離心

「しかし忙しいな。」

絵を描くことの優先順位は今どの程度の位置にあるのかわかりもしませんなこれは。

みんなも忙しいって言ってるしね。

特に美術部の暖かい人たちは僕のつまらない愚痴でも受け止めてくれそうな気がして、
つい忙しいと連呼してしまってるんじゃないかと思うわけですね。

まあ俺の場合、そこかしこでまんべんなく言ってるけどね。

美術部の人にも土木工学科の人にも創価学会の人にも手づくりまつりの人にも。

理由は勿論、全てが忙しいからです。

例えばレポート、それ自体が忙しいことは勿論、他の要素が忙しいから、
それ自体にかかる時間＋その他の用事にかかる時間を考えると、
「ああ、また今日も自由時間なしか…」となり、それが「忙しい」という言葉で出力されるわけです。

でもだ、私はわかっている。

私の場合は様々な要素から時間の拘束を受けているためにこのような思考に陥るのだが、
これを単純に時間的な側面から切り取ってみると、私よりも忙しい人は確実にいる。

だから僕は思うんですよ。

忙しいと発言しないことによって周囲に気を使わせない人って本当に素晴らしいなって。

なんか最近気を使われてる感が激しくて申し訳ないほどです。

でも精神面が強いことの裏返しで、精神面に負担がかかるとどうしても表面に出てしまう…

もちろん以前の記事でも語った通り、ある程度声に出してストレスを減じることも大切ですが、
できればそれを他人の負担にはしたくないものですよね。

「大切」の部分は初め「必要」と書いていたが、まあ必要ではないかな。

そして、やはり忙しいことは決して悪いことではないです。

…と、言ってみる。

どうやら今回の記事において私は美ブロガーの要素が強いようなので、
残りの内容も美術部関連にしようかな。

先日、美術部の敵対勢力でありながら、裏での大手取引先であるわらもこと氏よりの一言があった。

ある先輩の絵に対する私の評価が、彼（もしくは彼女）の下書きを見ることで一変すると言うのだ。

もちろん早速事実関係を確かめにいってみた。

正直な話、何も変わらなかったというか…

そう言うと聞こえが悪いが、その誤解を解くために具体的に話すと、
正直元からあれくらい上手いと思っていた。

実は今までにもたまに彼（もしくは彼女）の絵を見る機会もあったのだ。

だから予想通りというか、期待通りだった。

問題は、間に合わせるために無理をして完成度を下げてほしくないなと。

丁寧に塗れば、完成度は私の描いたどの絵（油絵）よりも高くなるだろう。

それぞれを１つの完成した絵とみなすならの話だけどね。
そうみなさないなら、私はまだ完成品としての油絵を１枚も描いていない。
だから私の絵には完成度なんて初めからない。

ホントに、時間があればいいんですけどね…

ちなみに注意しておいてほしい、私はこのブログを美術部の活動の一環としては考えていない。