宗教

あの…奥山さん…わたし

言うな、聞きたくない。

っそんな！

お前は言わなくていい、俺が言う。

お前の事が好きだ。

…結婚しよう。

…！！

返事を…聞かせてくれるかな？

……はい。

これからも、よろしくお願いしますね。

ああ、よろしく。

…嬉しいのと恥ずかしいので走り出したい気分だな。

ウフフ…

笑うなよ…

奥山さん、大変です！

平田ぁ、お前こんな時に

新たなスカラー波が。

なに、すぐ調査に向かおう。

もう、奥山さんったら…

でも、それでこそパナウェーブ研究者だわ。

って白装束集団かーい！ッハッハッハ…

今回はいきなり設定変更から始まりました。

ところで、結局のところ、あの人たちは宗教的な集団だったの？

宗教にも良いものと悪いものがありますが、どちらにも言えることは、
私たち一般人よりは人を救う力があるということですね。

たとえ本当には救われてなかったとしてもね。

オウム真理教に救われた人だっているかもしれない。

そもそも自分と全く考え方の違う宗教に入ろうとするわけないし、
入った時点で信者はそれなりに満足できるだろう。

自分の宗教を明確にしておけば、ちょっと悩んでるときとかはそれに頼れるから便利だよね。

正直今のままで十分幸せな人に効果のある宗教なんてないと思うし。

ただ、信者の中にも特別熱心な人がいたりして、
その人から何かあるたびに誘われたりすると面倒くさいなと思ったりするよね。

でも理由が「面倒くさい」って時点でもうその人の意見には勝てないから。

いつも怠けてる人間ってのは社会的に見ても必要ないわけだからね。

例えば俺とか。

今日なんか、もう１０時間はゲームしたんじゃないか？

でもそのおかげで新たな発見があったよ。

ゲームをやり過ぎると目が赤くなる。

なんて、意味のない…