半額

昨年度末で終わったはずのガイナーレのバイトの連絡が来たんだが。

もともと土日限定のバイト募集だったために平日は人が集まらないそうだ。

といっても、既に誘った側がバイトを辞めているのに俺が誘われるというのは謎だ。
（このバイト自体友人に誘われて始めたものであって、自分で応募したわけではない）

そんなに人がいないというのか。

まあ午後からだったんで１日使うのに比べたら楽なもんだ。
（給料も半分だけど）

しかも何回かやって仕事内容にも完全に慣れているし、何も問題ないね。

しかし看板を運ぶのだけはいつも疲れるよな。

この作業のためだけに滑りにくい手袋を買ったからね。

最初は軍手でやってたが、運びづらいなんてもんじゃなかった。

腕が疲れたというわけでもないのに落としてしまう事態が発生したからな。

これはさすがにマズイと言うことで買わざるを得なかった。

しかし、今までは屋台側の片づけが終わる頃には場内も片付いてたんだが、
今回は屋台側を全部片付けたあとで看板の撤収に入るという謎の仕事量。

これ実質１日分給料もらえるレベルだったんじゃね？

しかし５、６時間程度で５千円もらえるんだからまあ文句もないわな。

それにこの時期の思わぬ収入は素直にうれしい。

蹴活では最終的に払った金は無かったとは言え、道中で金は動いていたわけで、
金の大切さがよく理解できた期間ではあったと思う（笑）

仕事が多かったわりに全員が手際よく動いたので予定通り終わり、
気分良く帰れると思ったその時問題は起こった。

自転車の鍵がない。

これは面倒なことになったと思い、とりあえず帰ろうとしていた車を止めて事情を説明。

鍵を壊せないかと話してみたがそんな道具は無く、車で送ってもらうことに。

しかしこの時藤乃と約束をしていたので、家までではなく店まで送ってもらうという謎の依頼。

まあ、その店を出るときにふとポケット探ってみたら鍵あったんだけどね（爆）

いつもはズボンのポケットに入れていたが、その日はたまたま上着のポケットに入れていた。

しかし結果自転車で帰るより早く目的地に着けたので、まあよしとしよう。

向こうの人も真相が分かってない以上、人助けをしていい気分になれたに違いない。

感謝はしっかりと伝えたわけだし、誰も損をしなかったという意味ではよかったのだ。
（そもそもこの時点では俺も本気で鍵をなくしていたので後ろめたい気持ちもない）

しかし今回誘いが来たということは今後もまた誘われることがあるんだろうか？

まあその場合は暇なら参加すればいいだけだし特に問題もないか。