技絵

今回は版権に対する感覚がマヒしてくれてよかった！と言われるような絵が描きたいということで、
ポケモンをポケモンハンではなくポケモンそのものとして描くということに取り組んでみた。

というのも、あるタグを発見しましてね。

それが「ポケモン技絵」。

ただポケモンを描くというだけではモチベーションが続かないところを、
技にすることによってポケモンを使った表現が可能になるというわけです。

早速何か技を選ぼうと思った時、真っ先に思い付いた技、それが「こうそくいどう」。

このスピード感はもう天啓だと思ったね（笑）

というわけで今回は早速作品を見てもらおうと思います！

こちらです。


そしてこちらが今回の下書き。


こうして見ると意外にもアナログの部分が多いことが分かって頂けるでしょう。

矢印は色を変えているのでデジタルで描いたようにも見えるかも知れませんが、
実際にはここまで手描きした後にスキャナで取り込んでいるわけです。

あとは明度や彩度、コントラストを弄った後に高度を透明度に変換→不透明度保護。

SAIではこのコンボにより、線画を好きな色に塗り替えることができるのだ！

塗り潰しなら一発でいけるんですが、ポケモンの線は黒のままにしたかったので手作業で。

ちなみに今回は第１～第５までの各世代から、レベルアップでこうそくいどうを覚えるものを選抜。

その結果ドードリオがメインに来るとは自分でも思っていませんでした（笑）

全体としてもなんてマイナーな集合体になってしまったんだろうか。

ちなみに今回は背景と矢印を１フォルダにまとめ、あとは各ポケモン毎にフォルダを作りました。

各フォルダには基本色と影とハイライトレイヤーを作成。

基本色は各色ごとにレイヤーを分けて塗った後、それらを合成したもの。

こうしてソフトの使い方を習得することもクオリティアップの秘訣ですね。

機能を上手く使って同じクオリティの絵でもより速く描けるように努力していくのが大事です。

ポケモン技絵には可能性を感じているので、次も頑張って行こう！