畳針

まさかこんな時にこんなタイトルで来ると思わなくて笑った奴がいるとかいないとか。

一説によると、この前退部した…誰だったかもう忘れたが、
その理由が「絵にかける情熱がなくなった」というものだったらしい。

そんなことを言う奴がいるとは信じられない…などと言うつもりはないが、
少なくとも俺は生まれてから今までそんなことを思ったことがないので、俺の勝ちだ。

「別に勝とうと思ってないし…」

これを機に「WANT絵師」、「NEED絵師」という分類を作ってしまった。

早い話が、WANTはNEEDに勝つことなどできないということだ。

今のところ基準は俺にしかわからないと言っていい状況だが、
例えば俺のようなNEED絵師なら、絵を描いてなくても１日数回は絵について何か考えるだろう。

この程度のことは絵を描いている人間なら誰でもあると言えばあるだろうが。

まあそんなゆるいものに始まり、NEED絵師の中でも上になってくるともはや症状になる。

例えばノート等の余白には絵を描かずにはいられないとかね。

菌様がこれで、中二病と同時に場合により人間として問題があるが、絵師としては上だな。

ところが僕は常識を持っているので、この域にはもうたどり着けない。
（もちろん中学生の頃はこの域に居た）

まあ中学の頃はあってもおかしくないよね。

数学の時間に教科書に恐竜の絵を描いてて先生に注意されたけど、
同時に絵の出来を評価されて授業終了後にみんなが見に来たみたいなことあったでしょ？

あの頃に比べたら最近はかなり勉強の大切さを理解してきたよね。

大学１年の時わけもわからず単位を落とした基礎物理学という科目があったが、
同じ教授の土質力学の講義の内容が理解できるという地味な成長があったりするからね。
（ちなみに今再履修すれば取れるだろうけど、２コマ続きになったし選択科目なのでもう取らない）

まあサイン・コサインがわかれば大体なんとかなると。
（入学時はもちろんわからなかったけど、１年で慣れた）

これはマジ話だが、力の鉛直成分と水平成分を分けることすらまともにできなかったからね。

…ブツギリッ！！

僕にとって絵を描くというのは、服を買うようなものなんです。

てめえらみてえな奴にもわかりやすい例えにしてやったぜ、感謝しとけやコラ。

新ジャンル「ヤンデレ」（ヤンキー＋デレ）

かの有名な武田弘光はツン＋デレ＋エロの「ツンデロ」という新ジャンルを確立したのである。

ひぐちカッター！！

服って別に無いからといって死にはしないじゃないですか。

でも今の時代、着ることが当然ですよね、それも定期的に何着か買うものですよね。

そういうことです。

そしてよりファッションについて才能を開花させた人間ほど、
一般人には理解できないものを生み出すというね…なんという類似。

そこまでいくともう被服なのか芸術なのかわかりませんけどね。

絵も服も芸術という括りの前では、虫という括りに対してのアリとカマキリみたいなものか。

喩えが上手い人の話って面白いんだけど、いざやってみるとなかなか難しいよね。

ちなみに菌様もブログでよく比喩を使いますが、わかりにくさが半端ないです。
（まあさすがにサッパリわからないってことはないけどさ）

ケーキにコショウかけて食ったらマズイのかどうかさえ僕にはわからない。

彼は読み手であって書き手ではないのだなというのがわかりますね。
（読み手としては良い目を持ってると思うんだけどな、例外もあるけど）

どちらにしろ今は自分より次元の低い人間の相手をしている暇はないのじゃ。
（菌様は２次元の存在的な意味で）

こうやって持ち上げたり落としたりすると効率よく相手にストレスを与えることができるという方法。
（しかも横で見てる人にとってはその方が楽しい）

とにかく、「もう絵なんて描かない！」って言ってる最中にも絵を描いているような人間です僕は。

わかる？別にツンがあってもいいの、デレがあることこそが重要なんだよ。