適性

「新入生に対する好奇心」

私はこの面において相手の立場に立つということをすっかり忘れていた。

とりあえず、自分が入ろうと思った先にこんな先輩がいたら俺は嫌だ。

そしてその人がこんなブログを、しかも何かに取りつかれたかのように毎日更新していたら…

このブログの面白さは確実に読者の適性に左右されるものです。

でも今年のコラージュ（部員紹介冊子）にはブログのURLを載せてやろうと思ってます。

だからそれまででいかにこの気味の悪い文章をネタとして受け入れてもらえる体制を作るか。

でも後輩に敬語を使うような人間にはなりたくないんだ、俺はそういうキャラの人でもないから。

大学では後輩の方が年上とかあっても当たり前だもんな。

実際そういう人たちってどんな感じなんだろうか？

でも僕って後輩がタメ口使ってきても構わない人だからさ。

というか、結構気にはするけど文句は言わないって感じかな。

上司にタメ口ってのは社会のシステムに反すると思うが、
まず僕はまだそういった常識的なシステムが適用される（まっとうな）人間だと思ってないから。

ただタメ口を使ってくる後輩はある程度の根性を持っているという前提が頭の中にあるため、
少し荒い口調にはなるかもしれない、といってもまあ美術部ではそんな展開もなさそうだけど…

これでも小中高と順当に生意気な後輩に逢ってきたから。

高校の時とかはもうなんかほとんどキレたことがなかったせいで結構溜まってたから、
そういう奴等がいつ自分に絡んできてくれるかと心待ちにしてたもんだ。

こっちが大学への準備として勉強しようとしてる所にテストが危ないからと急に入ってきてだ、
しかも教えてもらう側のくせして先生に「早よう教えーや！！」っあのクソガキ共が。

ちなみにこの喋り方は岡山では普通に使われる表現なのであまり気にしなくて良い。
まあ岡山の人の間でも好ましい表現ではないけど。

とりあえずテーブルを挟んで俺と先生、そして先生の横に馬鹿２人という謎の構図に。

お前等はいつか社会の壁にぶち当たって死ね！とは思ったが、
さすがにいままで優等生キャラでやってきてたし先生の前でそんなことは言えない。

が、いなかったら多分言ってた。

すると今度はそいつらが「そういうことだから…」みたいな感じで俺に軽い「帰れ」的セリフを吐いた。

とりあえずそいつらの目を見たまま無表情で完全にスルーしてみる。

ちょっとした沈黙が続く。

そうしたら今度は先生が「悪いけど後でいいか？」みたいなことを言ってきたから、
一気に笑顔をつくって「ハイ！」って言ってもうバカ共には目もくれずに教室を出ました。

俺は無表情の方が効果があるかと思ったが、露骨に睨みつけてやった方が良かったかもしれんな。

とりあえず、そのくらい高校時代の俺は飢えていた。

Mだからかもしれないが、俺は自分が殴る蹴るされることに大した恐怖がない。

一種の危険な性格だ。

まあ常識はあるから今まで抑えてこられたし、これからも出さずに済みそうだ。

また、男なら喧嘩は勝たなければいけないというプライドもない。

一発入れば別に負けてもいい。

こういう奴ってみんな喧嘩相手としては嫌いなんじゃないかなと思ってみたり。

まあそれでも私はもう殴る蹴るとの縁は完全に切ったはずだ。

今ではすっかり優しい人間としての自分に満足している。

というか、そんな力でなんとかしようというガキみたいな考えはさっさと捨てるべきだ。

強い者に従って問題が起きないならそれでいいじゃないか。

ちなみにカツアゲとかは十分問題が起きてるとみなすけどね。

でもカツアゲごときで死の危険を冒す価値があるだろうかと考えると、払っちゃうかもな…

成人以降にまだ暴力的な方向に傾いてる人たちってガチで強いじゃないですか。

この平和な現代の世ではね、人を殺すどころか勝手に殺されることも本来してはいけないんだ。

どちらも周りの人が悲しむからね。

戦国時代や戦時中の奥様方は本当に尊敬しますよ。

愛の無い暴力は勝者の自己満足以外、悲しみしか呼ばないと思う。

こう書いたのはたまにそういうパターンがあるからで、愛があれば殴っていいとかいうことではない。

そんなわけで、なんか今テレビでドラえもんがすげー喜んでますが、
新入生の皆さんは安心して美術部に入ってきてください。

ダメだ俺、早速敬語使ってるわ…