虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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亡き人の軍勢が異形に斬りかかる。異形の攻撃は一切効かないばかりか、
聖輪の欠片に触れただけで次々と消滅していった。
先程までとは比べ物にならない速さですべての異形が消え去った。
突然、ルイの持っていたヤサカニの勾玉が光った。
「これは?」
「ルイ、どうした?」
「勾玉が…鏡を確認してみましょう。…!?」
ニニギの腕から血が溢れている。それでもニニギは必死に闘っていた。
「まずいわね…ニニギが押されてる。」
「そんな、何とかできないのか?」
「俺が今から城に乗り込む!」
「待って、ニニギの腰の鏡が光ってるわ。この勾玉を使えば、ニニギに力を送ることができる。」
「そんなことまでできるのか。」
「この鏡は使用に相手の情報を必要とするの。カグツチの時はアカデミーから情報をもらった。
でも、ニニギとは実際に会っているし、こっちにはこの勾玉もある。これだけ情報があれば可能よ。」
「俺が力を送ろう。同じくアリシュナ討伐に立った神としてな…」
「…どうしたニニギよ、傷が痛むか?」
「この程度の傷、サクヤの命に代えることなど出来ん!」
「まだそれだけの口が利けるか。…いいだろう、これで止めだ!」
イザナギは思い切り剣を振り下ろした。ニニギは必死にそれを受け止めるが、
剣から溢れ出す闇が徐々に草薙の剣を侵食していく。
「どうした?このままではその剣ごと、お前は真っ二つだ。」
「クッ…」
突然、剣が鏡と呼応し、光を放ち始めた。
「これは…凄まじい力が!!」
「なんだと!?」
イザナギはすぐにその場から飛び退く。
「なぜこんなことが…?」
「…サクヤ、今行くぞ。」
ニニギはイザナギに斬りかかる。イザナギはすぐにそれをかわした。
しかし、剣先から溢れ出した炎がイザナギに襲いかかる。
「この炎は!カグツチめ…最後まで私を苦しめるか!!」
「最後と言ったな。その通りだ!」
ニニギが剣を振るたび、炎はイザナギを襲い、やがてイザナギは炎に包まれた。
「ク…クソッ!!」
「終わりだ!!」
ニニギはイザナギの胸を貫いた。同時に剣から溢れ出した炎がイザナギを焼き尽くす。
「グゥ、ハ…すまない、イザナ…ミ…」
イザナギがその場に倒れる。ニニギはついに最上階へとたどり着いた。
「貴様がここへ来たということは、イザナギはしくじったか。だが、計画通りだ。」
「アリシュナ…」
「…ニニギ様!?」
「サクヤ、無事だったか!」
「フン、さっさと連れて行くがいい。」
「なに!?」
「初めはこいつを利用するだけ利用し、最後に食らうつもりだったが…
イザナミが手に入ったのでな。このような雑魚はもう必要なくなったのだよ!」
「貴様ァ…」
「どけ、邪魔だ!」
アリシュナはイザナミとイザナギの亡骸を掴んだまま城を飛び出し、戦場に舞い降りた。
同時に城が炎上する。
「アリシュナ…」
「魔法使いよ、貴様は今回も私を倒すことができなかったようだ。」
「なんですって!?」
「まずいぞ、ニニギ達が!」
「…サイレント・ウィング!」
双頭の走狗が天守閣へと駆け上り、二人を救出した。
「さあ、イザナミよ…最後の役割を果たせ!!」
「起動セヨ…忌獣ヨモツヒラ!」
イザナミがそう言い終わると、アリシュナはイザナミに食らいついた。
「これが上級神の力か…フハハハハハハハハ!!」
アリシュナはイザナギとイザナミの亡骸を地面に叩きつける。
すると、突如として大地が裂け、地中から七つの頭をもつ巨大な龍が姿を現した。
「この国にはもう用はない…貴様らはこいつの相手でもしていろ。」
アリシュナは凄まじい速度で飛び去った。
「アリシュナ、待ちなさい!!」
「ダメだ、今はこいつを何とかしないとこの国は終わりだ!」
「しかし、なんだこれは?俺でも倒せるかどうか…」
「だが倒すしかない。私は奴を倒し、サクヤと共に生きて帰る!」
「ルイ、無事か!!」
モビリンがリッヒを担いでやって来た。
「モビリン、遅いわよ。アリシュナが逃げちゃった…」
「そうか…だが、賭けは成功だ。奴が出てきたことで楽勝とはいかなくなったが、倒せるぜ。」
巨大な口が迫る。各々が散らばって回避した。
「この地には、俺のじいちゃんが眠ってるんだ。死んじまってはいるが、体はまだ残っていた。
