平凡

どうも、参人目です。

今日は漫画紹介じゃなく、最近の個人的漫画事情について描かせてもらおうと思う。
…自分語りなので注意だね。

早速本題なんだけど、最近新たに買ってみようと思える漫画が少なくなってきた。

当然ネタ切れなんてのもあるんだろうけど、
その割にはみんなあえて同じところに行ってるように見える。
…似たりよったりということだね。

絵にしてもこれが完成形ですよという絵柄がいくつか誕生してしまったせいか、
独自の絵柄というよりは一定の範囲内でやり合ってるように見える作品がほとんど。
…その点で今読んだことがなくて気になってるのは「ねじまきカギュー」。

まあこれも人間を題材にする以上は仕方ないかなと思うんだけどね。

人間のやることってどんなに特殊でもやっぱり限られてるし。
…そういう意味で早々と人間以外の主人公を模索した手塚治虫の凄さが際立つね。

例えば普通の人間なら腕が切り落とされたら二度と生えてこないし、
真っ暗な部屋では何も見えないし、空を飛ぶことなんてできるわけもない。

この辺りの設定が通常の機能として備わってる漫画ってあんまりないよね。
…一部の特殊能力者だけが持つからこそネタとして成立する的な。

例えば人間がどこを切られてもその場で二人に増殖するような生き物だったら、
漫画業界は一体どんな「ありきたり」を生み出していたんだろうか。

誰かがこの問いに簡単に答えを出した時点で、その設定はありきたりということになる。
…別にその人じゃなくても思いつく的な意味でね。

あと最近はジャンプ漫画による弊害も酷い。

編集が辞めさせてくれないのか辞めたくないのかしらないけど、
人気漫画がそれ一本だけで湯水のようにありとあらゆる設定を食いつぶしていく現状がある。
…一作品につきネタ一発で勝負するのがフェアなんじゃないの？

だんだん話が細かい方に行くけど、出すキャラを片っ端から噛ませ犬にするのもやめないか。

最強という設定で出てきたキャラは最後まで最強でいさせてやってくれ。
…実はもっと強い奴が出てこなくていいから。

話が細かくなりすぎて名指ししてるレベルになってしまいかねないので話を戻すよ。

とにかく、最終兵器彼女とか忍法帖シリーズ的な漫画が読みたいね。
…あ、確か最終兵器彼女のレビューしてないよな。

次回のネタが手に入ったところで長くなりすぎないためにも終わることにしよう。

今すぐにでも面白い漫画が読みたいね。