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なんで子供の頃って自由研究ができなかったんでしょうね?
だいたいいっつも最後に残るか、やらずに終わってたんだよ、自由研究。
やるとしてもその辺に生息する虫を図鑑で調べてその絵と紹介を書いて終わりとかだった。
いまなら何でも自由研究になりそうな気がしてならない。
例えばこのブログでもよく使ってるし、「身近に発生する跳水」とかどうよ。
跳水というのは等流水深が限界水深に下から直行する場合、
つまり流れが射流から常流に変わるときに発生する現象である。
ここで、射流とは浅く速い流れ、常流とは深く遅い流れである。
逆に上流から射流に変化する時には支配断面が発生する。
この跳水現象は、自然界においては川の上流などでよく見かけることができる。
例えば川に傾斜がある場合、流速は当然河床の傾斜に影響されるので、
河床が傾いている場所から平坦な場所へと流れが移動すれば、
射流から常流へと変化することになり当然跳水が発生するが、
木製の板などで流れの一部を遮った場合でも等流水深が元に戻ろうとするので、
擬似的に跳水を発生させることができる。
これを日常生活の中で見つけることは出来るだろうか?
例えば家の中でこれと同じような現象を作り出すことが可能か?
私はこの度それを思いついた。
常流は深く遅い流れだが、これに相当するものが家の中にもいくつかある。
その1つが、浴槽にお湯を貯めた状態。
そしてそこから考えれば射流はシャワーを勢いよく出した状態と考えることができる。
これを45度程度に傾け、浴槽に向けて噴射すると…跳水が発生した。
以上で今回の実験は成功である。
これがその時の様子である。(ここで録画した映像)
余談だが跳水が発生する地点ではエネルギー保存則が適用できないため、
運動量保存則によって各地点のエネルギーを算出する必要が…
って、うるさいわーい!!
まあこんな感じで、今ならそれこそなんでも研究になりそうな気がする。
だって「自由」研究だからな。
それに中学生くらいだったらこのレベルで十分だと思う。
むしろ逆に考えるんだ、俺達が提出してきたものはこんなものにすら及ばなかったということを。
それはさておき、俺はこの「自由」が実は曲者だったんじゃないかと思ったんだ。
「自由」という言葉のせいでとりあえず「物理を考える」ということを放棄した気がする。
物理を考えていさえすれば、どんなことでも物理的に分析するだけで研究になるんだよ。
実際に賞とかとってる研究を見ると、やっぱり求められてるのは物理なんだよな。
まあ自由研究ってだいたい理科の宿題として出るから気付かない方が悪いのかもしれないが。
でも俺としては、自由研究より物理研究とかにした方がなんだかんだでやりやすいと思うな。
まあ本当に「物理研究」になっちゃったらやらない人が倍増するどころじゃないと思うけど(笑)
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