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文系人間の理数科目攻略。

この度成績表が実家に届いたらしく、親にも文系だなと言われた私ですが、
大学に入ってからというもの、年々理数系の科目が得意になっていくのがわかります。

さて、この理数系科目というものは、初めのうちはどうにも苦手といいますか、
そもそも力の分解すらできなかった私ですから、攻略不可能といった方が良かった。

現在問題なく解けている問題を当時の感覚で見返してみると、確かにこれは不可能ですね。

この変化は2年間理数系の学部でテストの度に計算問題をこなした結果、
理数系科目の攻略法ともいうべき勉強法を見つけたからでありまして、
実はこれさえやれば文系人間だろうが理系人間だろうがそんなことは関係ないんですね。

方法は簡単です、過去問を2回通り解けばいいんです。

そんなこと言ったって、過去問が解けなかったら意味ないじゃないか。

確かにその通りだ、そもそも私自身なぜ過去問が一人でも解けるようになっているのか。

その辺は詳しくはわかりませんが、1、2年のまだ易しい時期に慣れたんじゃないでしょうか。

ここで重要になるのがおそらく「式を文章として読む能力」かと思われまして、
実はこれを頭に入れておくだけで計算問題というものは随分と簡単になるわけです。

例えば、Nという記号で表わされるのは一般的にはみなさんご存知のニュートンです。

重力単位系でよく用いられます。

重力といえば、強い力、弱い力、電磁気力と並んで4つの力といわれるものの一つですね。

このNですが、単位はkg・m/s2と、一見複雑です。

しかし、物理の基本中の基本である「F=ma」という運動方程式。

これさえ頭に入れておけばこんなものは覚えるまでもありません。

mは質量ですから単位はkg、aは加速度なので単位はm/s2、もはやそのままですね。

力というものは常にこの考え方から記号なり何なりを導き出すことができます。

一見難しげに見える問題でも解の本質的な部分にこの運動方程式が用いられることは多く、
そこに注目して問題に目を通してみるといつもとは違った視点から攻略できるかもしれませんよ。

…なーんて。

こういうのは中学生で習うのか?少なくとも大学入学時の俺の頭の中にはなかったが。

つまりこんな基本的なことでさえ大学に入学してから改めて理解する機会があるということだな。

意外と優しい鳥取大学ということでね、IYTなんて誰かが言ったとか言ってないとか。

本当に言ってる奴がいたら抹殺してでも誰も言ってないという事実を作ってやる。

まあそれはともかく、理数が苦手な人=反復が苦手な人なんだろうなってのは最近分かってきた。

反復しなくても理解してからなら1回通り問題を解けばわかるんだけど、
そのためには講義をノーミスで聞いておく必要があるんですよ。

重要単語を1つでも聞き洩らすと1問解けなくなったりするんでね。

あと三角関数については実用的な範囲で必要になってくるのは倍角公式かな。

個人的に一番実戦投入までに時間を要したのはtanθ=sinθ/cosθだと思うけど。

解析学の計算問題とか見るとこのギミックがやたらと使われるんですね。

あと土質力学Ⅱでも土圧問題や斜面安定問題などで結構頻繁に出てきた。

このように講義の数をこなすことでこの分野で重要になってくる式というのもだいたいわかる。

となれば必然的にその式くらいは覚えておくかみたいなことになって、
それが後で使われたりした日にはもうね…

なんか話がちょっとずつ脱線しているようだが、言いたいのは式を読む能力の重要性だ。

相似律の話になってくると、重力が卓越する現象ではフルード数を一致させる、
粘性が卓越する現象ではレイノルズ数を一致させるみたいなことを習うんですが、
これも実は式を文章として読むことによって今でも何も読み返さずにこうして書けるわけです。

簡単に言うと、フルード数の式には「重力」加速度が使われていて、
レイノルズ数の式には動「粘性」係数が使われているんだ。

講義では特に言われなかったが、こんなもの式を読む能力の前では一目瞭然ですよ。

このことさえ覚えておけば、「この場合はこっち」というのを覚える工程が完全に省ける。

これだけでもこの能力の有用性はわかるだろう。

さて、いくら語ったところで中学時代から理系といわれてきた人間の前では虫ケラ同然。

よって、なんか偉そうに駄文を垂れ流すのはこれくらいにして、
ここからはもっと意味のない真の駄文をちょっとだけ垂れ流して終わろう。

俺がどれほど物理が苦手だったかってことなんだが。

一番わかりやすい事例を上げさせてもらうと、センター試験。

AO入試で既に合格していたものの、大学側の意向によりできれば受けろと言われ、
進路指導の先生にも一生に一度だから受けとけなんて言われて受けたんだが、
その成績たるや(悪い意味で)相当なものであった。

確か400点はあったよな…みたいな。

まあそれもそのはず、英語は3年で現在進行形を習い、物理そっちのけで2、3年は生物。

数学も先生の教え方が良いおけげか問題が簡単すぎるせいか楽々100点が取れる。
(ちなみに高校時代の勉強量は、ノート一通り見た後はテスト開始前の10分とかそんなもん)

オイオイ…と思う人もいるかもしれないが、そもそも職業校だからね。

実際大学入学後も測量ではクラスで1、2を争うレベルだったわけだし。(争った覚えはないが)
(レベルという言葉を見て「測量だけにね」って思っちゃうほどだ)

でもまあ職業校だからといってこの授業内容で生徒に進学を期待するなよとは言いたいかな。
(現に一つ上で島根大学に受かった先輩はもうドロップアウトしたしな)

で、センターの話ね。

確か物理は21点くらいだったかな。

そのうち自分の実力で取った点が5点あるかないかくらい。

酷いもんだろ、これでもこの年の物理は簡単だったって言われてたんだぞ。

おお、こわいこわいとはまさにこのこと、何が怖いってこんな人間が土木工学科に入ったことだ。

まあその後の展開はみなさんご存知のとおりですよ。

留年だけはしない方向でいきたいな…

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