河原

子供の頃にやったといえば、ヨーグルトをかき混ぜて、
パン工場ーパン工場ーパン工パン工パン工場ー♪

え、なに、パン工場？恥ずかしがらずに言ってみなって！

…書きたかっただけ。

鳥取にきてからそういえば見てないなぁと思うものの一つに「河原」がある。

まあ河原なんてちょっとした川が流れているだけではそう簡単にはできないんだが。

子供の頃の僕は、よく祖父と弟の３人で川に釣りに行ったものだ。

ザリガニを取ったこともある。

ちなみに、確か体積的な最高記録はコイ釣りに行った時の１１匹。

１０匹だったかもしれない。

１匹が夕食になって残りは庭の池に放した。

実家の前には川幅１００ｍ以上はある川が流れている。

とは言っても別に家を出てすぐの場所を流れているわけではないが、歩いて数分で行ける。

小学校も中学校もその川を北上していった所にあったし、高校の側にも小川があった。

僕の人生は常に川と共にあったとまでは言えないまでも、なかなか身近な存在だった。

そして、河原こそが川と人間の触れ合いの場所だったんです。

小さい頃はやはり直接川に入るというのは危険が伴いますからね。

最近では度重なる集中豪雨によって大人でも迂闊に川に入ることはできなくなりましたし、
川自体も汚染されて水泳を楽しむという環境ではなくなりつつありますが…

この集中豪雨や気候の熱帯化は、少なくとも僕が大学に入学する前から言われていました。

入試の面接のために環境のこともいろいろ調べていたわけです。

土木がメインの高校でしたが、環境や農業についても勉強していたんですよ。

ハイドロクロロフルオロカーボン、テトラクロロジベンゾパラジオキシンなど、
面白い名前の宝庫でもあったわけで。

貴方の故郷には河原がありますか？

もしあるなら、ぜひそこまで徒歩で行って小石を一つ川へ投げてみてください。

一回もはねずに沈んだら、貴方の人生は悪い方向へと進み始めるでしょう。

川は流れ、流れとは大きくなればなるほど強大な力を持って周囲を巻き込む存在。

貴方が小石を投げた川の大きさは、貴方の人生を表しています。

その上を渡ることもできず、すぐさま飲み込まれてしまうような存在は、
まさに人生において何一つ目立つこともなく静かに消えていく小石でしかないのです。

一回以上はねた場合は、それだけ貴方の人生に特別な出来事が起こるということ。

気に入らないなら何度も投げて、一番いい結果が出た時に投げるのをやめて帰りなさい。

その判断ができるのは人間だけなのですから。

ただし、結果に満足できず何度も挑戦しても、初めの一投が最高の結果になるかもしれません。

人間にはそこまで予測するだけの能力は備わっていないのです。

他の生き物達は小石を投げることすら許されず、いつも流れの外にいます。

貴方が大切にしている生き物がいたら、一緒に河原へ連れて行くのもいいでしょう。

…と、この前買った占いの本に書いてあった。嘘、さっき適当に考えた。

やっぱ河原もいいけど砂浜もいいよね。