苛立

私が束の間の眠りから目覚めた時、悲劇はもう始まっていたのです…

時間を確認し、自転車のもとへ向かう。

図書館前、車が後ろから来ていることを確認し、待機。

あまりの遅さにしびれを切らし、通り過ぎたと同時に発進。

後続車に激突。

図書館内にて、用事を終わらせ出口へ向かう途中。

通路を遮って話をする学生に堪忍袋の緒が切れ、暴力沙汰。

帰宅中、スクランブル交差点にてスタンドが路面と接触、転倒。

そのまま立ち寄ったスーパーで知人と遭遇。

友人を数人連れており、話すに話せない気まずい雰囲気に。

帰宅間近、T字路から飛び出してきた自転車が自分の回避方向に急ターン。

正面衝突。

もちろん水際で全て回避したこの俺の凄さ！

ただな、普通なら　壁に一発　入☆れ☆て☆る☆YO！（DON！）

人間が多い。

お父様、あれが人間なのね。

ああ、しかしあの中に人はいない。

人間がいるだけだ。

近頃の人間共は人が人たることのなんたるかさえ理解しておらんのだ。

覚えておきなさい。

今日の登場人物の中で一番うざかったのは多分この僕自身だということを…