別称

ファイナルファンタジーの召喚獣にはベヒーモスとバハムートがいるのはみんな知ってるよな。

でもそのうちの何人がバハムートがベヒーモスの別称であることを知っているだろうか。

これは神話などではよくあることで、例えばアンリ・マンユとアーリマン、
ナイアー・ラトテップとニャルラトホテプのように、ほぼ全ての神や天使が複数の呼び名を持つ。

というか、基本的にどの言語で読まれるかによって変わるという程度の話だけれども。

ソロモン72柱の中にもナベリウスという悪魔がいるが、この悪魔の別称はケルベロスという。

ベヒーモスとバハムートに１番近い例だと思ってこれを挙げたわけだが、
何を隠そうこの悪魔、ナベリウスとケルベロスそれぞれの呼び名において、姿が全く違う。

ケルベロスはご存じ三つ首の番犬だが、ナベリウスであるときはどちらかといえば鳥になる。

この他にも、呼び名によっては全く姿が思い浮かんでこないのに、
別の呼び名を聞くとすぐに姿が浮かんでくる悪魔がいる。

それが七つの大罪の中で嫉妬を司る悪魔であるところのレヴィアタンである。

レヴィアタンという名前からその姿を想像するのはなかなか難しいものがある。

しかし、リヴァイアサンと聞けば一発であの大海蛇が出てくるのではないだろうか。

…まあ何が言いたいかって、新しいラノベのタイトル思いついたわ。

「リヴァイアさんとレヴィアたん」

どうよ、「ジキルとハイド」以来の名作になりそうな予感がするよね。
（ただ、同じようなことを考えている奴が相当な数いるような気がする）

結局言いたかったこととは、最近漫画やラノベで邪神とか悪魔とかを題材にし過ぎ。

どうせならもう少しゴッドサイダーになれ。