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貴方の道を照らしましょう
明日が悲しくないように
彼方の星を照らしましょう
明日が巡ってくるように
焼けつく視線で見るもの全てを焦がしながら
その手に触れるものを限りなく溶かしながら
それでも彼女は全ての命に微笑みかけた
その頬笑みに魅了された者たちは
皆一様に彼女を求め、彼女に触れ、彼女に滅ぼされた
一匹の醜く小さな虫を見つめるかのように
遠く孤高の存在たる大惑星を眺めるかのように
あらゆるものの中心に彼女はいた
彼女の身体を潤す雫はやがてその身を滑り落ち
美しく宙高くへと吹き出して
再び彼女の腹に降り注いだ
そして彼女は声をあげる
それは全てのはじまり
その声を聴いた者に沈黙は許されない
眼が焼けるほどの眩しい姿で
彼女が私を見下すように
暗海彩星「太陽」(1枚目)に詩をつけるとしたらこんな感じだと思う。
ちなみに太陽はここまでの暗海彩星シリーズの中で私が最も気に入っている作品である。
その次はフォボス。
先代の部長は言った。
「画集とか出したら?1個ずつに詩をつけて。」
正直、面白いと思ってしまった。
ただ、本当にそうなったとしてもこの詩をそのまま載せるかどうかはわからない。
ほら、一回プロトタイプみたいなのを作っておくとより完成度が上がるでしょ?
…というか、これを今後全部の星につけていくとしたら、
カテゴリー「詩歌」の数が150越えることが前もって約束されたようなものだな。
太陽が特別なのは、その時点ではシリーズとして描こうとしてなかったから。
このときは1枚にどれだけ個性を詰め込んでもよかった。
他者の介入を許さない、独りだけで完全に満足した作品だから。
ちなみに「あまり服を着せないようにする」という設定以外にも、
「小さい星になるほど動きのある絵になる傾向がある」という裏設定があったりする。
まあ見てわかる通り、どちらも絶対ではないということなんだけど。
衛星って惑星の周りを回りながら、さらに太陽の周りを回ってるわけだからね。
でも「服を着せないようにする」を絶対としなかったのは正解だったと思う。
最近服を着せたくて仕方なくなってきたし。
まあ近代的な服とかではなくていいんだけど、せめて何らかの布くらいはさ…
とにかく新たな試みも始まったし、どんどん描くぞ!
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