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虚節イッター:記事を更新したいお年頃になってしまったようです
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今夜からニコニコ生放送で「真夏のホラー映画42連発」という企画をやっているらしい。

そこで、今年はこれを(タイムシフト含めて)全部見て、レビューしていこうと思う。

内容についてはあまりネタばれにならない程度にするつもりではあるが、
きわどいところまで触れるつもりなので知りたくない人は見ないように。

記事には内容へのレビューとアンケートの投票番号(理由も)を掲載。

※1:とても良かった、2:まあまあ良かった、3:あまり良くなかった、4:良くなかった

前半の21夜までを掲載して行こうと思いましたが、多かったので14夜ずつ3つに分けます。

それでは早速GO!

第01夜
『怪談新耳袋 殴り込み!』 ※2
映画自体は全然面白くなかったというか、映画ではなかったと言った方がいい。
おっさんがビビってる様を延々と見続けるのが好きな人はどうぞ。
その後にリアル生放送で精肉場に乗り込んだわけだが、リアルに声が聞こえたり音がしたり、
こっちの方が(ヤラセだったとしても)相当面白かった。
が、神聖かまってちゃんガチビビりすぎてマジ使えねーわ。

第02夜
『テキサス・チェーンキラー・ビギニング』 ※4
こんなもん4しかあり得んわ!なんだこのクソ映画!?
まがい物にもほどがあると思いました、しかもギャグでもないっていう救いようのなさ。
キモイオヤジとババアが流れ者を奴隷扱いして楽しむ様を見るのが好きな人はどうぞ。
ただしこれを見るなら他の映画を見た方が時間の節約になっていいと思うよ。

第03夜
『×ゲーム』 ※1
昨日のあまりのクソさのせいでハードルが下がっていたためか、余裕で楽しめた。
やっぱホラーは日本製に限るなと思わせてくれるが、いわゆる心霊ものではない。
全て人間がやっているからこそ怖いというパターンの作りで、いじめがテーマ。
主人公はいじめに参加してなかったはずなのになぜその仕返しを受けることになったのか?
その辺がラストでのどんでん返しにも効いてきて、終盤の超展開がかなり面白かった。
被害者が元いじめる側(わりとガチの屑)なので拷問シーンもそれほど感情移入せず見られる。

第04夜
『ヴァンパイア イン ラスベガス』 ※4
最初の5分でいきなりの内臓ブッパで期待は高まったが、結局その5分が一番面白かった。
ほんとは5以下の評価をつけてやりたいくらいに呆れるほどのクソ。
最後の10分で日光への耐性を得たヴァンパイアだったが、直後に拾った木の枝を刺されて死んだ。
完全なネタバレだが、これ以上被害者を増やさないためにもあえて書かせてもらいます。
この映画を作った奴は5回ほどヴァンパイアに食い殺されても文句は言えないと思う。
第4夜にして早くも挫折しそうになっている自分がいる…

第05夜
『あなたの知らない怖い話 4』 ※3
やっとホラーきたああああああああああああああああああああ…と思ったらギャグだった件。
今までの中で1番ホラーやってはいるんだけど、映画でやるような話じゃないし作りが荒い。
霊のくせにガラス持って襲いかかってきたり飛びついてきたりなんでこんなに肉弾戦主体なの?
アパートの話で自殺者の霊が5、6人で女囲んで暴れだしたときにこれは駄作だと確信した。
まあ、オムニバス形式だとこういうことになりますよね、テンポはよかったと思うよ。

第06夜
『ベビー・ルーム』 ※2
ようやくこの企画、B級の壁を破ったようですね。
普通に面白かったしちゃんと映画だったしホラーだったし初日がこれだったらテンションMAXだった。
スペイン産ということで全然期待してなかったけど、アメ公とは格が違ったわ。
ただ、途中「バテン・カイトス」の図書館のBGMに酷似したBGMがかかったのが気になった。
他にも3人ほど「このBGM聞いたことあるな」って言ってたのでほぼ間違いないと思う。

第07夜
『マーダー・フィルム』 ※2
これは面白かった、アメリカ勢汚名返上ですね。
まさにアメリカのホラー、アメリカのホラーといえばこれって感じのストーリーでした。
ジェイソンとフレディを足して2で割って武器がドリルになったバージョンみたいな。
最後まで見るとアメリカ産サイレンみたいな印象になってきてティミーがSDKに見えてしまった。
作りが上手くて顔に大穴が開いたまま話してるシーンとか作りもの臭がなくてかなり良かったです。

第08夜
『立入禁止●REC』 ※4
ここにきての初タイムシフト視聴でしたが、そのまま見忘れててもよかったな。
開始5分で「今日は4だな」の声がちらほら現れ始めたが、本当にその通りだった。
もはやナレーションが海馬社長にしか聞こえなかったこと以外何の魅力もない駄作中の駄作。
訪問者達も事前に話しておくべきことをわざわざ部屋に入ってきてから説明するとか不自然すぎる。
何がドキュメンタリーだ、恥を知れ!こんなものは立入禁止ではない、販売禁止だ!
いや、本当だとしたらいろいろ起きてはいるんですけどね、手とか人影とか音とか。

第09夜
『女性鬼』 ※2
これはホラーなんだろうか、面白いと言えば面白かったんですけど。
設定については、「ヴァギナ・デンタータ」で検索してみてください。
噛み千切られた血塗れのチンコが無修正で見たい人はどうぞ。
正直これはホラーというよりギャグの枠だと思うので、まあ面白いとしか言いようがないわ。

第10夜
『リアル肝試し』 ※3
ここにきてようやく「ホラーというからにはこういう感じにしてほしい」という雰囲気の映画がきた。
ただ完成度的に物凄く残念な作りになってたのが、まさに残念と言わざるを得ない。
本編にも(とってつけた)ストーリーがあるのに、途中に別の話が割り込んできてテンポが悪い。
日本はこういうオムニバス形式に逃げる癖をなんとかした方がいいと思います。
それでも視聴者をビビらせるための演出はこれまでで一番頑張ってたので4は回避で。

第11夜
『妖怪大戦争(1968年版)』 ※1
1にした理由:妖怪が出ている。
なんか1にしておかないといけない空気が出てたので1にしてみたら56%が1だった(笑)
良くも悪くも昔の映画という雰囲気があるが、妖怪好きなら見ても損はないと思う。
ただ普通に映画として見るという人からしてみれば4という評価もまあ納得だな。
二口女が美人過ぎて笑った。

第12夜
『怪猫有馬御殿』 ※1
60年前の映画とは思えない激しいアクション(笑)
展開が早くて飽きがこないし復讐劇として実によく出来ている。
妖怪というのは相手に恐怖を与えるより、首一つになっても淡々と殺すんですよね。
妖怪のことが実によくわかっている、素晴らしい作品でした。

第13夜
『富江』 ※3
ホラー的演出はあるものの、これをホラーだとは認めたくないな。
自己再生能力を持った女の話で、首だけになっても再生する(でもクソ弱い)。
結局この女が何がしたかったのかがわからなかったので終始意味不明だった。
正直富江が首を切り落とされる時の音がグロい程度だと思う。
菅野美穂と(髪が生えていた頃の)温水の無駄遣いだわ。

第14夜
『四谷怪談』 ※1
ここまでの作品の中では冗談抜きに群を抜いて1番の名作でした。
役者の演技、ストーリー、見せ方、全てが巧い。
ここまで強制的に見せる話は少なくともこれまでの作品の中にはなかったですね。
今後は呪怨や着信アリなどいろいろありますが、まずこれは見ておいてほしいと思います。
怪談と言えばこれですね。
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