米子

陰陽座！！陰陽座！！陰陽座！！陰陽座！！陰陽座！！陰陽座！！…

これをやるためにライブに行ったような気もする。

これで晴れて俄を卒業することができました、ありがとうございました！！

まず会場についてビックリしたのが、商店街なのに６時過ぎたら開いてる店がない。

米子市と言っても鳥取市と何も変わらないんですね。

そしてさらに驚いたのが…いや、これは驚いたわけではなかったんですが（笑）

集まってる人が２００人もいない。

まあ開場前に来てたんでその後からも人は来てたんですけど。

開演前、会場入りしてみると、そもそも会場の収容人数が２００人くらいしかないんです。

ようはどこにでもある一般的なライブハウス。

入った時点ではまだ結構会場に余裕があって、普通に中ほどまで行くことができました。

始まる頃にはさすがに開場は完全に埋まってましたけど。
（でもチケットは完売してなかったんだよな）

そしてあの長髪が登場！と思ったらただの機材点検の人でした。

いやでもあのテンションで長髪の人出てきたら普通勘違いするでしょ。

しかし危なかったのは、結構良いチケット番号だったのに一度入場が始まったらもう無効なんです。

早めに会場に来といてよかった…

そして陰陽座登場。

もうね、大画面でDVDを見てるような気分でした。

しかし、人間。

今まで僕が陰陽座に持っていたイメージと決定的に違ったのがこれでしょうか。

ついに陰陽座も僕の知っている「人間」になったというわけです。

やはり実際に見たということの効果は大きいですね。

そりゃそうでしょう、例えば全く見たこともない伊達政宗の素晴らしさをどうやって実感できようか。

まあよりその人について詳しく調べれば調べるほど知識的には近い存在になりますし、
会わなくても以前の僕と陰陽座のようにその素晴らしさがどんなものかを理解することはできます。

しかし、本人を目にしたという要素に敵うわけがないんです。

ということであった。

目標は全曲完璧に合の手を入れることだったんですけど、テンションが上がって忘れてました。

忘れていたのは以下の３つ

式を駆る者の１回目の「成！敗！」の「成！」
生きることとみつけたりの最初の「礼！」
がしゃ髑髏の最初の「髏！」

こんなに忘れたらファンとしては赤点ですよ。

しかしマジで滅多にやらない土蜘蛛忌譚で完璧に合の手が入れられたことは良かった。

あの曲の合の手が多分全曲中一番複雑です。

しかも滅多にやらないからガチファンじゃない限りあれは絶対無理です。

「地蜘蛛！穴蜘蛛！」、「袋！腹切り！」、「侍！ねぬけ！」、「ずぼずぼ！勘平！嫌だ！厭じゃ！」

こんだけ。

基本は一言二言を繰り返すだけなのにこの曲だけこんな感じなんですよね。

まあそんなこともありつつ、あとの話は僕が一人で楽しむために詳しくは書きません。

しかし、僕の立ってた位置がまさに僕のために用意されたかのような位置で、
ちょっと角度を変えるとメンバー全員がハッキリと見えたんですよね。

前にいる人達がメンバーのところまでちょうど二つに分かれているというか。

４年待った甲斐があったな。

それにしても、１０年以上活動してきて未だにこんな小さなライブハウスに来てくれる。

…最高ですよね、陰陽座。