忍者ブログ
虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今回の台風はこれまでの何十人と死者を出した台風と同じ強さらしい。

人が死ぬと言えば、私は知人の死の知らせを聞いたことがある。

実際には死んでいなかったにもかかわらずだ。

正確に言うと、近い地域に住んでいて同姓同名の人が死んだニュースを友人が見て、
その事実確認をメールで求めてきたという複雑な状況だ。
(しかも死因が事故死だからほぼ全ての人に起こりうることだった)

その人こそ何を隠そう、あのお方。

俺にあのお方とか呼ばれてる時点で誰かわかりますよね?
(誰かわかりますよね?と聞いている時点でだいたいの読者が知っている人だということもわかる)

まだ特定の呼称がなく、読者大勢が知っていてなおかつ私よりも上の存在。

そしてブログにも結構出てくる、ここまで言ってわからなければ虚節初心者。

正直既に1人に絞られていない時点で虚節中級者以下。(これもヒント)

まあそのおかげで比較的自分に近い人が死んでももうそんなにショックは受けないだろう。

予行演習みたいなものだよ、まあ実際に人一人死んだのは事実なんだけど。

例えば親が死んで上と同じような台詞を吐くと、とたんに非常識な人間になる。

特に日本人と言うのは、他者から与えられた恩というものをきわめて大切にする人種であるから、
私がこういった考えをもっているという時点で既に親からの計り知れない恩を感じているのだ。

しかしながら、この予行演習のせいでたとえ本当に親が死んだとしても、
少し表現は悪いが「素直に悲しめなくなった」可能性は高い。

ひょっとすると第一印象は「ああ、あの時と同じだ…」かもしれない。

自分が死んでも子供には強く生きてほしいと願う親もいれば、
やはり自分の死は悲しんでほしいと思う親もいる。

この辺りは非常に難しい問題だ。

しかし、こういったことに関して私の記憶力はどうしてもマイナスに働かざるを得ない。

無駄な記憶だけ消去できればどれほど楽かと思う。

自分が過去に犯した恥ずかしい体験等に関しては既に対処済みだ。

同様に、今までに他者の犯した失敗を10個挙げればいい。

挙がらなかった時点で自分に対する他者の評価も同じようなものだと実感できる。

そう、俺のことなんて誰も覚えてなどいないさ。

こんなに汎用性の高い仮定にすら当てはまらない人物が存在するのが美術部の恐ろしさだ。

まあそれについてはこのくらいにしておいて。

最近自分が色々なことにあまり関心が無くなってきているように思う。

1年7ヶ月付き合った女と別れてこれほど何も感じないものだろうか?

確かに事実上はかなり前から別れていたと言われればそれまでだが。

人間が一定の時期に爆発させることができる感情にも制限があるのかもしれない。

ある特徴的な事柄に関して、愛情、憤怒あるいは憎悪等の感情を過度に抱くと、
その印象に反比例して他のそれに劣る事柄は見えづらくなるという考えは理解に易い。

それはおそらく多くの人間が脳内で言葉を使って思考しているからだと思う。

頭で考えたことは、声にならぬ声として脳内でのみ発音されているのではないか?

そして、厳密には同時に発音することができる声は1つまでとなるわけだ。

となれば、その時点で一番自身が興味を持っている事柄が優先されるのは当然だろう。

それを一度考え終わっても、あまりに優先順位が高ければ次も同じ内容が選ばれる。

それが繰り返されることで同じことをずっと考えていることになる。

ちなみに「一度に考えられることは1つ」、これを破るとどうなるか私は知っている。

つまり、脳内で一度に(自身の意志で)発音される声が2つ以上になった場合の話だ。

こうなるとその声は一瞬にして爆発的に増加していく。

私はこれまでの人生で十数回の金縛りにあっているが、全てこのパターンだ。

一度脳内で発した声が何重にも重なって繰り返されていく。

当然その状態では一度に発音できる声は1つではないので、そこに他の声も混ざってくる。

わかりやすい例でいえば赤ちゃんの笑い声とか。

まあそうなるまで放っておくのは稀で、基本的には気持ち悪過ぎるのでどうにかして解く。

私はこれを思考の暴走と定義しており、もちろん故意に起こすことはできない。

そのうちできるようになるのかもしれないし、実際に一時期コツをつかんだこともあった。

とりあえずきっかけは「なんらかの他者の発言を脳内で思い返した時」、これは確実だ。

そして前兆と思われる気持ち悪さの種類も既に判別できるようになっている。

あ、ごめん、今終わったわ。

何が終わったって、あの「夜遅くに現れる意味もなく変なことを考える時間」が終わったんですよ。

申し訳ありませんが、当記事は久しぶりの産地直送タイムでお送りしました。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
必読・重要記事
新基(FAQ)

密集(コメントへの返答)

空言(掲示板リンク&使い方)

共感(カテゴリー解説)

拾人(管理人について)

総括(まとめ@wiki)
更新情報
総括」最終更新日:2014.03.09

年表」最終更新日:2012.09.17

分別」最終更新日:2012.10.09

評漫」最終更新日:2013.03.03

其肆」最終更新日:2013.03.03

七二」最終更新日:2013.03.24

柱線」最終更新日:2015.02.01

替歌」最終更新日:2016.08.14
ブログ内検索
過去アーカイブ
2018
01 02

2017
07 10 11

2016
01 02 03 04 05 06 07 08

2015
01 02 12

2014
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2013
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2012
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2011
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2010
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2009
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2008
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

2007
09 10 11 12
新着コメント
[02/18 わらもこと]
[06/15 拾人]
[06/12 s]
[10/23 ブラッディX]
[08/11 拾人]
最新記事
(02/10)
(02/04)
(02/03)
(02/01)
(01/31)
(01/30)
(01/29)
(01/28)
(01/27)
(01/26)
(11/28)
(10/25)
(07/08)
(09/25)
(09/08)
(09/04)
(09/01)
(08/23)
(08/11)
(08/07)
プロフィール
HN:
拾人
性別:
男性
QRコード
アクセサリ
忍者ブログ [PR]