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一つ、二つ、三つ…
一つ廻って初めから
一つ、二つ、三つ…
一つ廻って魔法の時間
冷たい空気が夜空を冷まし始める季節。
うっすらと雲がかかった月に反射される光で、
周囲に虹ができることがある。
幻想的なその光景に気付く者はわずかしかいない。
しかし、十回その光景を目にしたその日の夜、
あなたには二十五時が訪れ、恐怖が世界を支配する…
百合子は授業の復習をするため、今日持ち帰る教科書を選んでいた。
もう十月、新学期にも慣れ、余裕が出てくる頃だ。
早々と教科書をカバンに仕舞った百合子は、窓の外に目をやる。
校門で友達が二人、百合子に向かって手を振っていた。
笑顔で手を振り返し、校門へ急ぐ百合子。
この二人は小学生のときから学生生活を一緒に過ごしてきた仲で、
どちらも彼女の大親友だ。
他愛ない会話をかわしながらいつもの通学路を歩く。
この時間が百合子にとって何よりも大切なものだった。
しかし最近、百合子には新しく秘かな楽しみができていた。
あれは書道部の活動が夜遅くまで長引いてしまった日。
それまで一人で夜の闇を歩いたことがなかったこともあって、
そのとき彼女はとても新鮮な気分だった。
近頃では闇といってもあちこちに明かりが灯っている。
その光景は恐怖など微塵も感じさせることはなく、
どこか幻想的で、魅力的でさえあった。
その夜彼女は見てしまったのだ。
満月にかかったおぼろげなあの虹を…
はい、というわけで小説持ち込みシリーズ!
小説の最初の部分だけを書いといて続きを書きたい人がコメント、
気づいた僕がすぐにこの文章あげますって企画でした。
もちろんそんな奴いないのわかってて自己満足で書いてるんですよ。
この話のポイントは別に夜とか月とかじゃないよ。
主人公の名前が百合子っていうとこだよ。
これのせいで黒い長髪に白いワンピース、
華奢でおとなしい性格の少女が出来上がるのだ!
ワハハハハハハハハ!
次回は未定の予定。
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