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虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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好きこそものの上手なれというのは、過去に否定したこともあったんだけども、
まあ真理かなと思うわけです。
(まあ否定のし方もそのまま否定するというのとはちょっと違ったんだけども)

わかりやすいところで言えば、歌とかね。

車の中とか風呂の中とか、まあ最悪鼻歌でもいいとして、歌が好きな人って歌うじゃないですか。

そうすれば喉はある程度鍛えられるし、歌詞も覚えられるわけです。

歌詞を覚えるってのは個人的に歌を歌う上で結構重要だと思いますよ。

脳を歌詞を思い出すことばっかりに使ってたらその分表現が制限されるでしょう。

それに比べ、もう歌詞は何も見ないでも全部出てくるくらいになっていれば、
純粋に音を聴いてこのタイミングでこう声を出すといったことに集中できますからね。

素人考えでもそれくらいの差があることはわかります。

とは言っても、僕は歌を覚えるときは先にメロディーを覚えるんですけどね。
(具体的に言うと、まず丸暗記で口笛を吹けるようにするって感じ)

まあ、それは誰でもそうか、メロディーが先だよな。

さて、せっかくなのでこの例えをそのまま使い続けますけども、
みなさんは風呂場で歌ったことってありますか?

これねぇ、1、2曲だったら何も問題ないですよね。

熱いシャワーを浴び続けながら5、6曲ぐらい歌ってみてください。

ホントにね、死にそうになる(笑)

呼吸をするのも辛いレベル、でも歌ってるときはそんなこと思ってないんですよ。

この時「ああ、好きこそものの上手なれとはこういうことか」と思ったのでこの例を使いました。

こんな苦しいトレーニング、歌が好きじゃないとできないよ普通。

まあ僕はそれほど歌が好きってわけでもないんですけど、
人前で陰陽座の曲を歌うなら半端なものでは許されないというプライドだけは高いので。

信仰心があると違うね(笑)

実際大学1年の時初めてカラオケに行ったわけだけど、その時はあんまり上手くなかったよな。

今でも全然「素人にしてはまあ上手いレベル」を抜け出せてないけど、当時よりは上手いです。

あとある程度高い声が出るのも元からではないですね。

中学生くらいのときに森山直太郎のものまねがしたくて練習しまくってたら出るようになりました。
(でも持ち前のプライドのせいで、肝心のものまねすら人前では絶対にやらなかったけどね)

今にして思えば昔はこの高さすら全然出てなかったなと実感することもしばしば。

こうして知らず知らずのうちに上達につながる努力をしているということなんでしょうな。

そこから先、いわゆるプロレベルに到達できるかどうかという段階に入ってからは、
ちゃんとした知識が物を言うわけです。

例えば出せる音域が増えてくることで腹式呼吸を意識し始めるんですが、
正確な腹式呼吸の方法は知らないし、それをどう発声に活かすかもわからない。

まあ、これ以上の上達は運が良くない限り望めませんね(笑)
(偶然使い方がピッタリ合ってたとかね)

そんなわけで、絵はそこそこのレベルなので、絵について考え得る「好きこそ~」を紹介する。

まずは何といってもキャラクターでも物でもいいけど一定数を描いているかどうか。

そしてキャラで言うなら、オリジナルキャラを描いているかどうか。

正直写実画の才能というのは想像力そのものの助けにはならない。

どちらかといえば写実的な作業は「認識」を鍛えているように思う。

これはこんな色だとか、こっちの方がこれくらい明るいとか。

でもそれがわかったところで、オリジナルは作れないからね。

オリジナルが作れるようになって、どれだけクオリティを上げられるかには影響すると思うが。

特にこのオリジナルを作るという作業は本当に「好きこそ~」だと思う。

だって、1作目は絶対に失敗作ですよ?
(ほぼ確実にとかではなく絶対に)

写実である程度実力をつけている人ほど現実に打ちのめされる可能性が高い。

でも好きなら、自然と次のキャラに行けるわけです。

そして伸びるわけです。

残念ながらその繰り返し、描いて、省みて、直して、描く、これ以外にはない。

逆にキャラじゃなくて良いならもっと抽象的な物でもいいわけです。

でも現代においては、大抵の人がそれでは満足できませんよね。

それがまさに好きということではないですか?

実際に価値があるかどうかはさておき、一見して到底価値があるように見えない絵もある。
(キュビズム的なやつとか)

そういった方向を深めようと思えないのは、簡潔に言えばそういう絵が嫌いだからだ。

ならば、当然その分野の技術も身に着くはずがない。

実にわかりやすい話だとは思わないでしょうか。

その世界観に魅了されれば、とにかくそこで何としても認められる絵を描くという気になる。

まずは土台をしっかり決めることができるということですね。

そうなればやることはもう限られてくるし、やっぱりできるかどうかはどれだけやる気があるか。

まさに、好きに始まり好きに終わるといった感じですよ。

だから、絵を上手く描きたい人は、まずいろいろな絵を見ることですね。
(最低限絵が好きならそれくらいはできるでしょう)

自分が描きたいジャンルだけ見ていたのでは正直言って駄目ですね。

それだと結局コピーしか作れません。

絵を描くことが即ち自身の知識を増やしているような状況になればいいと思います。

実際、僕自身も星のことや妖怪のこと、様々なことを絵を描くなかで調べ、知りました。

”それ”が本当に好きな人は、最初から「どう活かすか」といった視点で物事を見ている。

まあ、長々とくだらない話をしてしまいました。

でも、これだけのことが無意識にできる、それが好きこそものの上手なれですよね。
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