飲屋

現場研修が無事に終了し、おまけということで飲みに連れて行ってもらうことになった。

もちろん非公式に若手だけでいく感じだったけど。

最初はお好み焼きの店で研修のことや仕事のことを中心に話していたんだが、
二次会に行こうということになって、人生初女の子のいるお店というヤツに行くことになった。
（大丈夫です、藤乃には既に伝えてありますしなんら問題にはなっていませんよ）

まあスナックだったので、振り返ってみると美容室と同じような会話しかしなかった印象。

そもそもなんの前情報も無しにいきなりそんな店に入ったもんだから普通の話しかできない。

隣に座ったのは自分と同じくらいの年の女の子…かと思いきやまさかの１９歳。

…ギリギリセーフ（年齢的な意味で）

だって僕、１８歳以下は女性として見れないところがありますからね（そういう意味のセーフか）。

まあ途中からカラオケが始まったので、最初は先輩方の歌を聞くことに専念。

こういう気の使い方はできるんです。

やっぱり女の子とデュエットするのが定番のようだが、１人で歌うのも別に普通といった雰囲気。

でも途中からなんか場を盛り上げる曲を求められている空気が漂い始め、妙な流れに。

仕方がないのでここぞというときの聖飢魔Ⅱ「蝋人形の館」。

…正直、これが滑ったらどうしようかと思ったわ。

この後カラオケが盛り上がり延長料金を払ってもう１周することになったので、
こういう店では定番とも言うべきクラブプリンスの「ラブどっきゅん」を発動！

これはさすがに女の子も１人ももれなく乗ってくれたし相当盛り上がりました。

話を聞くと、やっぱりこういう系とゴールデンボンバーは未だに超絶人気らしい。

こんなに完璧に歌う人初めて見たって言われたのが嬉しかった、自慢なので一応隠しとくけど。

まあ初回としては場にのまれない程度には立ち回れたんじゃないでしょうか。

なんか女の子が芋焼酎は飲めないみたいな話をするんでどういうことなのかと思ってたら、
店に入ってから自分がずっと飲んでた酒が芋焼酎だったらしい。

何の酒かも知らずに結構飲んでしまった。

僕は酔っても普段と何も変わらないんだけどまぶたの筋肉だけ緩むんですよ。

で、目が垂れてるのを見て「放心状態？」って聞かれてしまった（笑）

内心店が目に入った時点で軽く放心状態ではあったけどな！

入社後も下っ端時代はこういう店に行くことも多いんだろうな。