あの大きさなら、奴とも対等に戦えるはずだ!」
「でもどうやって動かすのよ!?」
「じいちゃんには悪いが、神の器になってもらおう。」
「神の器…!?」
聖輪の欠片に触れただけで次々と消滅していった。
先程までとは比べ物にならない速さですべての異形が消え去った。
突然、ルイの持っていたヤサカニの勾玉が光った。
「これは?」
「ルイ、どうした?」
「勾玉が…鏡を確認してみましょう。…!?」
ニニギの腕から血が溢れている。それでもニニギは必死に闘っていた。
「まずいわね…ニニギが押されてる。」
「そんな、何とかできないのか?」
「俺が今から城に乗り込む!」
「待って、ニニギの腰の鏡が光ってるわ。この勾玉を使えば、ニニギに力を送ることができる。」
「そんなことまでできるのか。」
「この鏡は使用に相手の情報を必要とするの。カグツチの時はアカデミーから情報をもらった。
でも、ニニギとは実際に会っているし、こっちにはこの勾玉もある。これだけ情報があれば可能よ。」
「俺が力を送ろう。同じくアリシュナ討伐に立った神としてな…」
「…どうしたニニギよ、傷が痛むか?」
「この程度の傷、サクヤの命に代えることなど出来ん!」
「まだそれだけの口が利けるか。…いいだろう、これで止めだ!」
イザナギは思い切り剣を振り下ろした。ニニギは必死にそれを受け止めるが、
剣から溢れ出す闇が徐々に草薙の剣を侵食していく。
「どうした?このままではその剣ごと、お前は真っ二つだ。」
「クッ…」
突然、剣が鏡と呼応し、光を放ち始めた。
「これは…凄まじい力が!!」
「なんだと!?」
イザナギはすぐにその場から飛び退く。
「なぜこんなことが…?」
「…サクヤ、今行くぞ。」
ニニギはイザナギに斬りかかる。イザナギはすぐにそれをかわした。
しかし、剣先から溢れ出した炎がイザナギに襲いかかる。
「この炎は!カグツチめ…最後まで私を苦しめるか!!」
「最後と言ったな。その通りだ!」
ニニギが剣を振るたび、炎はイザナギを襲い、やがてイザナギは炎に包まれた。
「ク…クソッ!!」
「終わりだ!!」
ニニギはイザナギの胸を貫いた。同時に剣から溢れ出した炎がイザナギを焼き尽くす。
「グゥ、ハ…すまない、イザナ…ミ…」
イザナギがその場に倒れる。ニニギはついに最上階へとたどり着いた。
「貴様がここへ来たということは、イザナギはしくじったか。だが、計画通りだ。」
「アリシュナ…」
「…ニニギ様!?」
「サクヤ、無事だったか!」
「フン、さっさと連れて行くがいい。」
「なに!?」
「初めはこいつを利用するだけ利用し、最後に食らうつもりだったが…
イザナミが手に入ったのでな。このような雑魚はもう必要なくなったのだよ!」
「貴様ァ…」
「どけ、邪魔だ!」
アリシュナはイザナミとイザナギの亡骸を掴んだまま城を飛び出し、戦場に舞い降りた。
同時に城が炎上する。
「アリシュナ…」
「魔法使いよ、貴様は今回も私を倒すことができなかったようだ。」
「なんですって!?」
「まずいぞ、ニニギ達が!」
「…サイレント・ウィング!」
双頭の走狗が天守閣へと駆け上り、二人を救出した。
「さあ、イザナミよ…最後の役割を果たせ!!」
「起動セヨ…忌獣ヨモツヒラ!」
イザナミがそう言い終わると、アリシュナはイザナミに食らいついた。
「これが上級神の力か…フハハハハハハハハ!!」
アリシュナはイザナギとイザナミの亡骸を地面に叩きつける。
すると、突如として大地が裂け、地中から七つの頭をもつ巨大な龍が姿を現した。
「この国にはもう用はない…貴様らはこいつの相手でもしていろ。」
アリシュナは凄まじい速度で飛び去った。
「アリシュナ、待ちなさい!!」
「ダメだ、今はこいつを何とかしないとこの国は終わりだ!」
「しかし、なんだこれは?俺でも倒せるかどうか…」
「だが倒すしかない。私は奴を倒し、サクヤと共に生きて帰る!」
「ルイ、無事か!!」
モビリンがリッヒを担いでやって来た。
「モビリン、遅いわよ。アリシュナが逃げちゃった…」
「そうか…だが、賭けは成功だ。奴が出てきたことで楽勝とはいかなくなったが、倒せるぜ。」
巨大な口が迫る。各々が散らばって回避した。
「この地には、俺のじいちゃんが眠ってるんだ。死んじまってはいるが、体はまだ残っていた。
あの大きさなら、奴とも対等に戦えるはずだ!」
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