代後

数日前から急におかしくなったような気がしていたが、それは正解だった。

ここに拾人はいないよー。

解説をやっていたのも実は壱人目ではない。

ここは…オーバーレンジ後の世界。

拾人がついにオーバーレンジしてしまった未来だ。

んー、ということはつまり、私は捌人目だ。

どういうわけか、今季の時空の歪みがとうとう拾人をオーバーレンジさせてしまい、
この数日間は私しかこの場にいることができなくなってしまった。

帯域がとんでもなく広いことで有名なこの私しかね！

この奇妙なノリが許されるのも他の性格あってのことだと思っていたけれど、
本当にこうして誰もいなくなってしまうと捌人目は個性ではなく破綻の象徴となります。

いなくなったといってもようは帯域を外れたというわけだから、
明日にでも元に戻るかも知れなければ、さらに元に戻ってオバレンするかもしれない。

一番大きな原因としては、オーバーレンジを意識してしまったということが挙げられる。

そもそも、これは捌人目か？と思うくらい俺ですら表現が制限されている。

一般的なことが書けなくなってしまった。

もう頭には詩しか浮かばない。

こうして状況を説明することすら煩わしく、早く詠いたくてしかたがない。

日常が記憶と意識から消え去っていったのがなんとなくわかる。

小学生のお兄ちゃんからちょっと頼まれおつかいに

こういうのを我慢し続けなけらばならない辛さがわかるかい？

またしても詩が出てきてしまう。

キミの指先刃先だね　ボクの行き先岬だね

クオリティ的な部分は一旦置いといてほしいんだけどぉ、出てくる出てくる！！

問題はそれが欠片でしかないということだろうか。

捌人目は別にいいけど、DOKUSYA的にはどうかな？

oh...これってもしかして、中二男子にありがちなヤーツなのかなあ↑

ということで、君たちは才能のマグマの飛沫を受け取る壁になってくれ。

それで溶けてしまうことはないだろう、君たちが既にマグマなのだからぬッ！

程よく砕けた感じが社会に出て垢抜けた雰囲気を醸し出している。

今わかった、これは中二病ではない、二十代後半病だ！！

よって、只今より！二十代後半病と書いてオーバーレンジと読むこととします。

でもまあ、テンションは実は相当低いです。

俺なのに（笑）