忍者ブログ
虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

※今回の記事は膨大なネタバレを含みます、というよりネタバレしかありません。

「リアル鬼ごっこ」っていう有名な作品があるじゃないですか。

あれがホラー百物語で一挙放送とか言ってたんでドラマかな?と思ったら、
なんと映画(&DVD作品)だけで5作品もあるんですよね。

というわけで8時間かけて全作見てきました。

簡単に言うと日本国の王様が鬼に佐藤を捕まえさせて殺そうとする話です。

1と2は劇場版で続きものでした。

1では王様は仮面で顔を隠しており、素性がわからない仕様になっています。

日本全国の佐藤を捕まえて殺そうとしており、これに主人公の佐藤翼が立ち向かう話。

翼は逃げることに関しては天才的で、アクション映画のような動きで敵を回避できる。

鬼は囚人達で、佐藤を捕まえるたびに減刑や釈放される仕組み。

まあそんなこんなで色々ありまして、鬼ごっこをするわけなんですけども、
最初の世界には王様自体いないんです。

翼が友人に殴られそうになって目を瞑った瞬間にスリップした平行世界の話です。

そしてスリップさせたのは廃人同然だったはずの翼の妹。

この妹は、平行世界の妹と会話する能力がある。

平行世界では全く同じ人間が別の生活を送っており、
どちらかでその人が死ぬと平行世界でも何らかの理由でその人が死ぬという設定。

逆にこれを助けることで平行世界の当人も助けることが可能。

本来は平行世界を行き来する能力は翼の母親が持っていた能力で、
翼は母親が平行世界を移動した後にできた子供なので1人しかいない特殊な存在。

そして実は母親と王様の間にできた子供であり、
王様は母親を利用して邪魔な人間を次々に殺し王の座についていた。

そして、そもそも佐藤を捕まえさせたのは佐藤翼を探し出すためだった。

最後は元の世界に戻ってきたが、そこで妹がこっちの王様(医者)に殺されそうになっており、
それを助けてその医者と一緒に病院の屋上から飛び降りたところで再びスリップ。

荒廃した別の平行世界へと迷い込んでレジスタンスのリーダーである妹と会って終了。

2はまさかのこの設定のまま続行。

その世界の将軍は鈴木という名字で佐藤が邪魔だという理由で捕まえて殺そうとした。

と思ったが、実はこいつも翼の母親と関係があったことが後に判明する。

レジスタンスとして半年間敵の生物兵器と戦っていた翼だったが、
妹の能力が発動し元の世界に戻ってきた。

しかし同時に生物兵器を3体こっちの世界に連れ帰ってしまい、
そいつらから平行世界の方でレジスタンスとして登録されている人達を守る展開に。

で、まあ色々ありまして、実は将軍は元はこちら側の世界の人間だったことを知る。

そしてこちら側の世界にいる方が実は荒廃した平行世界の将軍だった。

二人の鈴木は翼の母親の力によって入れ替えられてしまっていた。

最後は二人の鈴木が荒廃した世界に揃う。

こちらにいた鈴木は翼を使って新たに世界を支配しようとするが、
将軍の鈴木は翼を殺して自分の支配を続けようと発砲。

翼の神回避によって鈴木に命中し、両方死亡した。

そして翼は捕えられていた佐藤達とこの世界の妹も救うことに成功した。

するとまたスリップし、今度は封建制度が続いたままの平行世界に。

おたずね者として旅をする侍の妹達と出会い、刀を渡されて俺達の旅は云々エンド。

まあここまでは劇場版ということもありしっかり作られていた印象。

3~5は佐藤ではなくB型の人間が狙われるまったく別の話に。

しかも3~5は少し舞台が違うだけで全て同時進行している。

王様がB型の人間を鬼に捕まえさせてその場で殺させるリアル鬼ごっこを始める。

3は見所もオチも特に無い。

4は自分勝手な男と女のラブストーリー的な展開で終わり、
5で今回のリアル鬼ごっこの真相に迫る内容となっている。

B型の人間が殺されるときに鬼から何かを打ち込まれるが、実はこれが新型のウイルス。

兵器として使用するはずだったところに王様自身(B型)が感染してしまい、
B型の血液が大量に必要になったため、このウイルスの抗体を持つ人間を探していた。

ここで5の主人公だが、その正体は草野という会社員に扮した門矢司であった。

A型なのに月野という所謂惚れた女を守るためにリアル鬼ごっこに参加。
(B型を判別するために健診と偽ってB型の人にのみ注射された薬品を自ら注射)

で、まあ色々ありまして、最後は月野がまさかの抗体持ちと判明し連れ去られたところを、
輸血用パックに自らの血液を抜き取って現場に参上した草野が上手いこと輸血し、
ウイルスではなくA型の血液を輸血されたことによって王様は絶命しゲームは終わった。

病院で目覚めた草野に月野が微笑みかけるエンド。

まさか最終作にしてディケイドが登場するとは思わなかったので少し楽しめたけれども、
文章量を見ての通り劇場版に比べてクオリティが低いのでそんなに面白くはなかった。

というか、全体的に時間を無駄にした感が割と半端ないんだが。

まあ見るなら2までかな。

2を見終わる頃にはむしろもっと続きが見たくなってきてる自分がいましたからね(笑)

ただ一つ言えることは、これはホラーではない。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
必読・重要記事
新基(FAQ)

密集(コメントへの返答)

空言(掲示板リンク&使い方)

共感(カテゴリー解説)

拾人(管理人について)

総括(まとめ@wiki)
更新情報
総括」最終更新日:2014.03.09

年表」最終更新日:2012.09.17

分別」最終更新日:2012.10.09

評漫」最終更新日:2013.03.03

其肆」最終更新日:2013.03.03

七二」最終更新日:2013.03.24

柱線」最終更新日:2015.02.01

替歌」最終更新日:2016.08.14
ブログ内検索
過去アーカイブ
2018
01 02

2017
07 10 11

2016
01 02 03 04 05 06 07 08

2015
01 02 12

2014
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2013
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2012
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2011
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2010
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2009
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2008
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2007
09 10 11 12
新着コメント
[02/18 わらもこと]
[06/15 拾人]
[06/12 s]
[10/23 ブラッディX]
[08/11 拾人]
最新記事
(02/10)
(02/04)
(02/03)
(02/01)
(01/31)
(01/30)
(01/29)
(01/28)
(01/27)
(01/26)
(11/28)
(10/25)
(07/08)
(09/25)
(09/08)
(09/04)
(09/01)
(08/23)
(08/11)
(08/07)
プロフィール
HN:
拾人
性別:
男性
QRコード
アクセサリ
忍者ブログ [PR]