新型

写真とはいえ、動物を丁寧にスケッチしたのは初めてだ。

だから動物のスケッチの仕方も当然分かっておらず、左目から描き始めるという暴挙に出た。

こうして２記事後にはもう実行してる俺。（記事「素敵」参照）

僕はね、基本的に何かを見ながら絵を描くのはあまり好きじゃないんだ。

元がなければ自由に描ける。

もちろん、まず自由に描けるようにならなければこの考えは使えない。

僕の絵の描き方は少し変わっている。

例えばある漫画家の画風に魅力を感じ、そんな絵が描きたくなったとしよう。

少なくとも１度くらいはその漫画を見ながら描いた方がいいと思う。

でも僕はそんなことはしない。

とりあえず丁寧に漫画（絵）を読んで、いざ描くときにはその漫画は閉じられている。

また、腕に記憶させるという方法を取ることもあって、
空中で線に合わせて腕を動かし、その動きを今度は紙の上で再現する感じ。

さらに、例えば右目を描いて、それに合わせて左目を描くときはどうするか。

これは目には限らず、ある程度他と独立した場所にあるパーツを描くときに使えるんですが、
とりあえず他のパーツからその場所に向かって指を動かします。

すると残像（というか感覚）みたいなのが残りますよね？

これを重ねていけば大まかな位置を決めることができます。

まあ結局のところ、これは何が言いたいのかと言えば、
相対的な距離は一つのものに対してだけで求めてはいけないってことなんだけど。

基本は縦軸と横軸を常に考えていればいいだけのことで、
私はこの描き方を使っているので未だに顔に十字線を描いたことがありません。

それが良いこととは言えない部分がある。
それを使うことによってさらに良い構図ができるかもしれないから。

まあそんな誰にも（部分的にしか）理解できないような話はどうでもいい。

とにかく、これは暗海彩星に取り入れるしかない！

というわけで、この役目を担ってくれるのが土星の第１７衛星「パンドラ」。

私はこれに「絵の中に絵を描く」という技を使うことによって風景画に挑戦しようとしている。

私としては、絵の中に絵を描くということ自体が今までになかった試みなので、
なかなか興味があるし、元から「タンギー爺さん」は好きな方です。

まあそんなわけで、計画だけが先行してしまっているわけなんですけど。

在学中にシリーズを完成させるなら、少なくとも１枚／週間のペースで描かないといけないからね。

俺が今一番欲しいものを教えてやる…塗りつぶし機能（実写版）だ！！