考えずに死なないと、死に切れなくなります。

要するに自殺する奴は何も考えられない状況にまで追い詰められているわけだ。

何も考えられない状況が死ならば、このブログが続いていることは生にあたるのか。

現時点で私と定義された存在が生きていることを最も広範囲に伝えるには、
やはりその方法が一番簡単で効果的でしょうね。

そもそもこのブログはその時何を考えていたかということまでわかるようになっている。
（他人の思考を完全に読み取ることは不可能に近いからわかるのは多分僕だけ）
このブログで行われていることは思考、感情、概念の文章化である。
まあ、どのブログにも言えることである。
違うのは対象を必要としない思考さえも文章化されていることだろうか。
これがいわゆる産地直送タイム。
産地直送という言葉を負の意味で使うことができるのは…このブログだけ。

そんなことはどうでもいい。

はじめからこの結論にたどり着くことが目的だったんだよ。

こうならないと眠れない性格でね。

このブログは私が寝るための準備として頭の中の物事を吐きだすために利用されています。

どうやらまた設定が変わったようだが、核心に触れることができたかもしれない。

ち　な　み　に　コンセプトとは概念。

辞書によれば概念とは、
同一種族の多くの事物から、共通内容を取り出し、それをまとめて得られる一般的な観念。

同辞書より常識とは、
社会一般の人が共通に持っている知識や価値判断。

簡単にいえばコンセプトとは、一般性≒常識。

僕はあのとき、みんなと同じようなことを書くのは気に喰わないと言ったわけだ。

いつか辿り着くことができるのかな、至高の文章に。

以上、自分がスッキリしたついでに皆にもスッキリしてもらおうと思って♪

これで気持ちよく終われるでしょ？