読書

よく本を読むのが苦手だという人がいるが、中には本というだけで全く興味を失うレベルの人もいる。

彼らに言いたいのは、じゃあなぜブログは好きなのかということである。

本って滅茶苦茶頭の良い人が紙を使って書いてるブログ（ウェブじゃないけど）じゃないの？

こんな「性格が１０ありますｷﾘｯ」なんて言ってる人が日常を垂れ流してるだけのブログを読むのと、
まだちゃんと日本や世界のことについて考えてる人たちの本を読むのとでは相当価値が違うだろう。

例えばこのブログを読んで生活する１年間とそういった本を読んで生活する１週間だと、
価値的に見ればおそらく「前者≪後者」こういった関係になると思うわけだが。

これは単に為になるという意味だけではなく、内容的な面白さもこういった関係にあると思う。

そもそもの知識量が違いすぎるので、毎日のように皆の知らない情報を伝えることも彼らには可能。

より頭が良くなるほど学術的な表現になっていくので敬遠する人もいるようだが、
むしろそういう話をただの授業の何倍も面白く読ませてくれるなら読んだ方がいいのではないか？

それに本が難しいという発想自体が間違いで、ただ自分に読解力が無いだけだと思う。

そんなもん数冊読んでれば身につくし、そうなれば本当にブログ感覚で読めるようになるわけだ。

この時点で一番来そうな指摘「興味がないから読まないんだよ」。

今まさにもう少し興味を持ってみればどうかと言っているんです。

まあ実際に今、ある本を読んでいてそう思ったわけですよ。

とりあえず何か一冊、本を買ってみてはどうだろうか。

ていうか、本が無理なら彼らのブログでも読めばいいんじゃないだろうか。

例えば私の好きな小説家、森博嗣氏のブログを読んでみるとこれが結構面白い。

長さ１kmの鉄の棒の端を引っ張ったときにもう片方の端が動くのは何秒後？とか載ってますよ。