数値

春休み初日は祝日で学食が開いてなかったということもあり、チキンラーメン１杯で済ませた。

これを除いては何も食べなかったし、何も飲まなかった。（意識してではなく）

なんて燃費がいいんだ俺（笑）

やっぱり絵を描いてると、こういうことを忘れることがあるよね。

さて、テストの最終日にも例外なく法則が適用された。

過去問を見て「これは勉強せずとも単位は取れたな」などと思い眠りにつこうとしていたところ、
友人から電話がかかってきて「過去問の答えを教えて」と言ってきた。

仕方がないので予定を変更し、その場で去年の過去問を一通り解いてメールで送った。

すると今度は「質問したいところがあるから家に行っていい？」と電話が来た。
（後で聞いた話によると、まさかメールで送ってくるとは思わなかったらしい）

だが、部屋の中は油の臭いが充満してとても他人を入れるような状況ではない。

というわけで、友人の家に行ってきた。

結局３年分の過去問を一通り解いてそれをコピーして配って終わった。

だがしかし、今年はそれだけでなんとかなるようなものではなかった。

毎年恒例とされていた部分にまで変更が入るという有り様だ。

プログラムの間違い訂正の問題では、毎年水圧の式が間違っていたが、
今回の問題は水深と板の高さが異なっていて、板の高さを式に使っているのが間違い、
これを水深に直すというものだった。

まあ、プログラムが文章に見える俺にとって、この程度の変化は何の問題もない。
（しかもこの程度の間違いなら誰でもわかるだろう）

むしろその範囲（３問）で点が取れた時点でおそらく俺の単位取得は確定した。
（この科目はレポート点だけで５０点あるらしいのでまあ落とすことはないだろう）

あとはどこまで評価を上げることができるかだが、この後が問題だった。

ニュートン法の手順を示せなる問題が出てきた。

これ、ニュートン法の「手法」ではなく「手順」となっているところが問題だと見た。
（アンダーラインまで引いてあったし）

ようは考え方はどうでもいいから実際に式を立てる上で何をするかを聞いているわけだ。
（曲線の接線のtanθがどうのこうのという文章はいらないってことだね）

その後、過去問では２乗根を求める式を導けなどとなっていたのに対し、
今年はn乗根だった、これはまあ実際に手順通りにやれば導けたと思う。

次が問題で、M=-xⁿをニュートン法で解こうとするとき、解が求まらないのはなぜか。
（ただしM、Nは正の偶数とする）

出た、講義でやってない内容。

こんな問題に時間をとられているものアレなのでさっさと捨てて次の問題に移る。

出た、講義でやってない内容。

この範囲に関しては完全にやってなかった。

講義でやった（この先生の）範囲は放物運動と単振動であるのに対し、
これは落下と衝突に関する運動。

しかも配点が５０点とかもうね…

だが、プログラムが文章に見える俺にとっては、
初めて見るプログラムの１つ１つの行が何をしているのかも手に取るようにわかる。
（むしろみんなこれがわからずに研究室とかに入って大丈夫なんだろうか）

初期値を代入し、繰り返し計算でまず落下前の高さを決定し第二の繰り返しへ。

dt秒毎に加速度分ずつ落下させ、壁に衝突した（h=0以下）時点で繰り返しを終える。

その後はエネルギー損失をその時点での速度の値と掛け、高さを新たに設定する。

これを全エネルギーが０になるまで繰り返すという流れのプログラムだった。

まあ、放物運動のｘ軸方向の速度変化がなくなったものという考え方もできなくはない。
（というかそういうことなんだろう）

というわけで、この科目を落としたということはまずないだろう。

しかしこの先生はまあ講義で教えないところを試験に出すことで有名な人でね。
（記事「土質」で言ってたのもこの先生の範囲）

１年後期に個体力学基礎の担当だったけど、その時はまだそんなことはなかったんだが。

まあそういう性格のねじ曲がった奴はどこにでもいて、
最終的にはそういう経験こそがためになることだったあるのかもしれないからな。

それにしても、テスト最終日くらい笑って迎えたかったぜ…（Aはないかも）