下手

俺のアパートの郵便受けの横には、親切にいらない広告用のゴミ箱が置いてある。

いつものように新聞を取って広告をゴミ箱に捨てていたら、女性に後ろから挨拶をされた。

俺も挨拶をしたが振り返ってみるとカップルだった。

その後男性の方にも挨拶をされたが、タイミングがすぐだったので今度は挨拶をしなかった。
（今思えば、やはり挨拶は一人に対して一回が常識だったと後悔している）

アパートでは人に合わないように動いているため、こういったことは稀だ。

まあそんなことはさておき、向こうから挨拶してくるなんてなかなかいい人じゃないか。

なんて思っていたら、その二人、何をしたと思います？

そう、あの１０２号室に入っていった。

声の主に会ってしまいましたね、しかも挨拶までしてしまいましたよ。

サインでも貰っとくべきだったかな。

あ、別にタイトルは声から察して男が下手そうだったとかそういうことではなくて、（むしろ逆）
一度しか挑戦できないようなことってやっぱり失敗しやすいよねということです。

一度しかないものの代表格である私という意識下での人生ですら、すでに失敗だらけです。

仏教では前世の考えを重んじているので「私の意識下での」と書いたわけですが。

まあ生まれてから死ぬまでを一度の人生と定義すればの話ですよ？

これまでの記事に書いた「運命」という言葉も仏教徒の立場から厳密に言えば、
因行果得の考えから前世での行動による結果を現世で受けているということになるわけです。

すべての物事は原因と結果でできているわけですね。

「僕は●●党に決めてるんだ！」とか言うだけじゃなくてこういうことも書いておかないと、
絶望先生にありとあらゆる方法で馬鹿にされてしまうからね。

例えば私が髪を伸ばすことを原因とするなら、それによって風の被害を受けるのは結果です。

髪を伸ばさなければこの現象は起こりませんでした。

まあ本来一つの行動は様々な結果を同時に起こすものですが。

髪を伸ばしたから彼女ができたのかもしれませんからね。
（まあ直接的な原因は告白したからでしょうけど）

一般受けを狙うのか少数でも確実にある需要を狙うのかは誰もが迷うところでしょう（？）

土木工学科の友人に高校生にメルアド交換を求められた奴がいますが、
髪を切る前はとてもそんなことをされそうな顔ではなかったです。

それにしても、そいつはかなり上手に人生を生きてる気がするな。

例の実委の奴もそいつの立場になりたがってる。
やることはやりつつ基本的にふざけてる感じがいいらしい。

そして、俺ってなんて下手に生きてるんだろうと思う。

小学生（低学年）の頃とか確実に週一で泣かされてたしな。

失言だけ考えても現時点で既に数えきれない。

もう一つ失言を増やしてみようか、しかもとびっきりのやつを。

日教組って言葉の響きだけ聞くと宗教っぽくね？

って土木工学科の友人が言ってた。ということにしておいてくれ。

この我慢が出来ない性分が数多くの失敗の原因になっている気がする。

あ、他人の言うことを気にする性格の時はそう思うだけで、いつもそう思っているわけではないよ。

でもね、今の時代政界ですら失言続きと言っていい状況ですからね。

なんでわざわざあんな立場になってまで失言をしてしまうのかと思うわけですが、
まああの人達にとっては別にそれほど緊張するような立場でもないんでしょう。

でもこれからも俺は失言を重ねるような気がしてならない。

まあそんなときは、容赦なく突っ込んでくれて構わない。（非性的な意味で）

ロシアの女の子は、お年頃になるとケフィアを好きになるんですって（性的な意味で）
http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-1556.html
リアクションはとれないかもしれないけど。

でも過去の失言って実は他人にとってはそれほどのことではないかもしれない。（逆もあるけど）

絵とかの場合特にそう思うんだが、自分の描いた過去の絵って今の基準で評価するよな？

でも基本的に他人の描いた絵ってその当時の年齢とかを考慮して評価しない？

自分のことと他人のことでは考え方が変わってしまうんだよな。

実際他人のことになると意外とどうでもよくなってしまうことは多い。

政治家の失言だってそうだ、今君はどれくらい覚えている？

まあほとんど覚えてるよって意見もあるだろうが、いちいち例外を考慮してたらきりがない。
それこそ「生きろ」という言葉にすら反論がくるような時代だ、何も言えなくなってしまう。
例外に当てはまってしまった奴は自分の立場を嘆いているがいいさ。

だから、失言をした後は他人がすぐに忘れてくれていることを祈ろう！

タイトルをできるだけ活かしたいので最後はDKSで〆たいと思う。

「失言」を頑なに「湿原」と変換し続けた俺のパソコンって何なの？