博識

俺と僕は違う。

ほんの些細な違いなら、探せば探すほど見つかる。

そのほんの些細な違いのどちらを選ぶかで結構な違いが出てくることもある。

２個の椅子を運ぶのか、椅子を２個運ぶのかでは腕への負荷に差が出る。

前者の場合は椅子は２つ同時に運ぶことになるが、
後者なら１つずつ２回に分けて運ぶことも可能。

どちらが楽かは言わずともわかるだろう。

もうわかっていただけましたよね？

そうです、ダブントカス症候群です。

最初の文だけでわかるのに説明しすぎるのは、文が重くなるだけで、
実際には何のメリットもないことに皆さんも気付くべきだ。

もちろん説明がないとわからないことをそのまま放置するのも良くはないけど、
過剰な説明よりははるかにマシですね。

ちょっと「この人いろいろ知ってる」的なオーラが出るしね。

たとえば今この瞬間、これらの文章にどれだけの人が反応してくれるだろうか。

この銀河を統括する、情報統合思念体によって作られた、
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース…
それが、私。
スマン、これ結構お気に入りなもんで。
視点を板に吊るしてギリギリ太るカレーセット！

確かに彼女は「能力を持っていない」
でもね……ある能力を持っているの

黄金の、翼…きゃああああああああああ！！

トリフィドの幹に駆け登り　そして　星座まで行けるよ

目には見えぬものを信じられぬ程度の欠痴な魂は此処には無いのだ戯け

躙り寄り転がる疑心の玉　耐え難きうねり　忍び難き音

蒼蠅驥尾に附して万里を渡り、碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ

ね。

よくわからないけどこの人はなんか物凄く色々と知ってるんだなとは思ったでしょ？

うん、ホントにいろいろ知ってるー。

※↑これは私自身のセリフですよ。と定義しておく。
表現上あえての「。」です、ご了承ください。
絶対に答え合わせはしない。

これも一部の人に限られるが、どうしてもわからなければリアルで聞いてくれ。

こういう一部の地域限定の要素があるコレクション系のゲームって、
なんかちょっと虚しい気持ちになるけどとりあえず可能な限り集める俺ガイル。

ジャンプフェス限定配布とか死ねばいいと思うよ。

たぶん前にそんなことがあったんだろうが、もう覚えてないから良しとしよう。

こうして好きなことも嫌いなことも削り取られて磨り減って、
その断片だけが不確かな印象として脳内を漂い続けるのです。

その時間の感覚は圧縮され、あるいは寸断され、消去され。

残ったものは一陣の風に吹かれ消え去る運命。

その一つを今日、貴方は過ごしました。

そして今、過ごしているのです。

…もう寝ましょう。