十時

せっかく与えられた出番なので、漫画紹介もちゃんとやっていこうということで。

本日は「クロノクルセイド」。

これ、作風やクオリティからして「ブラックラグーン」とかと同等に語られてもおかしくないと思う。

そんな漫画がドラゴンエイジで連載されていたという奇跡。
…まあ俺が買い始めてすぐに連載終了したんだけどね。

微妙に救われたようで救われない話が良い。

萌系雑誌の先駆けになりつつあった当時のドラゴンエイジにおいて、
この作品が確保できていたのはかなりの武器だったんじゃないだろうか。
…この他にも「創聖のアクエリオン」とか、ちょいちょいブームに掠ってるんだけどね。

何を隠そう、俺がアクエリオンを初回放送から地上波で見ることができていたのは、
ドラゴンエイジの誌面上で放送数ヶ月前から事前に情報を得ていたからだし。

まあそんなわけで、惜しいんですよこの雑誌は（笑）
…アクエリオンの漫画も残念な出来だった上に半年で終了しちゃったし（月刊で）。

そんなドラゴンエイジにおいてこの作品は、連載期間中は看板作品だったのではないだろうか。
…詳しくは知らないけど。

何より他の漫画と違って明らかに少年漫画だし、クオリティも満足の出来。

キャラクター達のドラマによる作品自体の雰囲気が良い。

全８巻と、ちょっと手を出してみようと思わせてくれる長さも良い感じ。
…当然連載中は読めなかったからコミックス買ったんだよ。

コミックス買ってでも読んで正解だったと思います。

こんなにベタ褒めしてたらどんな神作品なんだ？と思うかもしれないが、
別に漫画史上に残るレベルの超絶神作品だとは言ってない。

ただ表紙から何から、アベレージとしてやたらクオリティが高い作品ではあると思う。

これは他人にもお勧めできるレベルの作品でしょう。

というわけで★★★★★をつけさせて頂きたい。

わりとお気に入り漫画よりも評価高い漫画があるんですね。
…お気に入りってのはもうその時点で作品の出来は関係ないからね。

ただ、ガチのファンタジーものなので、そういうのが駄目な人は無理だと思います。
…一応保険も忘れないこの優しさ。

これ、ガンガンとかだったら持て囃されたと思うけどなぁ…