屑共

他人の悪い部分を批判するのは別に悪いことじゃない。

もともと相手が悪いんだからな。

ただ、そこに何とか相手を変えてやろうという意思がなければ、それはもはや批判じゃない。

ただの煽り・叩きだ。

で、俺は最近これがやりたくてやりたくて仕方のない屑共の共通点というか、
特徴みたいなものに気がついた。

奴らは、言葉を欲している。

ここでいう言葉ってのは、キーワードだ。

奴らは何か一言、みんなで言える単語を探してる。

で、それが見つかったら、とにかくどいつもこいつもその単語に乗っかる。

その時点で１対１でも１対多でもない、多対１の一番駄目な構図が出来上がるわけだ。

見てる限り、その一言の信憑性なんてどうでもいいみたいだな。

奴らはここぞとばかりに誰かが見つけてきた単語に何も考えず乗っかり、
それこそまるで量産された機械みてーに相手に対して同じ言葉を吐き続ける。

これを一人でやってるんなら、まだ「ご苦労さん」とでも言ってやりたいもんだが、
どう見ても大勢の人間が無意識だと思われるレベルでこれに参加してる。

一番タチが悪いのは、勧善懲悪だと思い込んで何の信憑性もない言葉を使ってるってこと。

こういう奴らは震災のときもデマに踊らされて散々醜態を晒したんだろうな。

例えば政治に関する話題や、それこそ在日VSネトウヨなんて話題じゃ、
この光景を目にすることも日常茶飯事ってなモンだ。

とにかくより強い対立がある場ほど、コイツらが出てくる率も高くなるように思う。

これが絶対に１人でやっていないとわかる理由は、その数の多さにある。

１人でやってたらさすがにそんなバカなことはしないだろ。

１人が何度も同じことを言ってて、しかも大量、もうその時点でコイツ自身がおかしな奴だ。

だからこれは、集団が１人１回ずつ同じことを言ってるんだ。

なんだろうな、「お、これは良い言葉を見つけたぞ」って感じなんじゃねーの、全員が。

で、ほぼ同時にそれに食い付くもんだから、振り返ってみたら同じセリフの嵐だ。

もはや食いつかれた方も迷惑なんじゃないかとすら思えてくる。

まあ、この話を見て少しでも興味を持った奴は、
ネットの掲示板とかコメント欄とかニコ動のコメントとか見てみたら面白いかもしれんな。