渇望

最近、本当に書きたいことがなくなってしまって大変だ…

なんとか小さいネタでも見つけて記事をつなげていかなければならない…

といったように、ネタ渇望症候群にかかってしまっている気がする。

読む側としては、どんなこと書いたってかまわないよという人がほとんどだと思う。
（読むかどうかは別として）

でも僕がそれに負けてこのブログ独自の世界観をなくしてしまい、
新しく斬新なブログが出てきた場合、読者は容赦なくそっちをメインに持ってきて、
それを読んで一応の満足を得た後に口直し程度に読むブログという扱いに認定してくる。

このブログを他のブログと比較することは許さない。

両者の関係は平行ですらない、このブログの独立なんだ。（そうだそうだ！）

というわけで、抽象的なことを語ることならいくらでもできるはずだ。

ネタ渇望症候群の恐ろしいところは、ネタに敏感になってしまうこと。

そして、恥やプライドなどの最低限持っておくべき自覚を失うこと。

その結果、「何がブロガーか」などといった主語の大きい発言をしてしまう。

また、記事に対する反応への興味もなくなり、それらを細かく分析することができなくなった結果、
笑われていることとウケていることを混同していい気になってしまう。

これらの症状にかかるブログには、いくつかの傾向がある。

一番の共通点は「更新頻度が高いブログ」であること。

そしてそのことに対し、プライドを持っている場合も多い。
（更新に対するプライドを持つ分、人間としてのプライドを損なっているわけだ）

これにより、更新していないブログより更新しているブログの方が偉い、
絵を描いていない奴より絵を描いている奴の方が偉いといった勘違い野郎（KY）になってしまう。
（これらが適用できる範囲は限られたものであり、日常生活と混同すると危険である）

さらにネタを求め始めると攻撃的な内容も多くなり、ただの暴言と化す記事も出てくる。

オバマ氏の勝利で狂喜乱舞する小浜市民がなんかもう哀れだ…国違うのに。（このように）

これでは単なる人気取りと言われても仕方ない。

このとき症状が進むにつれ、現実に起こったことを書いてもネタを書いた気になる、
逆にネタを現実だと錯覚してしまうといったような行動が見られるようになる。

そして他人を攻撃し終えた患者の行き着く先、それが「自虐」である。

つまり、今ココ。

しかも他人事のように書いちゃったりしてしまっちゃってるからもう救いようがない。

これぞネタ渇望症候群のある程度極まった形、攻撃に見せかけた自虐である。

これは大変なことだぞ。
（実はこれも症状の一つ、ことを大袈裟に言おうとする）

それでも僕はまだ立ち止まるわけにはいかない。

なぜなら、それを楽しみにしてくれている人たちがいるから。

…とか言ってしまっちゃったりはしない。

なぜなら、ネタ渇望症候群はあと２段階ほど変身を残している可能性があるからだ。

こうなれば毒を以て毒を制するしかない。
（たぶんだけどそれ、毒を食らわば皿までじゃない？）

おそらく、この病気の極まった形はブログの閉鎖か、あるいは僕の社会的抹殺でしょう。

でもそうすると社会的抹殺をもネタにすることができる！

…そのネタは誰が読んでくれるの？

こんな僕は手遅れなんでしょうか？

もうどうすることもできないんでしょうか！？

早まるな、お前はまだ助かることができるぞ。

…え、今…なんて…？

だから、お前はマダガスカル！！

君のハートにレボリューション！！

こんな空気にエキサイティング！！

…なんてゴー☆ジャスな終わり方なんだろう。（終わり方であってオチではない、この区別重要～）