後追

前記事の詳細について。

人間の思考というものは、１人に１つの枠しか与えられていないというわけではありません。

音楽に対して、絵に対して、ゲームに対してなど、様々な分野に思考を分けることができます。

では私の場合、絵に対する思考はどの程度の割合を占めているのか。

…実はそんなに高くないんです。（まあこれがネタばらしみたいなものなんですが）

つまり、なぜあそこまで怒ったのに日常生活に支障が出ないのかという１番の理由がこれ。

何も無理して外面を作っているわけではありません。

例えば、自分が全くやったことのないスポーツがあったとします。

真剣に取り組む部員の横でいかにも怠けている人間がいたとしましょう。

私はその光景を見て当然ある程度腹を立てるでしょう。

しかし、その分野そのものが私の全思考の中で微量でしかないんです。

全量が微量なのに、怒りがそのうちの１００％になった程度で人間は行動するでしょうか？

しないですよね。

今回もそれとまったく同じなんですよ。

つまり、「あの人間は許せない」というよりは、「あの人間の考えは許せない」ということです。

それも今回は私が直接否定されたわけでもないですから、本当に絵に対してだけの話です。

よって日常会話については何の影響も出ることはないんですよ。

とは言うものの、日頃の言動から私が絵に対して相当な思いがあるのは皆さんご存じのはず。

なのに絵に対する思考の割合が低いだなんて嘘だろうと思うことでしょう。

でも、そういう人はちゃんと記事が読めていない人です。

私が絵に求めるものは覚えていますよね？そう、形です。

私にとっては形の創造こそが絵を描く（作品を作る）ということの中心なんです。

形の創造といっても物体としての形とは限りませんから、
当然詩や物語などの文章的なものもこれに含まれます。

つまり、「作品を作る」（詩・物語等を含む）という視点では確かに割合は高いんですが、
「絵を描く」ということに限定した場合、そう高くないのはこのブログからもわかりますね。

ただ、「取り返しがつかないことをした」という部分を否定する気はないです。

なぜなら、絵に関する思考が脳の大半を占める状態になったとき、
行動を伴いかねない怒りが湧いてくるに違いないからです。

具体例としては、展覧会においてその人間の描いた絵を全否定する、
もしくは絵に関する意見を一切受けつけない等ですね。

よって展覧会以外では支障が出る可能性はないと言っていいのです。

といっても、全否定ということは指摘すらしないということ。

つまり無関心ですから、攻撃というよりは無視に近い感じになると思います。

もちろん向こうが私の絵に対して否定的なことを言ってきた場合は指摘ではなく攻撃と取ります。

もしその時肆人目の割合が高くなっていたら…このパターンが一番危険でしょう。

なので、前記事で私の敵に認定された方々は展覧会ではこれらのことに気をつけて下さいね。

…私のフォローはこれが限界です（笑）