概況

４月に突入しました。

結局今回は長い春休みだったような気がしますね。

でも去年も同じこと思ってたけど、春休みって意外と用事多いよね、特に美術部関係で。

正直このままだと開学記念展覧会の作品が危ういですね。

白黒でいくということは、少なくともある程度枚数を揃える必要があります。

まあ別に必要があると言うほどのことではないかもしれませんが、
僕には結構重大なことですね。

とりあえず１０枚揃えば一安心といったところでしょうか。

それ未満だと駄目なのかどうかは実はよくわからないんですが、
僕自身の感覚では一つの区切りとして１０という数を重要視しています。

４月はどうこう喚いてもそんなに絵が描けそうもない上、実験も始まるので、
ある程度余裕が出てくる５月から本格的に枚数を増やす予定ですが、
とりあえずリクエストとかに対応している余裕がなくなりました…

ここ最近は美術部のためのポスターとかデザインとかばかり描いていたので、
当初の予想通り絵自体は描いているけど作品はできなかったという状態ですね。

まあどこまでを自分の作品とするかは個人の判断だと思いますが、
僕は自分の欲みたいなものによって作られた物こそ本当の作品だと思います。

ポスター等半強制的に描かされるものはあまり自分の作品として見れないんですよね。

僕の場合どれだけ真剣に描こうとするかで最終的なクオリティがかなり変わってきます。

適当に描いて上手いなんて夢のような能力は僕にはないです。
（それを身につけた人がプロなんでしょうけど）

これは文字とかが良い例で、僕の字ってかなり汚いんですよ。

個人的に文字は絵の範囲外だと思っているので、こんなことが起こるんですね。

ちなみにレタリングは絵の範囲内だと思ってます。

逆に言うと、場合によっては絵も文字と同じ感覚で描けるということですね。

これは現代のように文字と絵が明確に分かれてしまった環境だからこそ活きる言葉かも。

まあ、だから字が上手い人は絵が上手いって言われてるんでしょうけど、
実際上手くないんだからしょうがないですよね（苦笑）

やっぱりちゃんとしたものを描こうとすると時間がかかるということです。

習字とか、たった１文字にどれだけ時間かけるんだよって感じです。（批判的な意味ではないよ）

それにたとえ形がおかしくても、時間をかけた絵からはそれなりのものを感じますよね？

僕は絵が下手な人が自分の目の前で絵を描くという場面に幾度となく遭遇していますが、
彼らに共通するのは「完成までの時間が驚くほど早い」ということです。

下書きの段階ならそれもいいのかもしれませんけど。

これも字に置き換えて考えると無理矢理でも一応納得できそうな気がしますね。

字が綺麗な人にはノートをとるのが遅い人が多いです。

というわけで、これが上達の十分条件ですよ。

時間をかければ良い絵は描ける、良い絵になるまで描き続ければ良いのだ。

こんな馬鹿げた文章が結論だなんて笑えもしませんけど、
これが最終的な上手い下手の壁になることは間違いないでしょうね。

例えばこれは僕が今すぐネットをやめろと言われているようなもので、
人によっては絶対に無理なものなんですよね。

同じ絵で考えると早く描けることはゆっくり描けることより確実に上だと思うので、
技術が整っていないうちはゆっくり描かないと大抵の場合良い絵なんて描けませんよね。

そして、早く描けるようになったとしてもゆっくり描けばいいんです。

１日１０分でも１週間で１時間１０分ですよ。

ちなみに就職するとまともに絵が描けなくなることは周知の事実ですが、
それでも僕は暇を見つけては絵を描き続けるでしょうね。

これは僕の中ではわかりきったことなんですが、それはまた別の記事で。

…そんなこんなで、アルチンボルドって良いですよね。（同意は求めていませんが）

最近僕の中にはキュビスムもフォーヴィスムも存在しません、シュルレアリスム一択です。

ただし、絵画を描く気はありません。

そんな感じです。