防衛

俺、ちゃんと生きてたよな…？

ああ、お前はこれまでちゃんと生きてたよ、心配しなくていい。

そうだよな…短かったけど、悪い人生じゃなかった。

ああ、そうだな…

…おかしいな、こんなに楽しい人生だったのに…もう十分楽しんだはずなのに…
涙が…止まらないなんて…

オイッ！泣くなよ！！…俺まで泣いちまうじゃねーか…

…死にたくない…ッ！

大丈夫だ、お前は死んだりしない。

俺達の記憶の中で、お前はいつまでも生き続けるんだ…

…嫌だ、死にたくない！

お前は俺の中で生きてる！！

死にたくないんだよおオオオオ！！

生きてるっつってんだからさっさと逝けぇええ！！

I CAN FLY！！　HEY！！

健康寿命がいかに大切か。

若々しさというものがいかにうらやましいか。

そういったことを物凄く実感できるネタを一つ持ってたのを忘れてました。

ジャパネットたかたの社長って還暦なんだぜ。

なんかさんまのまんまで言ってた。

確かにいくら長く生きたところで介護生活じゃあ…いや、まてよと。

それは介護してくれる人によるのではないかという仮説。

意識もはっきりしないとかボケが始まったとかは別として、
老化によって精神面が衰えることはほとんどないよな。

だとすれば世界のほとんどが自分より年下という感覚から無茶をしてみたくもなるな。

無茶してみたいとは思うけど、確実に無茶ばっかりしてたら嫌われるから。

相手が年上だろうと年下だろうと嫌われることにプラス要素はほとんどないからな。

しかも「嫌いフィルター」は「好きフィルター」よりも格段に激しいもんな。

好きフィルター発動中は様々な行動が美化されるけど、
嫌いフィルター発動中は場合によっては別の生き物として見られるよ？

もし自分が好きな人が自分のことを心の底から嫌っていたら貴方はどうしますか？

俺はそんな目にあったことがないから確証はないけど、たぶんドＭになると思う。

実は俺がいつも言ってるＭというのは後天的なものなんだ…

小学５年の時友達とのケンカで先生に２０分近く叱られて以来、それが軽いトラウマになっててね。

あのときは視界がだんだん暗くなっていって、最後には倒れそうになった記憶がある。

なんというか、あの緊張感を感じただけで軽く吐きそうになるわけよ。

しかも家のおじいさんはよく怒る人なので結構そんなことがあった。

これでは心臓に負担がかかって仕方ないのでどうにかならないかと思ったところ、
最終的にＭになるということで落ち着いたようだ。

もう一つの方法として、脳内でbuchikorosuzoとかkeshitobe等の暴言を吐くという方法もある。

でもこれは逆にそれを実際に言うことができないので、正直余計にストレスが溜まるからダメだ。

Ｍという立場に自分を置いたときの解放感といったらないぜ。

世の中のほとんどのストレスはプレイの一言で片付けることができる。

俺が自分のことを精神的に強いと言える理由はこれだな。

俺はトラウマを克服したんだ。（もちろん完全にじゃないけど）

ここまで書いてみて、自分の人生が本当に良いものだったのかがわからなくなってきた…

そうだ、樹海へ行こう。…え、もちろん嘘ですけど？