浮遊

まずはじめに…今回同じような絵が５回も出てきます。

さて、絵が完成したわけですよねぇ…

もうね、今回はちょっとだけ本気出しちゃいましたよ僕。

なぜかって、キャンヴァスを先輩に張ってもらっちゃいましたからね。

コレは描かんわけにいかんなということだったんですけどもね。

まあ結論から言うと、色つけなんてもうウンザリですよ。

これまでより確実に嫌いになりました、次は白黒でいきます。

っていうかもう次から全部白黒かもしれんよ？

他人の評価なぞ…素人だろうがプロだろうが関係なく不要だ。

まあこれは褒めてくる人を否定しているわけではなくて、
「こうすれば評価が上がるよ」などといういわゆる「媚び」的な絵にはしませんよということです。

これからも自分の描きたい絵だけ描いて生きます。（←誤字じゃないから）

まあ前置きが長くなると変に期待されて結果「…あぁ」みたいになるんでもう見せますけど。

『千年（王妃）の目覚め』
初めてのF20号だよ。

なんと今回は、ある先輩の協力を得て写真サイズのデータを手に入れることに成功したぜ！

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/df26973d3dbfc6afe076fd626292bb25/1235429672
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/df26973d3dbfc6afe076fd626292bb25/1235429807

というわけで、画像サイズが大きすぎてどうやって上げてやろうかと四苦八苦しましたが、
まあ「何かわからないことがあったらとりあえずググる」、これは基本中の基本です。

結局フリーのサイズ変更ツールをダウンロードして解決しました。

というわけで解説なんですが、合評会の時はあえて詳細な名前は出しませんでしたが、
「ファントム・アポカリプス」関連の絵ですね。

※ちなみにF・A本編のネタバレになる危険性があります。

「if～千年王妃の復活」という感じで、王妃復活ルートの復活の瞬間を絵にしたもの。

ルートということで本当にこうなるかはわからない、まあなるけど（笑）

４人の視点とはもちろんモビリン、ルイ、ハイチ、そしてリッヒのことです。

この時点ではハイチとリッヒだけでなくルイも飛行可能になっています（死神との同化により）。

そして王妃の下にいるのはもちろんアリシュナ（死神同化＋イザナミ憑依形態）ですね。

本編を読んで「イザナミ弱すぎだろ」と思ったかもしれませんが、そんなわけないだろ。

左上は「生命の盾」といって、王妃の復活と同時に出現するものです。

本編でいう「王妃が復活すると数多くの種が絶滅する」というのはこれのためですね。

周囲から生命を直に吸収、本体に還元することで自動的に王妃本来の状態を維持します。

つまり傷を負ってもいくらでも周囲から生命を吸収して治癒することができます。

アリシュナの自然治癒能力の方が強そうにも思えるのですが、
アリシュナが自身の意志でこれを行うのに対し、こちらは自動です。
（さらにアリシュナの場合、時間をかけなければ直すことのできない傷も存在する）

また、王妃自身の意志で吸収することも可能ですから、攻撃と防御を兼ね備えています。

もっとも、この時点では王妃復活は特に物語の中心となる出来事ではないんですが…
（アリシュナとルイが死神と同化しているため）

ちなみにルイはアリシュナを倒すというか、アリシュナと闘っているわけですが、
龍についてはオマケのようなもので、本当はもっと沢山います。

この相手をするのがコウモリとの同調状態を安定させたリッヒ、生命の盾破壊役がハイチです。
（ハイチはもともと死者なので生命の盾は無意味）

次に絵そのものについての解説ですが、今回は黄色系統の絵具を一切使いませんでした。

合評会では「票数を減らすため」と説明しましたが、
僕の提案したテーマである「赤と青」を思い出した記憶力のいい人がいるでしょうか。

この他にも今回提案したテーマが随所に散りばめられています。（全部ではないですが）

おそらく来年また提案しても通りそうにないので自分で実現させたわけです。

塗り方に関しては特にこれまでと変わりませんでした。

各パーツの形状については、ちゃんと想像してから描いたというよりは、
描いていたらこうなったと言っていいんじゃないかと思います。

実際王妃のビジュアルはここに到達するまでに３、４回ほど変わっています。

制作時間は期間が長い上に中断を繰り返しているためよくわかりません。

１日１、２時間くらいしか描かなかったことも結構ありました。

さて、このブログでも以前から完成するかどうかみたいな話が出ていましたが、
今回実は制作途中で進行具合を撮っておきました。

記事「彩強」を書いてたときがこれくらい。（約１週間前）
基本的に塗れてない部分があっても飽きると途中で放置します。

記事「最恐」を書いてた時がこれくらい。
左下の龍はここから完成までに２日ほど放置状態でした。

次に使用した道具についてですが。


チタニウムホワイト（945円）
ランプブラック（409円）
コバルトバイオレットライトヒュー（861円）※ヒューなのでコバルトは含まれず無害
ミネラルバイオレット（630円）
マリンバイオレット（409円）
ウルトラマリン（409円）
コバルトブルーデルフト（1029円）※溶解性コバルトを含むため有害
オーロラブルー（630円）
カドミウムレッドパープル（1963円）※セレン及びカドミウム化合物を含むため有害
以上９色（7285円）
※値段は写真のサイズの場合のものです。


筆は以上の３本
ちなみに写真の状態での写真下端の親指の実際の太さは約１．８㎝

これだけのものがあれば同じ絵を描くための条件が揃うわけですね。

ちなみにこれらを０から（油、キャンバス等も含めて）揃えるとなると、１万円は必要でしょう。

…なんか金にものを言わせて描いたみたいな流れになってきたのでここで切ります。

ちなみに合評会で菌様の評価がさらに下がりました。

さらにちなみに、このブログで菌様がいろいろと終わってるなどと書いているのは、
現実社会の方でのことであって、別にブログの内容で評価が変わったわけではないです。

おそらく奴が指摘しようとしていたところが悉く狙って描かれたものだったので動揺したんでしょう。

「赤と青だけで描くと絵がぼやけた印象になりますが…」みたいな、
いかにも教科書から引っ張ってきたような苦し紛れの発言をしてきたので失望しました。

それは実際に絵を見て言ってんのか？

腹が立ったので「別にぼやけてないし、君の目がおかしいんじゃない？」と言っておきました。

あんな意味不明な指摘をするために俺の時だけわざわざ受付を抜け出してきたのか？

理解できねえよ。

天才とバカは紙一重だと言いますが、菌様は確実にバカですね。